「105スローターダガー」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(→‎登場作品と操縦者: シビリアンアストレイDSSDカスタム)
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
1行目: 1行目:
== GAT-01A2R スローターダガー(Slaughter Dagger) ==
+
{{登場メカ概要
 +
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
 +
| 外国語表記 = 105Slaughter Dagger
 +
| 登場作品 =
 +
*[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]
 +
*[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY]]
 +
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 +
| デザイナー = 大河原邦男
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:機動戦士ガンダムSEEDシリーズ
+
{{登場メカ概要
**[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]
+
| タイトル = スペック
**[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY]]
+
| 分類 = 汎用量産型[[モビルスーツ]]
*デザイナー:大河原邦男
+
| 型式番号 = GAT-01A2R
*分類:汎用量産型[[モビルスーツ]]
+
| 頭頂高 = 18.0m
*装甲材質:[[ラミネート装甲]](胴体部のみ)
+
| 全高 = 全高
*頭頂高:18.0m
+
| 重量 = 57.05t(エールストライカー装備時:68.09t)
*全高:
+
| 主動力 = バッテリー
*本体重量:57.05t(エールストライカー装備時:68.09t)
+
| ジェネレーター出力 =
*全備重量:
+
| スラスター総推力 =
*主動力:バッテリー
+
| 装甲材質 = [[ラミネート装甲]](胴体部のみ)
*出力:
+
| センサー有効半径 =
*推力:
+
| 開発組織 = [[地球連合軍]]
*センサー有効半径:
+
| 所属 =
*開発組織:[[地球連合軍]]
+
| 所属組織 = [[地球連合軍]]
*主なパイロット:[[ファンフェルト・リア・リンゼイ]]、他
+
| 所属部隊 = [[ファントムペイン]]
 +
| 母艦 =
 +
| 主なパイロット =
 +
*[[ワイド・ラビ・ナダガ]]
 +
*[[ファンフェルト・リア・リンゼイ]]
 +
*[[サース・セム・イーリア]]
 +
*[[ホースキン・ジラ・サカト]]
 +
*[[ガルド・デル・ホクハ]]
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
[[地球連合軍]]第81独立機動群「[[ファントムペイン]]」の主力MS。「105スローターダガー」とも呼ばれる。<br />見た目は[[ダガー]]にエールストライカーを装備し、色を黒に変更しただけのようだが、内部機構に改良が加えられ、ダガーよりも性能が(若干ではあるが)高い。エールストライカーも飛行可能な改良型であり、基本的にはこれを標準装備しているが、他のストライカーパックも装備可能。
+
== 概要 ==
 +
[[地球連合軍]]の非正規部隊・第81独立機動群「[[ファントムペイン]]」の制式主力[[モビルスーツ]]。[[105ダガー]]にファントムペイン独自のマイナーチェンジを加えた機体である。
  
なお、機体名にある「スローター」とは、英語で「屠殺」あるいは「虐殺」という意味。ファントムペインの立ち位置を暗に示した名称である。
+
見た目は105ダガーにエールストライカーを装備し、色を黒に変更しただけのようだが、内部機構に改良が加えられ、ダガーよりも性能が(若干ではあるが)高い。脚部の関節保護パーツには夜間用のライトが設けられている。エールストライカーも飛行可能な改良型であり、基本的にはこれを標準装備しているが、他のストライカーパックも装備可能。
 +
 
 +
なお、機体名にある「スローター (Slaughter)」は、英語で「屠殺」あるいは「虐殺」という意味。汚れ仕事を請け負うファントムペインの立ち位置を暗に示した名称である。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]
:劇中では[[ストライクノワール]]と共に[[コーディネイター]]の難民キャンプを攻撃し、そこにいた難民達を虐殺している。また、トロヤステーション襲撃時にも多数が投入された。所がラミネート装甲が旧式な上、相手が民間用でも、戦場がD.S.S.Dとって、庭である宇宙だったため、専属の[[シビリアンアストレイDSSDカスタム|シビリアンアストレイ]]相手に、一筋縄にはいっていかなかった。
+
:初登場作品。劇中では[[ストライクノワール]]と共にテロリストが潜伏していると思わしき[[コーディネイター]]の難民キャンプを攻撃し、機体名が示す通り、そこにいた難民達を虐殺している。また、トロヤステーション襲撃時にも多数が投入されたが、ラミネート装甲が旧式な上、戦場がD.S.S.Dにとって庭である宇宙だったため、専属の[[シビリアンアストレイDSSDカスタム|シビリアンアストレイ]]相手に数機が撃墜されている。
 
;[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY]]
:
+
:ファントムペイン所属のマーシャン追撃部隊の主力機として5機登場。元[[オーブ軍]]のパイロット達が各々のストライカーを装備し、[[スウェン・カル・バヤン|スウェン]]の指揮の下で戦闘した。しかし、実際の役割は[[ストライクノワール]]の予備ストライカー運びでしかなく、ノワール側からの遠隔操作でストライカーが強制排除されるようになっていた(作中ではワイド機がI.W.S.P.をスウェンに取られている)。作中では専らやられ役でしかなく、ほとんどの機体が撃墜されている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
  
