ギデオン・ブロンダン
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ギデオン・ブロンダン | |
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登場作品 | 機動戦士ガンダムF90FF |
プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 | 33歳 → 36歳 |
没年月日 | 宇宙世紀0116年 |
職業 | MSパイロット |
所属 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 第13実験戦団 → ファステスト・フォーミュラ |
階級 | 中尉 → 大尉 |
コールサイン | F004 → ファストリーダー |
主な搭乗機 | ガンダムF89 |
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍のMSパイロット。第13実験戦団チームBに補充戦力およびアグレッサー役として配属され、ガンダムF89のパイロットを務めた。
正規軍の兵士として実際の戦場を戦い抜いてきたベテランパイロットで、フリーランスの傭兵を見下す傾向があったものの、パッツィ・アンゲリカとの模擬戦を経てその態度を改めるようになり、パッツィの息子リヴとも絆を深めていった。
チームB解散後、宇宙世紀0115年に新設された特殊部隊ファステスト・フォーミュラに配属。詳細を聞かされないままMS部隊の隊長に任命され、ガンダムF90のパイロットとなり、ディル・ライダーと名前を変えたリヴの姿に困惑しつつも、彼の後見人としてその背中を支えた。
トリムールティ事変では負傷したディルに代わりMSA-0120を引き付ける役割を担ったが、瀕死の重傷を負い地球の引力圏に突き落とされるが、引力を振り切って戦線復帰し、MSA-0120に一矢報いた上でディルと共にRFグロムリンIIに致命傷を与えたが、戦闘で負った傷が元で息を引き取った。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 初登場作品。当初は正規の連邦軍兵士として傭兵を見下す態度を見せていたが、第13実験戦団でガンダムF90-Fタイプとの模擬戦で接戦を繰り広げてからはその考えを改め、以降アンゲリカ親子と交友を深めた。しかし、ティグリスによるチームB襲撃事件によって二人とは離別。その後、同事件に関わったことから3年間生殺しにされた後、ファステスト・フォーミュラのMS隊隊長に任命さた。以降は際物揃いのメンバー達を従え各地を転戦し、部隊の指揮官として、また年上の男としてディルを導いた。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- パッツィ・アンゲリカ
- チームBに参加するフリーランスのテストパイロット。当初は正規兵としてフリーランスの彼女を見下していたが、模擬戦で敗北してからは態度を改める。また、チームB最後の出撃の前に彼女からリヴに宛てたデータディスクを託されている。
- リヴ・アンゲリカ(ディル・ライダー)
- パッツィの息子。時には兄貴分として彼に接していた。ファステスト・フォーミュラにてディル・ライダーとして再会した際は変わってしまった彼に困惑したが、上官や兄貴分として彼の後見人を務める。最期の時にはリヴの「父親」になりたかったと語っている。
- ヘルプ・ヘイデン
- F90試験チームBスタッフおよびファステスト・フォーミュラのメカニック。
- ジョブ・ジョン
- サナリィの重役。ガンダムF90-Uタイプで彼を宇宙に上げ、FF隊に配属させる。
- ランディ・ホーキンス
- FF隊旗艦フェア・レディおよびエイジャックスの艦長。彼からディルのことを気に掛けるよう頼まれた。
- ウスライ・アミエ
- FF隊旗艦フェア・レディおよびエイジャックスのオペレーター。
- ハジメ・タスカー
- FF隊所属のキャノンガンダムのパイロット。ディルの添え物扱いと感じていた彼に対して戦い抜く力を生み出すには自分たちの存在がキーとなると語ったがウスライの寵愛を受けるディルへの対抗心が原因で先走ってしまいMSA-0120に撃墜されてしまう。
- リー・シャオメイ
- 月参謀本部所属の少佐。スペースコロニー・アメリアでは呼び出しを受けていた他、NSPの襲撃の際には共にMSに乗り込んでディルを救援する。その後メンバー再編成時に新生FF隊に作戦参謀として随行することに。
- ミズマ・ムエルテ / カナタ・サワメ / ファオナ・ブリガン / バズ・ガレムソン
