「マグネットコーティング」の版間の差分

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[[モスク・ハン]]博士が開発した、[[ミノフスキー粒子|ミノフスキー物理学]]の応用によりモノポール(磁気単極子。N極あるいはS極しか持たない磁石)を安定固着させる磁気塗膜。[[フィールド・モーター]]の反応速度や駆動性を向上させる技術で、コーティングを施した部分の機械的な干渉を打ち消し、抵抗を劇的に減少させる。理論上は摩擦を軽減させる事で無限の加速を可能にすると言われている。
 
[[モスク・ハン]]博士が開発した、[[ミノフスキー粒子|ミノフスキー物理学]]の応用によりモノポール(磁気単極子。N極あるいはS極しか持たない磁石)を安定固着させる磁気塗膜。[[フィールド・モーター]]の反応速度や駆動性を向上させる技術で、コーティングを施した部分の機械的な干渉を打ち消し、抵抗を劇的に減少させる。理論上は摩擦を軽減させる事で無限の加速を可能にすると言われている。
  
[[一年戦争]]末期に[[ガンダム]]に使用され、[[ニュータイプ]]として目覚ましい進化を遂げつつあった[[アムロ・レイ]]の操縦に追随出来るだけの反応速度を獲得し、その有用性を実証した。戦後は[[可変モビルアーマー]]や[[可変モビルスーツ]]の変形時間短縮に用いられており、技術の普及に伴って相対的に優位性は失われていったと思われる。
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[[一年戦争]]末期に[[ガンダム]]に使用され、[[ニュータイプ]]として目覚ましい進化を遂げつつあった[[アムロ・レイ]]の操縦に追随出来るだけの反応速度を獲得し、その有用性を実証した。戦後は[[可変モビルアーマー]]や[[可変モビルスーツ]]に採用され、関節以外の機体各所の駆動部分、装甲とのヒンジやスライド部分にコーティングを施す事で変形時間短縮し高速変形を可能とした。この技術は第2世代モビルスーツにも積極的に採用され、[[AMBAC]]性能を向上させるバインダーやアクティブ・スラスターの可動部をコーティングする事で、MSの運動性を更に向上させるに至った。
  
 
== 関連作品と使われ方 ==
 
== 関連作品と使われ方 ==
 
;[[機動戦士ガンダム]]
 
;[[機動戦士ガンダム]]
:ソロモン会戦後、パイロットである[[アムロ・レイ]]の反応速度に追従出来なくなった[[ガンダム]]の性能向上の為に施された。
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:初出作品。ソロモン会戦後、パイロットである[[アムロ・レイ]]の反応速度に追従出来なくなった[[ガンダム]]の性能向上の為に施された。
 
;[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]
 
;[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]
 
:ガンダムNT-1に採用されており、本機の反応速度の向上に一役買っている。
 
:ガンダムNT-1に採用されており、本機の反応速度の向上に一役買っている。
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:ジオン系唯一のマグネットコーティング採用機として[[アクト・ザク]]が登場している。
 
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;[[機動戦士Ζガンダム]]
 
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:[[アッシマー]]などの可変機に使用されている。機体の変形時間の短縮が主な採用目的。
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:[[アッシマー]]や[[ギャプラン]]などの可変機に使用されている。機体の変形時間の短縮が主な採用目的。
 
;[[機動戦士ガンダムUC]]
 
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:[[ユニコーンガンダム]]の変形機構に[[フィールド・モーター]]と共に採用されている。
 
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*[[ガンダム]]
 
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*[[G-3ガンダム]]
 
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*[[ガンダム4号機]]
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*[[ガンダム5号機]]
 
*[[ガンダムNT-1]]
 
*[[ガンダムNT-1]]
 
*[[ブルーディスティニー1号機]]
 
*[[ブルーディスティニー1号機]]
 
*[[ブルーディスティニー2号機]]
 
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*[[ブルーディスティニー3号機]]
 
*[[ブルーディスティニー3号機]]
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*[[グール]]
 
*[[アクト・ザク]]
 
*[[アクト・ザク]]
 
*[[アッシマー]]
 
*[[アッシマー]]
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*[[ギャプラン]]
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*[[ザク・マシーナリー]]
 
*[[ユニコーンガンダム]]
 
*[[ユニコーンガンダム]]
 
*[[バンシィ]]
 
*[[バンシィ]]

2024年3月26日 (火) 18:22時点における最新版

マグネットコーティング(Magnet Coating)[編集 | ソースを編集]

モスク・ハン博士が開発した、ミノフスキー物理学の応用によりモノポール(磁気単極子。N極あるいはS極しか持たない磁石)を安定固着させる磁気塗膜。フィールド・モーターの反応速度や駆動性を向上させる技術で、コーティングを施した部分の機械的な干渉を打ち消し、抵抗を劇的に減少させる。理論上は摩擦を軽減させる事で無限の加速を可能にすると言われている。

一年戦争末期にガンダムに使用され、ニュータイプとして目覚ましい進化を遂げつつあったアムロ・レイの操縦に追随出来るだけの反応速度を獲得し、その有用性を実証した。戦後は可変モビルアーマー可変モビルスーツに採用され、関節以外の機体各所の駆動部分、装甲とのヒンジやスライド部分にコーティングを施す事で変形時間短縮し高速変形を可能とした。この技術は第2世代モビルスーツにも積極的に採用され、AMBAC性能を向上させるバインダーやアクティブ・スラスターの可動部をコーティングする事で、MSの運動性を更に向上させるに至った。

関連作品と使われ方[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム
初出作品。ソロモン会戦後、パイロットであるアムロ・レイの反応速度に追従出来なくなったガンダムの性能向上の為に施された。
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
ガンダムNT-1に採用されており、本機の反応速度の向上に一役買っている。
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
ブルーディスティニー系列機に採用されている。
MSV
マグネットコーティングを採用した機体としてG-3ガンダムが登場。
MS-X
ジオン系唯一のマグネットコーティング採用機としてアクト・ザクが登場している。
機動戦士Ζガンダム
アッシマーギャプランなどの可変機に使用されている。機体の変形時間の短縮が主な採用目的。
機動戦士ガンダムUC
ユニコーンガンダムの変形機構にフィールド・モーターと共に採用されている。

採用機体[編集 | ソースを編集]

関連用語[編集 | ソースを編集]

可変モビルスーツ
フィールド・モーター

リンク[編集 | ソースを編集]