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
<!-- :機能名:説明 -->
+
;[[ラミネート装甲]]
;分離
+
:DPX-M30融除材ジェルを応用したラミネート装甲。105ダガーから引き続き搭載されている。
:エールストライカーを分離する。
 
 
;換装
 
;換装
:基本装備はエールだが、現存するストライカーパックには基本的に対応する事が出来る。オーブ近海で行われたマーシャン追撃戦では、この特性を活かしてランチャー、ソード、ライトニング、I.W.S.P.を装備した機体が運用されている。
+
:基本装備はエールストライカーだが、現存するストライカーパックには基本的に対応する事が出来る。オーブ近海で行われたマーシャン追撃戦では、この特性を活かしてランチャー、ソード、ライトニング、I.W.S.P.を装備した機体が運用されている。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
<!-- :武装名:説明 -->
+
==== スローターダガー本体側 ====
 
;40mm口径近接自動防御機関砲「イーゲルシュテルンII」
 
;40mm口径近接自動防御機関砲「イーゲルシュテルンII」
:GAT-Xシリーズのマイナーチェンジ。口径がちょっと小さくなっている。
+
:頭部両側面に左右一対2門内蔵。105ダガーから引き続き搭載されている武装。
 
;MX703G ビームライフル
 
;MX703G ビームライフル
:
+
:本機の主兵装である試製ビームライフル。元々、[[レイダー制式仕様]]の主兵装であるGAU8M2 52mm機関砲ポッドを[[ガンプラ]]「HG 1/144 105ダガー+ガンバレル」がMX703 ビームライフルと誤植し付属していた物だが、本機では「実体弾兵器とビーム兵器とを共通のフレーム/プラットフォーム上にハイブリッド共存させる」という連合軍の兵器改変ガイドライン710に準拠して初めて開発されたコンセプト実証モデル、という後付設定が付加されている。
;GAU8M2 52mm機関砲ポッド
 
:
 
 
;M703k ビームカービン
 
;M703k ビームカービン
 
:ビームライフルを小さくしたもの。威力を下げた代わりに取り回しと連射に優れている。
 
:ビームライフルを小さくしたもの。威力を下げた代わりに取り回しと連射に優れている。
 
;12.5mm対人機関銃
 
;12.5mm対人機関銃
:つま先の部位に属している対人兵器。
+
:つま先の部位に属している対人兵器。他の武装による歩兵のオーバーキルへの批判を避けるために採用された武装ではあるが、生身の人間に対して12.5mm口径は依然としてオーバーキルである事に変わりは無い。本機を象徴する武装であり、『STARGAZER』作中で難民を虐殺する際に用いてトラウマシーンを作り出す等、スローターの名に違わない働きで強い印象を残した。
 
;ES01 ビームサーベル
 
;ES01 ビームサーベル
:連合軍共通の近接用ビーム兵器。エールストライカーと本体の合わせて4本装備している。
+
:連合軍共通の近接用ビーム兵器。本機の物は初代から数えて4代目の現行モデル「ブロック35F」。腰部アーマーにそれぞれ1基ずつ計2基を装備。エースストライカーの物を合わせて計4本装備している。
 
;対ビームシールド
 
;対ビームシールド
 
:ビームコーティングを施している実体盾。曲線的なデザイン。
 
:ビームコーティングを施している実体盾。曲線的なデザイン。
 +
 +
==== エールストライカー側 ====
 +
;ES01 ビームサーベル
 +
:機体本体に装備されている物と同一。ストライカー両側面に1基ずつ装備。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
59行目: 79行目:
 
<!-- :機体名:説明 -->
 
<!-- :機体名:説明 -->
 
;[[105ダガー]]
 
;[[105ダガー]]
:ベースとなった機体
+
:ベースとなった機体。
;[[ストライクノワール]]、[[ヴェルデバスター]]、[[ブルデュエル]]、[[ロッソイージス]]、[[ネロブリッツ]]、[[ガイアガンダム]]、[[アビスガンダム]]、[[カオスガンダム]]、[[デストロイガンダム]]
+
;[[ウィンダム]]
:同じく[[ファントムペイン]]が運用する機体。
+
:本機と共に制式採用された機体。ファントムペインにおいても主力機として配備されている。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
*<amazon>B000GLKP6M</amazon>
+
=== [[ガンプラ]] ===
 
+
<amazon>B000GLKP6M</amazon>
== 話題まとめ ==
 
<!-- *[[namazu:スローターダガー]] (全文検索結果) -->
 
<!-- *[[namazu:105スローターダガー]] (全文検索結果) -->
 
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:スローターダガー]] -->
+
*[http://www.seed-stargazer.net/mechanics/phantompain.html 「機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-」公式WEBサイト:メカニック]
<!-- *[[一覧:105スローターダガー]] -->
 
