「ヴァンセイバーガンダム」の版間の差分

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== LV-ZGMF-X23S ヴァンセイバーガンダム(Vent Saviour Gundam) ==
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{{登場メカ概要
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| 全高 = 18.69m
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
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[[ライブラリアン]]が[[セイバーガンダム]]を独自に改修・再設計した機体。[[型式番号]]冒頭の「LV」は「ライブラリアン・ヴァン」の略であり、「ヴァン」はフランス語で「風」を意味する。設計データは[[プロトセイバー]]の物を使用している。
ライブラリアンが[[セイバーガンダム]]を独自に改修・再設計した機体。形式番号冒頭の「LV」は「ライブラリアン・ヴァン」の略であり、「ヴァン」はフランス語で「風」を意味する。主翼の位置が両肩に変更され、MS形態時でも展開が可能となったため空中での姿勢制御能力が向上している。また、[[インフィニットジャスティスガンダム]]のファトゥム-01を参考にした、アムフォルタスの砲身を両肩から展開する形態が追加されている。他にも頭部センサー、内部構造、装甲材質が強化されており、外見以上に原型機とは別機体となっている。ストライカーパックシステムも搭載されており、各種ストライカーパックを装備することができる(アムフォルタスがあるので装備できるストライカーは限られる)。ヴェイアが搭乗していた時は何も装備されていなかったが、後にイライジャが搭乗した際にはリミッターが設けられ、マガノイクタチストライカーが装備されている。
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本機は大気圏内での飛行性能が特に強化された機体となっている。主翼の取り付け位置は背部から肩部に変更されており、[[モビルアーマー]]形態時の配置が本体の底面に近い位置となったことで機体全てが揚力を得るのに有利な構造となっている。また、[[モビルスーツ]]形態でも水平に展開することが可能となり、空中での姿勢制御能力が向上している。他にも機体全体の設計が見直されており、頭部には新型センサーを搭載することで気流の動きを感知しやすくなり、装甲材質の再検討によって防御力を損なうことなく軽量化に成功している。
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他のライブラリアンの機体と同様に[[ストライカーパックシステム]]が搭載されているが、アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲が干渉するため装備できるストライカーは限られており、標準装備としては何もストライカーを装備していない。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY]]
 
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== 装備・機能 ==
 
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=== 特殊機能 ===
 
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;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
 
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:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
 
:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
 
;変形
 
;変形
:MA形態へ変形する。
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:[[モビルアーマー]]形態、ファトゥム形態に変形可能。
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:各種ストライカーパックに換装する。
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:各種ストライカーに換装可能。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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==== ヴァンセイバー本体側 ====
 
;MMI-GAU25A 20mmCIWS
 
;MMI-GAU25A 20mmCIWS
:頭部に2門内蔵された機関砲。MA形態時は砲口がシールドで覆われてしまうため、使用不可。
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:頭部に左右一対2門内蔵されている対空機関砲。MA形態では使用不可。
;MA-BAR70 高エネルギービームライフル
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;MA-BAR70 高エネルギー[[ビームライフル]]
:マティウス・アーセナリー製のビームライフル。他のセカンドシリーズ用のライフルと機構は共通。MA形態時は肩アーマーと主翼を繋ぐジョイントパーツにマウントされ、固定兵装として使用される。
+
:ベース機と同様のビームライフル。MA形態では機体下部に装着されそのまま使用可能。
;MA-M941 ヴァジュラビームサーベル
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;MA-M941 ヴァジュラ[[ビームサーベル]]
:セカンドシリーズ共通のビームサーベル。アムフォルタス砲身側面に2基装備。
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:背部のアムフォルタス側面に計2基装備されている近接武装。
 
