「バスターダガー」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
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開発当初はバスターと同等の性能を持つストライカーを105ダガーに装備する予定であったが、要求性能に達しなかったためにより高い砲撃能力を得るために本機が開発された。機体各部や武装などバスターの武装構成とほぼ同じとなっているが、バスターが接近戦をしていることも多かったため、その実戦記録を元に新たにビームサーベルを装備可能となっている。ミサイルポッドは3連装と半分となっているが、これは軽量化のためである。砲撃能力に特化しているため[[ストライカーパックシステム]]はオミットされた。他の武装として[[カラミティガンダム]]の武装も検討されていたが、過剰火力になるため廃案となった。
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開発当初はバスターの能力を持たせたストライカーパックを開発し、それをダガーに装備させることで砲撃戦機とする予定であったが、バックパックの換装だけでは要求性能を満たせないことが判明したため、ダガー本体も再設計と改良されることとなり本機が開発された。
  
105ダガーとの共有パーツが多かったために生産性に優れていたが、大戦中に大量生産されるには至らなかった。
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機体各部にはバスターを元にしたセンサーや装備が施されており、機体性能もバスターとほぼ同等となっている。武装構成もほぼ同じだが、奪取されたバスターの実戦データから一部改良が加えられており、接近戦用に[[ビームサーベル]]が装備可能となり、軽量化のために両肩部のミサイルポッドが3連装と半分に小型化されている。砲撃能力に特化した機体のため[[ストライカーパックシステム]]はオミットされている。なお他の武装として[[カラミティガンダム|カラミティ]]の武装も検討されていたが、それらは過剰火力として廃案となっている。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
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== 装備・機能 ==
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;350mmガンランチャー
 
;350mmガンランチャー
:右腰アーム側に接続される電磁レールガン。散弾による複数目標への攻撃等「面」の破壊に特化された武装。通常の質量弾頭の他にも、AP弾(徹甲弾)やHESH弾(粘着榴弾)等の各種特殊弾頭も射出可能。現実のガンランチャーは「ミサイルも発射できる大砲」なのだが、元々別の場所にミサイルポッドを装備している為かバスターがガンランチャーからミサイルを発射したことはない。
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:右腰アーム側に接続されている電磁レールガン。様々な特殊弾頭を発射可能。
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::350mmガンランチャーを前に、94mm高エネルギー収束火線ライフルを後に連結した形態。より広範囲に弾頭を発射することが可能。
 
;94mm高エネルギー収束火線ライフル
 
;94mm高エネルギー収束火線ライフル
:左腰アームに接続される大型ビームライフル。他の系列機に比べ大口径、高出力を誇り、当時の戦艦の主砲をも上回る火力を持つ。
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:左腰アーム側に接続されている大型[[ビームライフル]]。
;対装甲散弾砲
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:;超高インパルス長射程狙撃ライフル
:350mmガンランチャーを前に、94mm高エネルギー収束火線ライフルを後に連結した形態。一度に無数の弾を撃ち出し、複数の敵に打撃を与える、対艦・対MS(MA)用のショットガンのようなもの。連結モード時の制約として砲身への負担が大きいため、連続射撃は不可能となっている。
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::94mm高エネルギー収束火線ライフルを前に、350mmガンランチャーを後に連結した形態。長射程のビームを放つことが可能。
;超高インパルス長射程狙撃ライフル
 
:94mm高エネルギー収束火線ライフルを前に、350mmガンランチャーを後に連結した形態。精密な長距離射撃を行う事が可能。連結モード時の制約として砲身への負担が大きいため、連続射撃は不可能となっている。
 
 
;220mm径3連装ミサイルポッド
 
;220mm径3連装ミサイルポッド
:両肩に装備されたミサイルポッド。本機の白兵戦能力の低さをカバーする為に搭載された武装で、攻撃兵器としては充分な火力を持つものの、基本的に弾幕形成による敵の幻惑・撹乱やミサイル迎撃等、近接防御に使用される事が多い。
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:両肩部に2基装備されているミサイルポッド。軽量化のために数は半分に減らされているが、性能自体はバスターの物と同等。
;ES01 ビームサーベル
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;ES01 [[ビームサーベル]]
:両腕のハードポイントにオプションとして装備可能。
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:両前腕部ハードポイントに計2基装備されているビームサーベル。[[105ダガー|ダガー]]と同様の武装で、[[バスターガンダム|バスター]]の接近戦が多かったことから追加された。
  
 
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2021年9月27日 (月) 19:38時点における版

バスターダガー
外国語表記 Buster Dagger
登場作品
デザイナー 町田能彦
テンプレートを表示
スペック
分類 支援用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 GAT/A-01E2
全高 17.81m
本体重量 80.70t
主動力 バッテリー
装甲材質 ラミネート装甲 (胴体部のみ)
開発組織 地球連合軍
所属 地球連合軍
主なパイロット
テンプレートを表示

概要

地球連合軍105ダガーをベースに開発したバスターガンダムの量産型。

開発当初はバスターの能力を持たせたストライカーパックを開発し、それをダガーに装備させることで砲撃戦機とする予定であったが、バックパックの換装だけでは要求性能を満たせないことが判明したため、ダガー本体も再設計と改良されることとなり本機が開発された。

機体各部にはバスターを元にしたセンサーや装備が施されており、機体性能もバスターとほぼ同等となっている。武装構成もほぼ同じだが、奪取されたバスターの実戦データから一部改良が加えられており、接近戦用にビームサーベルが装備可能となり、軽量化のために両肩部のミサイルポッドが3連装と半分に小型化されている。砲撃能力に特化した機体のためストライカーパックシステムはオミットされている。なお他の武装としてカラミティの武装も検討されていたが、それらは過剰火力として廃案となっている。

ダガーとの共用パーツが多く優れた生産性を有していたが、ロールアウトがC.E.71年7月5日と終戦に近かったこともあり、大戦中に大量生産されるには至らなかった。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED MSV
出典元。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY DESTINY

装備・機能

特殊機能

ラミネート装甲
DPX-M30融除材ジェルを応用したラミネート装甲。105ダガーから引き続き搭載されている。

武装・必殺攻撃

350mmガンランチャー
右腰アーム側に接続されている電磁レールガン。様々な特殊弾頭を発射可能。
対装甲散弾砲
350mmガンランチャーを前に、94mm高エネルギー収束火線ライフルを後に連結した形態。より広範囲に弾頭を発射することが可能。
94mm高エネルギー収束火線ライフル
左腰アーム側に接続されている大型ビームライフル
超高インパルス長射程狙撃ライフル
94mm高エネルギー収束火線ライフルを前に、350mmガンランチャーを後に連結した形態。長射程のビームを放つことが可能。
220mm径3連装ミサイルポッド
両肩部に2基装備されているミサイルポッド。軽量化のために数は半分に減らされているが、性能自体はバスターの物と同等。
ES01 ビームサーベル
両前腕部ハードポイントに計2基装備されているビームサーベル。ダガーと同様の武装で、バスターの接近戦が多かったことから追加された。

対決・名場面

関連機体

105ダガー
ベース機。
バスターガンダム
コンセプト元。
ヘイルバスターガンダム
バスターの武装をストライカー化した「バスターストライカー」を採用している機体。本機と関わりがあったかは不明。

リンク