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
 +
 +
<!-- == 脚注 == -->
 +
<!-- <references /> -->
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 +
{{DEFAULTSORT:すろおたあたかあ}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
 +
[[Category:登場メカさ行]]
 +
[[Category:機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]
 +
[[Category:機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY]]
 +
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

2019年12月1日 (日) 17:49時点における版

105スローターダガー
外国語表記 105Slaughter Dagger
登場作品
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
型式番号 GAT-01A2R
頭頂高 18.0m
全高 全高
重量 57.05t(エールストライカー装備時:68.09t)
主動力 バッテリー
装甲材質 ラミネート装甲(胴体部のみ)
開発組織 地球連合軍
所属組織 地球連合軍
所属部隊 ファントムペイン
主なパイロット
テンプレートを表示

概要 

地球連合軍の非正規部隊・第81独立機動群「ファントムペイン」の制式主力モビルスーツ105ダガーにファントムペイン独自のマイナーチェンジを加えた機体である。

見た目は105ダガーにエールストライカーを装備し、色を黒に変更しただけのようだが、内部機構に改良が加えられ、ダガーよりも性能が(若干ではあるが)高い。脚部の関節保護パーツには夜間用のライトが設けられている。エールストライカーも飛行可能な改良型であり、基本的にはこれを標準装備しているが、他のストライカーパックも装備可能。

なお、機体名にある「スローター (Slaughter)」は、英語で「屠殺」あるいは「虐殺」という意味。汚れ仕事を請け負うファントムペインの立ち位置を暗に示した名称である。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
初登場作品。劇中ではストライクノワールと共にテロリストが潜伏していると思わしきコーディネイターの難民キャンプを攻撃し、機体名が示す通り、そこにいた難民達を虐殺している。また、トロヤステーション襲撃時にも多数が投入されたが、ラミネート装甲が旧式な上、戦場がD.S.S.Dにとって庭である宇宙だったため、専属のシビリアンアストレイ相手に数機が撃墜されている。
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY
ファントムペイン所属のマーシャン追撃部隊の主力機として5機登場。元オーブ軍のパイロット達が各々のストライカーを装備し、スウェンの指揮の下で戦闘した。しかし、実際の役割はストライクノワールの予備ストライカー運びでしかなく、ノワール側からの遠隔操作でストライカーが強制排除されるようになっていた(作中ではワイド機がI.W.S.P.をスウェンに取られている)。作中では専らやられ役でしかなく、ほとんどの機体が撃墜されている。

装備・機能

特殊機能

ラミネート装甲
DPX-M30融除材ジェルを応用したラミネート装甲。105ダガーから引き続き搭載されている。
換装
基本装備はエールストライカーだが、現存するストライカーパックには基本的に対応する事が出来る。オーブ近海で行われたマーシャン追撃戦では、この特性を活かしてランチャー、ソード、ライトニング、I.W.S.P.を装備した機体が運用されている。

武装・必殺攻撃

スローターダガー本体側 

40mm口径近接自動防御機関砲「イーゲルシュテルンII」
頭部両側面に左右一対2門内蔵。105ダガーから引き続き搭載されている武装。
MX703G ビームライフル
本機の主兵装である試製ビームライフル。元々、レイダー制式仕様の主兵装であるGAU8M2 52mm機関砲ポッドをガンプラ「HG 1/144 105ダガー+ガンバレル」がMX703 ビームライフルと誤植し付属していた物だが、本機では「実体弾兵器とビーム兵器とを共通のフレーム/プラットフォーム上にハイブリッド共存させる」という連合軍の兵器改変ガイドライン710に準拠して初めて開発されたコンセプト実証モデル、という後付設定が付加されている。
M703k ビームカービン
ビームライフルを小さくしたもの。威力を下げた代わりに取り回しと連射に優れている。
12.5mm対人機関銃
つま先の部位に属している対人兵器。他の武装による歩兵のオーバーキルへの批判を避けるために採用された武装ではあるが、生身の人間に対して12.5mm口径は依然としてオーバーキルである事に変わりは無い。本機を象徴する武装であり、『STARGAZER』作中で難民を虐殺する際に用いてトラウマシーンを作り出す等、スローターの名に違わない働きで強い印象を残した。
ES01 ビームサーベル
連合軍共通の近接用ビーム兵器。本機の物は初代から数えて4代目の現行モデル「ブロック35F」。腰部アーマーにそれぞれ1基ずつ計2基を装備。エースストライカーの物を合わせて計4本装備している。
対ビームシールド
ビームコーティングを施している実体盾。曲線的なデザイン。

エールストライカー側 

ES01 ビームサーベル
機体本体に装備されている物と同一。ストライカー両側面に1基ずつ装備。

対決・名場面

関連機体

105ダガー
ベースとなった機体。
ウィンダム
本機と共に制式採用された機体。ファントムペインにおいても主力機として配備されている。

商品情報

ガンプラ

資料リンク

リンク