;M106 アムフォルタス プラズマ収束ビーム砲
 
;M106 アムフォルタス プラズマ収束ビーム砲
:背部に装備された2門の高出力プラズマ砲。フリーダムのパラエーナをバッテリー対応仕様に改良し、エネルギー変換効率を高めたもの。MS形態時は両脇、もしくは両肩から前方に振り向けて使う。
+
:背部に装備された2門の高出力プラズマ砲。ベース機と同様の武装でオリジナルと同様に展開可能な他、ファトゥム形態という形態が追加されている。
 
;MA-7B スーパーフォルティスビーム砲
 
;MA-7B スーパーフォルティスビーム砲
:アムフォルタス砲身と同軸上に設置されたビーム砲。ジャスティスのフォルティスをアムフォルタスと同様、バッテリー対応仕様に改良したもの。連射性能を重視した設計となっている。
+
:アムフォルタス砲身と同軸上に設置されたビーム砲。ベース機と同様の武装。
 
;MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲
 
;MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲
:フリーダムなどに装備された物と同型。MA形態時の機首部分に2門内蔵。
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:MA形態時の機首部に2門内蔵されている対空機関砲。MS形態では使用不可。
 
;MMI-RD11 空力防盾
 
;MMI-RD11 空力防盾
 
:対ビームコーティングシールド。MA形態時には機体下面に装着され、死角からの攻撃に対応すると共に、整流効果を担っている。
 
:対ビームコーティングシールド。MA形態時には機体下面に装着され、死角からの攻撃に対応すると共に、整流効果を担っている。
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==== マガノイクタチストライカー側 ====
 
;マガノイクタチ
 
;マガノイクタチ
:ミラージュコロイドを利用し、対象のMSバッテリーを強制放電させ、その電力を吸収する装備。本機の場合空力制御用のユニットとしてしか使用されていない。
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:[[ミラージュコロイド]]を利用し、対象のMSバッテリーを強制放電させ、その電力を吸収する装備。本機の場合空力制御用のユニットとしても機能する。
 
;マガノシラホコ
 
;マガノシラホコ
 
:マガノイクタチに付属する投げ槍。先端がフェイズシフト装甲で出来ている。本体とワイヤーで接続されているため何度でも使用可能である。
 
:マガノイクタチに付属する投げ槍。先端がフェイズシフト装甲で出来ている。本体とワイヤーで接続されているため何度でも使用可能である。
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[セイバーガンダム]] / [[プロトセイバー]]
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:ベース機。設計データ自体はプロトセイバーの物を使用している。
:原型機。
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;[[インフィニットジャスティスガンダム]]
;[[ゲイルストライクガンダム]][[レーゲンデュエルガンダム]][[ヘイルバスターガンダム]][[ネブラブリッツガンダム]][[ニクスプロヴィデンスガンダム]][[ガンダムアストレイ ミラージュフレーム]]
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:ファトゥム形態の運用データ元。
:ライブラリアンに属する僚機。
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;[[ゲイルストライクガンダム]] / [[レーゲンデュエルガンダム]] / [[ヘイルバスターガンダム]]<br/>[[ネブラブリッツガンダム]] / [[ニクスプロヴィデンスガンダム]] / [[ガンダムアストレイ ミラージュフレーム]]
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:他の[[ライブラリアン]]に所属する機体。
 
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== リンク ==
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== リンク ==
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2020年11月3日 (火) 19:45時点における最新版

ヴァンセイバーガンダム
外国語表記 Vent Saviour Gundam
登場作品
デザイナー やまだたかひろ
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スペック
正式名称 ヴァンセイバー
分類 試作型可変モビルスーツ
型式番号 LV-ZGMF-X23S
全高 18.69m
本体重量 74.29t
主動力 バッテリー
装甲材質 ヴァリアブルフェイズシフト装甲
開発組織 ライブラリアン
所属 ライブラリアンサーペントテール
主なパイロット グゥド・ヴェイア
イライジャ・キール
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概要[編集 | ソースを編集]

ライブラリアンセイバーガンダムを独自に改修・再設計した機体。型式番号冒頭の「LV」は「ライブラリアン・ヴァン」の略であり、「ヴァン」はフランス語で「風」を意味する。設計データはプロトセイバーの物を使用している。

