ユニオンフラッグカスタムII

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ユニオンフラッグカスタムII
外国語表記 UNION FLAG CUSTOM II
別表記 グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
登場作品 機動戦士ガンダム00
デザイナー 福地仁
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スペック
別名 GNフラッグ
分類 擬似太陽炉搭載型モビルスーツ
生産形態 改修機
型式番号 SVMS-01X
頭頂高 17.9m
本体重量 74.2t
主動力 GNドライヴ[Τ]
装甲材質 Eカーボン
原型機 グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
改修 ユニオン
所属 ユニオン
主なパイロット グラハム・エーカー
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概要[編集 | ソースを編集]

グラハム・エーカーの要望でビリー・カタギリ主導の元、ユニオングラハム専用ユニオンフラッグカスタムを改修した機体。通称「GNフラッグ」とも呼ばれる。

宇宙での対ガンダム戦用に急遽、ユニオンに提供されたジンクスの1機を解体し、GNドライヴ[Τ]を強引に移植する形で開発されている。宇宙空間での格闘戦に特化させており、擬似太陽炉によって更なる高機動性とGNビームサーベルの運用能力を得たが、全く規格の異なるパーツを強引に接続したため機体バランスに大きな問題を抱えており、今まで以上に非常に扱いにくい機体となっている。

頭部は2基のカメラと左右開閉式のセンサーを搭載した物に変更され、肩部はGN粒子を放出するダクトを有する物に変更されている。背面の装備はほぼ取り払われ新たにGNドライヴ[Τ]を搭載し、機体の強度不足を補うために変形機構は排除されている。腕部と脚部には小型化したディフェンスロッドが装備されており、これを姿勢制御の補助に用いている。GNビームサーベルは機体内部に粒子の伝達機能を持たないため、使用時には左肩側に移動する擬似太陽炉と有線接続されている。

率直に言ってしまえば本機はグラハム個人の「フラッグでガンダムを倒す」という妄執じみた誓いを果たすためだけの産物であり、その性能が擬似太陽炉の供給元であるGN-Xに遠く及ばないのはもちろん、安定性など原型機にも劣る部分も多く見られる。その無理を重ねた改造も、既存技術で作られた機体と疑似太陽炉の適合性を確かめるための実験という名目で行われたが、それを強行すべき状況でないのも明白であった。

最終的にはエクシアと相討ちとなり本懐を遂げることには成功するが、それも本機の性能ゆえというよりは相手方が激戦により消耗しきっていたのが一番の要因だというのが実情である。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム00 (1stシーズン)
初出作品。パイロットはグラハム・エーカー
ビリー・カタギリがグラハムの「フラッグでガンダムに勝ちたい」という願いを汲み、彼を始めとする技術陣によってカスタムフラッグに更なる改造を施されて完成し、ソレスタルビーイングとの最終決戦に投入された。武装の大半を喪失し、トランザムの直後で粒子も枯渇状態のガンダムエクシアと死闘を繰り広げた末、相討ちとなって大破している。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

耐ビームコーティング
装甲の表面に施された対粒子ビーム用防御コーティング。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

20mm機銃
胴体部に1門内蔵されている機銃。
GNビームサーベル
ガンダムスローネアインから奪い、そのまま本機に採用されたビームサーベル。柄尻にGN粒子供給用のケーブルが追加されており、本体左肩部に繋がれている。使用時にはGNドライヴ[Τ]を背部から左肩部に移動させ、ケーブルを介して直接粒子供給を行う必要がある。粒子の大半を投入できるため出力やリーチは向上している。
小説版のグラハム曰く「フラッグの力で勝ち取った物は私の物…お前の物はおれの物!!」だそうで。
ディフェンスロッド
両腕部と両脚部に装備されている防御兵装。従来品と異なりサブスラスターとしての機能が追加されており、格闘戦の妨げにならないよう小型化されている。小型ではあるがディフェンスロッドとしての性能は変わっておらず、プラズマフィールドを用いて防御に使用することも可能である。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ガンダムエクシア

関連機体[編集 | ソースを編集]

グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
原型機。
ジンクス
提供された21番機からGNドライヴ[Τ]を移植した。
ガンダムスローネアイン
GNビームサーベルはこの機体から奪取した。
マスラオ / スサノオ
後継機にあたる機体。
ブレイヴ一般用試験機 / ブレイヴ指揮官用試験機
マスラオスサノオで得られた技術とイナクト等AEU系技術を合流させた統合発展機。

商品情報[編集 | ソースを編集]

フィギュア[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]