シノーペ級

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
シノーペ級
外国語表記 CINOPE CLASSまたはSINOPE CLASS
登場作品 機動戦士Vガンダム
デザイナー カトキハジメ
テンプレートを表示
スペック
分類 宇宙哨戒艇
全長 30m
全幅 11m
メインノズル数 3
搭載可能MS 2
所属組織 ザンスカール帝国
所属部隊 ベスパ
主な艦長 ハズ・カイフ
ノマイズ・ゼータ
ザンスカール兵
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

ザンスカール帝国が制宙圏内のパトロールや偵察任務などに使用する宇宙哨戒艇。アマルテア級カリスト級などの大型艦艇に搭載可能な小型艇だが、航続距離は長い。

キール(竜骨)の前方にキャビン、後方に推進機を有する構造を持ち、両舷にモビルスーツを2機曳航して任務にあたるため、装備している推進機の推力は高い。

なお、軍においては個々の艦艇に固有の艦名を付けていないため、本級はクラス名の後に配属先の番号を振り分けて呼称されている。

同型艦 [編集 | ソースを編集]

シノーペ321
ハズ・カイフが艦長を務める艦。艦載機はゾロアット2機。太陽電池衛星ハイランドの子供達を人質にとっており、これでハイランドの住人を脅迫する予定だった。ウッソらが乗る宇宙引越公社のシャトル871便を臨検し、シャトルごと拿捕しようとするも、拘束していたウッソ達が抵抗し船外に脱出。ヘンリーのゾロアットを出撃させたものの逆に相手の人質となってしまったため、已む無く艦ごと明け渡し、船員とパイロットは残されたゾロアットで離脱した。
魚の骨
ウッソらによって拿捕されたシノーペ321。小改造を加えた上で「魚の骨」と呼称されウッソ達の宇宙での足として活用された。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士Vガンダム
初登場作品。ウッソ・エヴィンらが宇宙へ上がった第16話でシノーペ321が初登場し、その回でウッソらによって拿捕され、「魚の骨」として鹵獲運用された。以降、哨戒任務や艦隊行動を取る場面で数多くのシノーペが登場した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ハンドル
艦の両舷に敷設されている棒状のハンドル。艦載機はここに掴まった状態で曳航される。
マニピュレータ
ハンドルに搭載された作業用の簡易マニピュレータ。
カーゴスペース
機関部の上下に設けられている積載用のカーゴ。上部のハッチが展開するようになっている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

10連装ミサイルランチャー
機関部のカーゴに格納されたミサイルランチャー。

艦内設備[編集 | ソースを編集]

キャビン
艦の前方に備わったキャビン。有視界偵察を重視している為、視界は広く取られており、2つあるパイロットシートはそれぞれ上向きと下向きに配置されている。また、キャビン後方のスペースには天井と床に合わせて計16席のシートが備え付けられている。
エアロック
船体中央に設けられている、搭載されたMSから直接艦内へ入る為のエアロック。キャビン中央にも設けられている。

搭乗員[編集 | ソースを編集]

ハズ・カイフ / アーネスト・リゲル
シノーペ321の艦長および副長。
ヘンリー・ダグラス / ミサキ・アイザワ
シノーペ321に乗るモビルスーツパイロット。
ノマイズ・ゼータ
ザンスカール本国のパトロール隊隊長。
ニコライ・ハンス / パトリック・ブーン
ノマイズ指揮の下で哨戒任務に就く学徒兵。

艦載機[編集 | ソースを編集]

積載物 [編集 | ソースを編集]

ワイヤーガン / トリモチ / 信号弾 / 工具箱 / ボンベ / 殺虫剤
キャビン後方に常備されている工具などの備品。ウッソ達がシノーペ321のキャビンに拘束された際にこれらを用いてクルーの動きを封じ、船外へ脱出した。なお、なぜ宇宙艦に殺虫剤が常備されているのかは不明。煙に巻かれたヘンリーも疑問を口にしている。

関連艦[編集 | ソースを編集]

アマルテア級 / カリスト級
本級を収容可能なザンスカール帝国の軍艦。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]