ギギム
| ギギム | |
|---|---|
| 登場作品 | |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 近接戦闘型モビルスーツ |
| 型式番号 | ZM-S19S-2 |
| 頭頂高 | 15.9m |
| 全備重量 | 19.2t |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| ジェネレーター出力 | 4,990kW |
| スラスター総推力 | 85,140kg |
| アポジモーター数 | 16 |
| 装甲材質 | ガンダリウム・ハイチタン複合装甲 (頭部装甲) |
| 開発組織 | ベスパ |
| 所属 | ザンスカール帝国 |
| 主なパイロット | サルマン・ギンザエフ |
概要[編集 | ソースを編集]
シャイターンの重装甲とパワーを利して開発された近接戦闘型バリエーション機。原型機に搭載されていたビーム砲(ヴェスバー)はいずれもスラスターに換装されており、一撃離脱に特化したシャイターンと異なり、ゾロアットをも凌駕する運動性を獲得している。
腕部はフレームから再設計されており、装甲形状はほぼ同一に見えるが、「バーニングソニック」と呼ばれる新装備が搭載されている。これはストライカー・カスタムに搭載された超妖刀システムの発展型に相当するもので、掌部から指向性のある分子振動破を放つことで敵機を破壊することなくコクピット内のパイロットを分解、または気絶させることを想定している。従来のショット・ランサーなどであってもジェネレーターを直撃した場合に誘爆する危険性は0にはならないため、搭乗者のみを無力化するこのシステムは新世代型のスペースコロニー内戦闘兵装と言えた。また、このバーニングソニックシステムは掌のコネクタを介して接続した近接兵装にも伝播させることも可能であり、オプションとしてロングスピアアックスが用意されている。
関節部のアクチュエーターについても抜本的な改修が加えられており、これまで注目されてこなかったモビルスーツによる「関節技」に特化した設計となっている。これはコロニー内で敵対MSや犯罪者のモビルワーカーを破壊せず速やかに取り押さえるシステムで、首都防衛大隊教導団によって構築された「セメントクラッシュ」と呼ばれる一連のマニューバを可能とするものである。
また、頭部装甲はガンダリウム・ハイチタン複合装甲に換装されており、頭突きによる攻撃を可能としている。これは、コンピュータ・シミュレーションの結果、スラスターの全ベクトルを集中させて機体そのものを質量弾とする場合、頭突きが最も効果的であると判断された結果である。
宇宙世紀0152年8月17日にサルマン・ギンザエフ大尉をテストパイロットとして行われた模擬戦において、非武装のギギムが18秒でゾロアットの無力化に成功しており、大出力スラスターと多数のアポジモーターで敵機の懐に飛び込み、火器と装甲を無力化しつつ関節技で仕留めるという戦法の有用性を実証している。その後、ギギムは首都防衛大隊に重点的に配備されることが決定したが、一部は陸戦用に改修され、地上用データ収集を目的にアフリカ方面のイエロージャケットに配備されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士Vガンダム (コミックボンボン版)
- 初登場作品。この時点では連載時期の都合からラフスケッチ時の仮称である「ギギム」を用いているシャイターンであり、砲戦主体の機体が格闘技を行うという異色の展開となった。第6章にMS格闘家のギンザエフ[1]の乗機として搭乗し、関節技を始めとする格闘技を披露した。帝国本国のコロニーに侵入してきたウッソ達からコロニーを守るべく出撃し、格闘技の数々でジュンコとマーベットを瞬く間に無力化。しかし唐突にストリートファイターを自称し勝負を挑んできたウッソ相手には一筋縄には行かず、互いに
ストIIのパクリ技格闘技の数々を繰り出した末、ウッソの放った電龍衝撃波によってギンザエフが負傷し敗北した。 - 月刊モビルマシーン (こちら月刊モビルマシーン編集部!)
- 単行本第1巻でシャイターンとは別の機体として新たに設定解説が設けられ、型式番号がZM-S19S-2とされた。同時に、『ボンボン版Vガンダム』で披露した技の数々にも設定が追加されている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃 [編集 | ソースを編集]
- ロングスピアアックス
- オプションとして装備されたショット・ランサーとコールド・アックスを組み合わせた複合兵装。バーニングソニックの振動波による斬撃を放ち、理論的にはあらゆる物質を分解することが可能とされる(ただし、ビーム・シールドを確実に貫徹できるものではない)。
- ギギムセメントクラッシュ(セメントクラッシュ)
- 首都防衛大隊教導団によって開発された一連の関節技マニューバ。コロニー内で敵対MSやMWを破壊せず速やかに取り押さえる。
- 『ボンボン版V』でジュンコのガンイージを破壊した関節技で、相手を羽交い絞めにして力ずくで粉砕する。羽交い絞めにしたガンイージの頭部と両腕をへし折ってバラバラにし、ウッソのVガンダムに対しても繰り出したが、粉砕されたと見せかけてドッキングを解除する事で拘束から逃れられている。
- 内破砕衝撃波
- 腕部に搭載された、ストライカー・カスタムの超妖刀システムの発展型に相当する新装備。掌部から指向性のある分子振動波を放つことで敵機を破壊することなくコクピット内のパイロットを分解、または気絶させる。バーニングソニックそのものは掌のコネクタを介して接続した近接兵装にも伝播させることができる。
- 上記の技の直後にマーベットのVガンダムヘキサを戦闘不能に追い込んだMS拳法奥技で、技を受けたマーベットを失神させた。ギンザエフ曰く「これをくらってたちあがった者はいない」との事。ウッソがギンザエフを打ち負かした電龍衝撃波はこれの模倣・応用技にあたる。
- 千裂張手
- 『ボンボン版V』でウッソ相手に繰り出したMS拳奥技。無数の残像が出るほどの勢いの張り手を繰り出す。いわゆる百裂張り手である。しかしウッソには通用せず「本物の拳には闘気がある」と本物の拳を受け止められてしまった。
- 超重量頭突き
- 頭部装甲をガンダリウム・ハイチタン複合装甲に換装し、頭突きによる攻撃を可能としている。コンピュータ・シミュレーションの結果、スラスターの全ベクトルを集中させて機体そのものを質量弾とする場合、頭突きがもっとも効果的だと判断されたことで採用された技。
- いわゆるスーパー頭突きであり、『ボンボン版V』では千裂張手に続いて繰り出したが、ウッソには避けられ、逆にスピニングヴィクトリーキックのカウンターを食らうことになった。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- シャイターン
- 原型機。
- シャイターン (近衛師団用)
- 近衛師団用に改修されたシャイターン。シャイターンをベースにギギムのデータを統合した機体であり、本機と同様のバーニングソニックを使用可能。
商品情報[編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ ザンギエフではなくギンザエフである。念のため。見た目はマイク・ハガーだが。