ガンダムF91 ツイン・ヴェスバー装着型
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ガンダムF91 ツイン・ヴェスバー装着型 | |
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外国語表記 | Gundam Formula 91 Twin V.S.B.R. Set Up Type |
登場作品 | F91-MSV |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 汎用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 換装形態 |
型式番号 | F91 |
全高 | 15.2m |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
開発組織 | サナリィ |
設計 | ミヤ・サミエック |
概要[編集 | ソースを編集]
ガンダムF91の強化装備プランの一つで、同機に装備される予定のヴェスバーの開発中に、サナリィ開発部内設計2課のミヤ・サミエック技官によってコンピュータ・シミュレーション上で算出され、提出された。
背部は「ツイン・ヴェスバー・ユニット」と呼ばれるバックパックユニットに換装されており、上下に二対の改良型ヴェスバーを装備している。これによって火力を強化している他、サブスラスターも内蔵させた事で推力もより高まった。F91本体は腋下に設置されていたヴェスバー装着用のレールが撤去されている以外に特に違いはない。
設計する前の段階でツイン・ヴェスバーが両腕部の可動範囲へ干渉する可能性が懸念され、採用される事無く終わっている。この問題に対してミヤ・サミエックは腕部の動きにヴェスバーを連動させて可動範囲への干渉を避ける「オート・ノッチングバック機構」を採用すれば解決できると考えていたが、他にもメンテナンス性の低下が確実視された上、仮に完成させたとしても出力の問題でヴェスバー全門の同時発射は不可能であったという。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- F91-MSV
- 出典元。模型雑誌『B-CLUB』66号に掲載されている(同誌では「ツウィン・ヴェスバー装着型」と表記)。
後発のSD作品等で登場する際には「ジェネレーターは出力強化された物に変更され、余剰出力も確保した為防御力向上の為ビームシールドを右腕に追加した」と実機が存在している設定にされる場合もある他、媒体によっては同時発射不可能の設定が反映されていない場合もある。 - ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
- 最終回のep26においてオーヴェロン (アーマー装備)登場シーンの背景に登場。ただし腰のヴェスバーは本来のF91の物であり、上下のヴェスバーを同時発射している。
- 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
- イベントシナリオ「クロスオーバーUCE エンジェル・ハイロゥ編」においてシーブックの搭乗機として登場。架空戦記という扱いのため、シーブックと共にリガ・ミリティア所属となっている。エンジェル・ハイロゥにおける最終決戦でレオニードにより本装備が用意され、実戦投入された。作中では上下のヴェスバーを同時発射するシーンもある。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
原型機から変更されていない部分は省略、略した部分の詳細は原型機記事を参照。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ツイン・ヴェスバー
- バックパックに計二対装備されている改良型のヴェスバー。上下でそれぞれ形状が異なり、サブスラスターを内蔵する事で機体の推力も向上させている。
- 二対のヴェスバーの稼働はF91のジェネレーターをもってしても出力が足りないらしく、前述した通り全門斉射は不可能[1]。なお原型のF91のヴェスバーの様に、内蔵された大容量メガコンデンサによる機体から切り離された状態での使用がこちらでも想定されていたかどうかは不明である。
- 不使用時は下側が銃身を縮めて後方へ移動し、上側が下方へスライドする事でH字型を形成する。
- ビーム・シールド
- 腕部に装備されている防御兵装。性能自体は原型機と変わらない。
- 一応発表当時は原型機同様左腕のみの装備だったが一部のゲーム作品及び模型では両腕に装備していると解釈されるケースが有る。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムF91
- 原型である通常仕様。
- ガンダムF91 バックキャノン装着型
- ヴェスバーが完成しなかった場合を考慮した仕様。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア [編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 前述の通りSD作品などで登場する際はその問題が「解決された状態」にされている。