ハロ

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ハロ
外国語表記 HARO
登場作品
声優
宇宙世紀作品
井上瑤(1st)
高木早苗(劇場版I)
新井里美(劇場版Ζ、THE ORIGIN)
荘真由美(Ζ、ΖΖ)
広橋涼(UC)
松本梨香(V、Gジェネ)
SEEDシリーズ
三石琴乃(SEED)
折笠富美子(SEED DESTINY)
00シリーズ
小笠原亜里沙(オレンジ)
高山みなみ(赤)
入野自由(HARO)
佐藤有世(青)
AGEシリーズ
遠藤綾
水星の魔女
古川慎 (オレンジ)
富田美憂 (緑)
デザイナー 大河原邦男
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プロフィール
種族 ロボット
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概要[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム』を皮切りに各作品に登場する小型球体ロボット。

基本的にはサッカーボールからビーチボールほどの大きさで、『1st』に登場した黄緑色を基本に後発作品では様々なカラーリングが登場している。目はピンクないし黄色が多く、発光させることが可能[1]。また自分で移動する際は転がったり跳ねまわったり、胴体側面に収納した手足を使ったりできる。意思表示には目の点滅・発話・手のカバー[2]をパタパタ動かすなどの行動をとる。

開発・運用目的の違いから搭載機能はシリーズによって差が大きいが、簡単な会話能力が付与され、メカよりもキャラとして位置付けられている点は共通している。

元々愛玩用ロボットとして設定されたこともあり、外観や挙動の可愛らしさと登場作品の多さからガンダムシリーズ全体を象徴するマスコットとして認識・利用されており、商品展開も豊富。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム
初登場作品。SUN社によって開発された後アムロ・レイが改造を施しフラウ・ボゥにプレゼントしたペットロボット、という設定が一般的で、主にカツレツキッカの玩具となっている。第1話でアムロとフラウが避難するシーンにおいて数倍の大きさで描かれている作画ミスは有名。
機動戦士Ζガンダム機動戦士ガンダムΖΖ
アムロの改造品をSUN社が改めて商品化したものが登場。年少組(シンタクム)の玩具にされている点は変わらないが、手足がない代わりに中央部を開いてノートパソコンとして使用できる。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
アムロがハサウェイにプレゼントしたものが登場。
機動戦士ガンダムUC
バナージ・リンクスの所有品として登場するが、既にブームが去った過去の遺物という扱いである。バナージは独自の改良を加えて持ち歩いている。
機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのメモリーより
カイがサイド3の一年戦争記念館にて、『1st』『Ζ』『逆襲のシャア』三代のハロと対面。初代ハロはホワイトベースのことを、共に戦ったカイのことを覚えていた。
上記の宇宙世紀作品における設定が整理された他、「戦前のSUN社製品は別の名前で、再販時にアムロの許可で名前をもらった」「初代に手足をつけたのはアムロの改造」「ガンダムの開発過程でテム・レイが作った学習回路(サイド6でアムロが受け取ったものと同型)を内蔵している」といった裏話が語られている。記念館で限定復刻もされている模様。
機動戦士Vガンダム
ハンゲルグ・エヴィンが拾ってきて高性能に改造したうえでウッソ・エヴィンに渡されたという設定。それまでに発表された作品とはうって変わって非常に高性能・高機能なロボットとして描かれており、カメラ・シャボン玉スクリーンに利用したプロジェクター・ワイヤーガンなどの機能を内蔵しているほか、白兵戦では体当たり、MS戦ではウッソの操縦補助やある程度の自律操縦をによって戦闘に参加する。ハロが最も高性能に描かれている作品の1つ。
漫画版∀ガンダム(マガジンZ版)
バグの擬態した姿として登場。ディアナ・ソレルの暗殺に用いられた。作中ではディアナに同伴していたソシエ・ハイムが手に取った瞬間に擬態を解き、ソシエを殺害するというショッキングな展開で読者に衝撃を与えた。
機動戦士ガンダムSEED
『V』同様にそれまでの作品とは一線を画す設定がなされており、アスラン・ザラが婚約者のラクス・クラインにプレゼントした個体が多数登場。従来のハロより小さいソフトボール大の大きさで、カラーリングは1体ずつ異なるためラクスからは色名をとって「~~ちゃん」と呼ばれている(例:ネイビーちゃん、ピンクちゃん)。言語学習機能があり、関西弁を話す個体やアスラン、ラクスの名前を呼ぶ個体もいる。総数は不明だがアイキャッチでは画面を埋め尽くすほどの数がおり、ハロ同士で鬼ごっこが可能な規模。その中でもラクスはピンク色を持ち歩いていることが多く、この個体には電子ロックに対するピッキング機能が搭載されている。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
ラクスのハロの語彙(発話レパートリー)が増えたほか、屋敷への襲撃を察知する個体(≒警備システムとリンクした個体と思われる)やフリーダムガンダムの格納庫の鍵を保管する個体も登場している。また経緯は不明だがミーア・キャンベルも赤色で英語を話すハロを所持している。
機動戦士ガンダム00
ソレスタルビーイングが多数開発・運用する自律ロボットとして登場。組織の人員を抑えるための自律サポートメカとして運用されており、サポートメカ「カレル」と合体してプトレマイオスや各MSの整備に当たることも可能。足には足首がついているが、跳ね回って移動することも多い。他作品よりも知能が向上しているようで、気まずい空気になったマイスターたちの中に入っていって和ませようとする(そして波にさらわれかける)、誰に言われなくとも整備作業にあたろうとするなど独自行動の描写も多い。
オレンジハロ
2人のロックオン・ストラトスの相棒として共に行動した個体で、他の個体から「兄」と呼ばれるリーダー格の存在。ガンダムデュナメスケルディムガンダムの操縦補助を担う。
赤ハロ、青ハロ
それぞれ『2nd』、『劇場版』に登場。赤ハロは沙慈・クロスロードとともに行動してオーライザーの操縦補助などを担い、青ハロはビットの搭載に伴って管制が複雑化したガンダムサバーニャのサポートをオレンジハロとともに担当。
HARO
ネーナ・トリニティの相棒として行動を共にし、ガンダムスローネドライのサポートも行う紫色のハロ。目つきが鋭くややガラが悪い。CBのハロよりも先に作られたためオレンジハロからも「兄」と呼ばれるが、CB側のハロの情報を持たないためそれらを同型機として認識はできない。『2nd』ではリボンズがネーナに対するメッセージを送る際に利用され、その直後にスローネが撃墜されてからは宇宙を漂っていた。ELS戦役直後にデブリ回収業者によって回収され、メモリに残っていた写真が流出したことでネーナがネット上の一部界隈で人気になる原因になったとされる。
機動戦士ガンダムAGE
フリット・アスノが自作したロボットとして登場。「口を開ける」ような動作によってPCとしても使用可能で、AGEシステムの解析にも利用される。
SDガンダムフォース
頭部がハロの形をしている「ハロ長官」が登場。優しそうな印象だが凄まじい戦闘力を誇る。
ガンダムビルドダイバーズ
仮登録段階のダイバーはハロの姿で登場している。この状態でも色の選択やオプション(猫耳など)の装着、MSの操縦が可能。
機動戦士ガンダム 水星の魔女
フロントでの生活で活用されるインフラロボットとして登場。作中では主にアスティカシア高等専門学園で用いられているオレンジのハロが登場しており、決闘委員会での撮影ドローンにも導入されている。担当声優については2022年12月31日のYoutube生放送「ガンチャン NEW YEAR'S EVE 2022」において、オレンジハロはシャディク役の古川慎氏、ロウジの緑ハロはチュチュ役の富田美憂氏がそれぞれ兼任していると公表された。
SDガンダム GGENERATIONシリーズ
ネタ枠(?)として登場。「サイコ・ハロ」などのパロディボスも存在する。