本機は大気圏内での飛行性能が特に強化された機体となっている。主翼の取り付け位置は背部から肩部に変更されており、モビルアーマー形態時の配置が本体の底面に近い位置となったことで機体全てが揚力を得るのに有利な構造となっている。また、モビルスーツ形態でも水平に展開することが可能となり、空中での姿勢制御能力が向上している。他にも機体全体の設計が見直されており、頭部には新型センサーを搭載することで気流の動きを感知しやすくなり、装甲材質の再検討によって防御力を損なうことなく軽量化に成功している。

武装はベース機と同様の物をそのまま装備しているが、アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲を肩部上に展開するファトゥム形態が追加されている。これはインフィニットジャスティスのファトゥム-01の運用データを反映した物で、腕の可動範囲を損なうことなく高い機動性と格闘・射撃能力の両方を兼ね備えた形態となっている。

他のライブラリアンの機体と同様にストライカーパックシステムが搭載されているが、アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲が干渉するため装備できるストライカーは限られており、標準装備としては何もストライカーを装備していない。

イライジャ・キールの搭乗機となった際には彼が操縦の難しい本機を扱いきれなかったため、ロウ・ギュールの手で改修されている。特に高速飛行にイライジャが耐えきれなかったため、捕獲したネブラブリッツのマガノイクタチストライカーを装備してミラージュコロイドを利用して空力制御を行えるようになっている。ストライカーの色は本体に合わせて白に変更され、機体自体にもリミッターが設けられている。ちなみに本機はプロトセイバーの設計をベースとしていたことからミラージュコロイドに対応しており、マガノイクタチストライカーとの組み合わせはライブリアンでも有効と判断されていた。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ヴァリアブルフェイズシフト装甲
フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
変形
モビルアーマー形態、ファトゥム形態に変形可能。
ストライカーパックシステム
各種ストライカーに換装可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ヴァンセイバー本体側[編集 | ソースを編集]

MMI-GAU25A 20mmCIWS
頭部に左右一対2門内蔵されている対空機関砲。MA形態では使用不可。
MA-BAR70 高エネルギービームライフル
ベース機と同様のビームライフル。MA形態では機体下部に装着されそのまま使用可能。
MA-M941 ヴァジュラビームサーベル
背部のアムフォルタス側面に計2基装備されている近接武装。
M106 アムフォルタス プラズマ収束ビーム砲
背部に装備された2門の高出力プラズマ砲。ベース機と同様の武装でオリジナルと同様に展開可能な他、ファトゥム形態という形態が追加されている。
MA-7B スーパーフォルティスビーム砲
アムフォルタス砲身と同軸上に設置されたビーム砲。ベース機と同様の武装。
MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲
MA形態時の機首部に2門内蔵されている対空機関砲。MS形態では使用不可。
MMI-RD11 空力防盾
対ビームコーティングシールド。MA形態時には機体下面に装着され、死角からの攻撃に対応すると共に、整流効果を担っている。

マガノイクタチストライカー側[編集 | ソースを編集]

マガノイクタチ
ミラージュコロイドを利用し、対象のMSバッテリーを強制放電させ、その電力を吸収する装備。本機の場合空力制御用のユニットとしても機能する。
マガノシラホコ
マガノイクタチに付属する投げ槍。先端がフェイズシフト装甲で出来ている。本体とワイヤーで接続されているため何度でも使用可能である。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

セイバーガンダム / プロトセイバー
ベース機。設計データ自体はプロトセイバーの物を使用している。
インフィニットジャスティスガンダム
ファトゥム形態の運用データ元。
ゲイルストライクガンダム / レーゲンデュエルガンダム / ヘイルバスターガンダム
ネブラブリッツガンダム / ニクスプロヴィデンスガンダム / ガンダムアストレイ ミラージュフレーム
他のライブラリアンに所属する機体。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]