核エンジン

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核エンジン(Nuclear Engine)[編集 | ソースを編集]

ZGMF-Xシリーズの動力源としてザフト軍のヴェルヌ局によって開発されたモビルスーツ用の小型動力機関。正式名称は「ニュートロンジャマーキャンセラー搭載型核エンジン」。

第1次連合・プラント大戦開戦以降、ザフトがニュートロンジャマーを散布したことによって旧来の核分裂を利用した動力源が使用できなくなり、モビルスーツの運用においてはバッテリーが搭載されることになっていたが、稼働時間とエネルギーリソースなどの制限が運用上の問題となっていた。 だがコズミック・イラ71年初頭にユーリ・アマルフィが開発したニュートロンジャマーキャンセラー(NJC)によって、Nジャマー影響下でも核分裂反応を発生させる事が可能となる。結果、モビルスーツにNジャマーキャンセラーと核動力を組み込むことでフェイズシフト装甲ミラージュコロイド、ビーム兵器といった電力の消費量が多い機構の運用上の制約が大幅に改善される事になり、半永久的な稼働時間を付与することに成功している(ただし、核分裂反応を使用する関係上、被撃破時に大規模な核爆発を起こす危険性も孕んでいる)。

ザフトではドレッドノートの試作を経て、フリーダムをはじめとしたファーストステージ機やジェネシスに採用されたが、ザフトから流出したNJCの技術を入手した地球連合軍では、小型核エンジンのМSへの搭載は行われず、NJCは核ミサイルの運用に充てられ、動力への転用はハイペリオンへの増設という形にとどまっている[1]

戦後はユニウス条約の締結によってNJCの軍事利用が禁止されたことで表向き使用されなくなるものの、各勢力は内密に核動力機の開発を継続しており、地球連合軍ではNダガーNオーブ連合首長国ではエクリプスといった非公式な機体に搭載され、エネルギー消費の激しいミラージュコロイドとの併用が行なわれている。またユニウス条約の適用外である火星や民間においても少数ながら核エンジン搭載機が開発されており、NJC非搭載の核エンジンもNジャマーの影響がない地球圏外縁部であれば動力源として利用が可能となっている。

第2次連合・プラント大戦開戦後にはザフトも再び核動力の利用を再開。デュートリオンビーム送電システムと組み合わせたハイパーデュートリオンエンジンが開発され、より高出力化が果たされている。

基本的には開発段階から核動力の利用を前提として設計された機体に搭載されていることが多いが、既存のバッテリー機も改造を施すことで核エンジンに換装をすることが可能である[2]

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED
初出作品。フリーダムガンダムジャスティスガンダムに搭載された他、ジェネシスの動力源としても使用されており、その無尽蔵のエネルギーによって戦局を左右している。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
デュエルブリッツガンダムライトニングバスターガンダムに搭載されている。

関連用語[編集 | ソースを編集]

ニュートロンジャマーキャンセラー
ニュートロンジャマーを無効化する装置。核動力の運用のために必須な存在。
ジェネシス
核エンジンを搭載した戦略兵器。
ハイパーデュートリオンエンジン
核エンジンとデュートリオンエンジンを組み合わせた次世代エンジン。
熱核融合炉
宇宙世紀におけるモビルスーツの動力源。こちらはコズミック・イラの核エンジンとは異なり、「核融合反応」をエネルギー源としている。

リンク[編集 | ソースを編集]


脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 地球連合軍では入手したNJCをプラントに対する攻撃のために、核ミサイルへの使用を優先させた影響もある。
  2. ワークスジンの他、デュエルブリッツガンダムライトニングバスターガンダムなど。