ネロブリッツ

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ネロブリッツ
外国語表記 Nero Blitz
登場作品 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY
デザイナー ビークラフト
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スペック
分類 強襲用試作型モビルスーツ
生産形態 ワンオフ機
型式番号 GAT-X207SR
主動力 核エンジン
装甲材質 ヴァリアブルフェイズシフト装甲
開発組織 アクタイオン・インダストリー社
所属組織 地球連合軍
所属部隊 ファントムペイン
主なパイロット ダナ・スニップ
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概要[編集 | ソースを編集]

アクタイオン・プロジェクト」に基づいて再製造されたブリッツガンダムを改修した機体。名称の「ネロ」はイタリア語で「黒」を意味し、型式番号の「SR」は「隠密性強化 = Stealth Reinforcement」の略となっている。

ブリッツの特徴である隠密性とそれによる格闘能力を強化した機体で、ブリッツの実質的な量産機であるNダガーNのデータが反映され、ユニウス条約違反の核エンジンニュートロンジャマーキャンセラーが搭載されている。これによりミラージュコロイド・ステルスの使用可能時間が大幅に延長された他、改良により装甲表面への定着率も向上している。

武装面も大幅に変更されており、ステルス状態で使用不可なビーム兵器はオミットされている。トリケロスは左腕に移動されランサーダート以外をオミットした物に改良。右腕にはランチャーを内蔵したクローが装備され、背部には大型の可変アームユニットが2基装備されている。この可変アームユニットにはクリスタル化という技術が使用されており、内部に充填された液化金属で屈折率を変化させることで透明化する他、受けたビームを任意の方向へと撃ち返すことも可能となっている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY
初出作品。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ヴァリアブルフェイズシフト装甲
フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。一部資料ではフェイズシフト装甲を使用しているとするものもある。
ニュートロンジャマーキャンセラー
ニュートロンジャマーを無効化する装置。
ミラージュコロイド・ステルス
ミラージュコロイドを利用したステルス機能。磁場を用いて機体表面に定着させることで、視覚的及び電波的にも自機の存在を秘匿することが可能。ただし磁場の問題から使用中はPS装甲を展開できず、磁場を維持する電力消費も大きい。本機は核エンジンを搭載したことで実質使用時間に制限はない。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

6連ランチャー&クロー
右腕部に装備されている格闘用クロー。展開することで6連ランチャーが使用可能となる。ランチャーには通常弾の他、ダミーバルーンを装填することも可能。
攻盾システム「トリケロス」
左腕部に装備されている複合武装。ランサーダート以外の武装がオミットされたことで、シールドとしての側面が強くなっている。
3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」
トリケロス内部に3発装備されている杭状のロケット推進弾。
可変アームユニット
背部に2基装備されている大型クローアーム。大型クロー1つと小型クロー3つで構成されており、中央部にはパイルバンカーが備わっている。非常に高い破壊力を持ち、試験データ上ではPS装甲すら破壊することも可能とされた。また、アームユニットはクリスタル化が可能で、不可視状態となり受けたビームを任意の方向へ撃ち返すことが可能となる。だが、使用するたび内部の液化金属が劣化するため、使用回数には制限がある。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ブリッツガンダム (再製造機)
ベース機。
NダガーN
この機体の技術が本機に使用されている。

リンク[編集 | ソースを編集]