関連物・関連機体[編集 | ソースを編集]

ハロ (Gジェネ)
ハロの内、『SDガンダム GGENERATIONシリーズ』に登場するネタ機体。「丸い悪魔」の異名を持つ設定。
サイコ・ハロ
ハロを極限まで改造した機体で、サイコガンダムのパロディ機体。全身が黒く、破壊神と呼べるまでの凶悪な性能を持つ。
ゴッド・ハロ
サイコ・ハロが巨大なサイズになってしまった事を踏まえ、使い勝手が良くなるようサイズダウンした機体。『Gガンダム』に登場するガンダムをモチーフとしている。
ハロ(オウム)
機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場する、ベラ・ロナのペット。「コレガワカサカー」など宇宙世紀作品の名セリフを学習しているらしく、肩上で連呼する。
ハロロ
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』に登場するAIで、ハロの擬人化にあたる。
ハロロロ
機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11』に登場する、ハロロから株分けされたAI。
ソロン
機動戦士ムーンガンダム』に登場するペットロボット。第一世代ハロをベースにカスタマイズが施したもの。
ハロビー
ガンダム Gのレコンギスタ』に登場。ハロを彷彿とさせる外見を持つロボット。


商品情報[編集 | ソースを編集]

立体物 [編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 一部作品ではさらに目が「×」になったりしかめっ面をしたりとメカらしからぬ仕草を見せている
  2. 手が無い場合にもこれに相当する可動パーツが目の側面あたりについていることがほとんどである。