- 新生FF隊に配属されたメンバー。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「俺は実際に戦場を生き抜いてきた正規の連邦兵だ!」
「フリーランスのテストパイロットなどに」
「後れを取るわけがない!」 - 第5話。この時代では貴重な実戦経験を持つ連邦兵ということもあってかプライドを持っていた。年齢と時系列を考えるとマフティー動乱あたりに参加していたのだろうか。
- 「あんな子供に 何をムキになっているんだ?」
- 第7話。パッツィを「コブ付き」呼ばわりしたテオバルトに対して言葉の意味を問うリヴに対してはぐらかすも、リヴが怒ったことに対し逆上したテオバルトをなだめリヴを遠ざけた後に発言。この言葉を聞いたリヴはF90を無断で出撃させることになる。
- 「…俺は―――」
「お前を叱りに来たわけじゃないんだ」
「何もできない子供だって決めつける …そういうのは俺がリヴくらいの年頃でも 確かに一番嫌な扱われ方だった」
「これからは お前を1人の男として接する それでいいかい?」 - その後、無断出撃をしたリヴに対し接触回線で諭す。
- 「大きく」
「なったな……!」 - 第15話より、デッキで遭遇したディルに対して抱きしめながら。
- 「…いえ こんなデラックスなホテルは 前のカミさんとの結婚式依頼でして…」
- 第21話、アメリアの高級ホテルに呼ばれ落ち着かない態度を取っていた様子を見たシャオメイに対する返答。これ以前にも第7話で「男やもめ暮らしの長いあんた」と言われていた。
- 「お前はアメリアとフェア・レディを守った それでよしとしろ それとも 友軍を孤立させるのがお前の望みか?」
- 第24話、逃げるMSA-0120を追撃しようと無茶をするディルを諭して。
- 「そうか? パイロットってのは出撃前にやり残しを作っておくものだ そういう未練が最後の力になる アムロ・レイの言葉って話だ」
- 第35話、エグム艦隊との交戦前にパッツィからの預かりものがあるとディルに語った後、カナタに「それって死亡フラグっぽいですよ」と言われた際のセリフ。…どこで聞いたのだろうか。ちなみにディルの方は預かりものという言葉に対し驚愕していた。
- 「お前はその若さでいろいろなものを背負いすぎた 復讐をするのもいいが――― 生きて必ず帰って来い」
「その先にパッツィの遺品と… お前の本当の人生があるのだから」 - その後、改めてディルに掛けた言葉。
- 「まだ ここに手はあるぜ艦長」
「あんたが最初に打った―――」
「始めの一手がなぁ!!」 - 第39話、後手後手に回る戦いの中でもう一手があればと悩むランディの考えに反応するかのように大気圏に落とされF89共々満身創痍となったがMSA-0120の前に再び現れる。
- 「第5世代機なめんなよ! 重力の井戸にちいとばかり手まどっちまったが 話は途中から聞かせてもらったぜ」
「なるほどディルの野郎の心を折るには よくできた作り話だ けどさ」
「オールドタイプの間じゃ そういうのは」
「わかり合うって言わねぇんだよ! お兄ちゃん!!!」 - そしてこの言葉と共にMSA-0120にF89のパンチを叩き込む。
- 「おまけだ! こいつも!」
「もっていきなァッ!!!」 - そして第40話冒頭、破損したバックパックを投げつけて射撃で誘爆させMSA-0120を一時撤退させる。
- 「…気にするな 子供の間違いを正してやれるのは大人の特権だぜ?」
「それに…」
「今度は間にあった…」 - ディルに声を掛け、正気に戻った彼に対して。
- 「ハハ… エース…パイロット…か」
「あまり… 言われ慣れない言葉だが… お前に… 言われるのは…」
「悪くない… な…」 - 最期の言葉。戦艦の残骸の中でディルにパッツィから預かっていたディスクを渡し、彼女の残したメッセージを見た後、ディルに対して「お前の親父になりたかったのにお前たちを守れなかったパイロットの屑」と自嘲するギデオンに対して「ずっと俺を守ってくれた」「憧れのエースパイロットなんだ」と反論したリヴの言葉に対しての返答。その後、ディルはギデオンを「父さん」と呼んでいる。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムF89
- 主な搭乗機体。
- ガンダムF90
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- ガンダムF90-Uタイプ
- 『F90FF』第13話で搭乗。
- ガンダムF90-Nタイプ
- 第14話でディルのハルファイターとドッキングする形で同乗。
- ガンダムF90-Oタイプ
- 第19~20話で搭乗。