ガザの嵐

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機動戦士ガンダムΖΖ』第7話のサブタイトルおよび同話に登場した部隊。本稿では後者について解説する。

ガザの嵐 (Gaza Storm)[編集 | ソースを編集]

ネオ・ジオンエンドラに所属するモビルスーツ小隊。「ガザの嵐隊 (または「ガザの嵐」隊)」とも。マシュマー・セロの部下であるパンパ・リダビアンワイムの3名で構成されたチームで、カラースモークでバラの絵を描く曲芸飛行もこなすなど各隊員の練度は高い。また、大気圏用の戦法として、煙幕で自分達の機体を隠しつつ攻撃を仕掛ける三位一体の連携攻撃「ガザ・ストーム・フォーメーション (ガザ・ストーム)」を考案している。

宇宙世紀0088年3月9日、サイド1シャングリラにおけるアーガマとの戦いで命を落とした戦友の仇討ちのため、マシュマーの許可を得て出撃したチームは、演説で市民に自分達の正当性を訴えつつアーガマに対し攻撃を仕掛けた。アーガマは頼みの綱であるジュドー・アーシタが脱出経路の下見で出払っていた事が災いし、実戦経験の少ないファ・ユイリィと通信士のトーレスが出撃せざるを得ず、これに対し練度の差で戦闘を優位に進めた。しかし、隊長のパンパが演説中にアーガマの砲撃を受けた事で逆上したため、次第にチーム全体がコロニーへの被害を顧みない攻撃を行っている。

その戦闘中、ラビアンローズから派遣されたルー・ルカコア・ファイターの援護攻撃に気を取られている隙にファに代わってジュドーがΖガンダムに搭乗。これに対しチームは「ガザ・ストーム」を実行するも、計算より早く拡散した煙幕によって自分達の視界まで妨げてしまうという想定外の事態が発生。無作為にビームやミサイルを発射するという強硬手段に打って出るが、ルーがコロニーに穴を開けた事で煙幕が消失。直後、ジュドーによってチームはまとめて戦闘不能に追い込まれ、そのままコロニーの穴から宇宙空間へと放り出されてしまった。

エンドラのクルーは彼らが戦死したものと信じ込み、コロニーの中に墓を建てて弔っているが、特に救出に向かった描写も無いため、実際の安否は不明である。

登場作品 [編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムΖΖ
初登場作品。ガザD初登場回かつ部隊名がサブタイトルの第7話に登場するが、例によってエンドラのクルーと同じ騎士道かぶれであり、滝のように涙を流しながらマシュマーに仇討ちを懇願、一対一の戦いを心掛け背後からの攻撃を禁じる、戦闘中の演説、といった軍隊でありながら浮世離れした行動を連発した。当初は正々堂々とした戦いを表明し手心を加えた攻撃を仕掛けたが、結果として相手に反撃のチャンスを与える事になり、最終的に敗北を喫した。
GUNDAM FRAG.
ジュピトリスIIのアーカイブに保存されている動画の1つに飛行中の機外カメラで撮影したと思わしきものがあり、何らかの機体(ΖΖ公式サイトではガザDと明記)がスモークを出しながら飛行し、最後に空にバラの絵が描かれる、という『ΖΖ』第7話を想起させる内容になっている。

構成員 [編集 | ソースを編集]

パンパ・リダ
隊長。『ΖΖ』ではシーンによって乗機の左肩のバインダーに稲妻のトレードマークが描かれている。
ビアン / ワイム
隊員。

保有戦力 [編集 | ソースを編集]

リンク [編集 | ソースを編集]