バンゾ

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バンゾ
外国語表記 Banzo
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
デザイナー 長谷川裕一
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
型式番号 EMS-TC06
主動力 熱核融合炉
開発組織 木星共和国
所属組織 木星共和国
所属部隊 サーカス
主なパイロット ラーザブ
ガル・グレー
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概要[編集 | ソースを編集]

木星共和国が開発した「サウザンド・カスタム」の1機。ビーム・シールドビーム・ライフルに特化した宇宙世紀0153年代のモビルスーツの武装の死角を突く事をコンセプトに大量の小型ミサイルを搭載した、ミサイルタンクとも呼べる機体であり、その外見は遮光器土偶を彷彿とさせる。

搭載されたミサイルは遠隔誘導装置等の複雑なシステムは内蔵されておらず、極端に小型化されているが、一定の割合で反転や旋回運動を行う物が含まれており、虚を突かれた相手は全身をビーム・シールドで覆う程の機体でない限り、被弾は免れない。ミサイルそのものは小型の為、その殺傷力は必殺ではないが、機動力を失ったMSが次の攻撃を回避する事はありえない為、そこを一機ずつ狙う事で敵を撃破する。

そのコンセプトの性質上、ある程度自弾を被弾する事が前提である為、強靭な防御装甲を有している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
パイロットはラーザブ
月での戦闘でリガ・ミリティアと交戦しており、多数のジャベリンを撃墜。ミート オブ トゥーンマリア・シティでもヘビーガン部隊や海賊軍を攻撃している。最終決戦ではバイラリナと協力してエンジェル・コールを焼き払っていたが、ミダスのミダス・タッチ・フラッシュシステムによって行動不能になったところでカオスレルのギムレット・ビットを撃ち込まれて制御下に置かれ、クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロスを巻き込んで自爆させられた。だがカーティスが咄嗟にバンゾの装甲を斬り落として盾とした事で撃破には至らなかった。
機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
第47話に讃美歌の国によって複製された機体が登場。パイロットはガル・グレー首切り王の命で病院船を攻撃し、それを止めにきたレオブラン・リオンと交戦。病院船ごと攻撃することで優位に立ち撃破寸前まで追い詰めるが、ミサイル発射口にビームを撃ち込まれ内部のミサイルが爆発したことで撃破された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

マイクロ・ミサイル
機体内部に多数搭載された小型ミサイル。腹部に4基の発射管が存在し、そこから広範囲にミサイルを散布する。小型化の為に遠隔操作装置は取り外され、威力も抑えられているが、一定の割合で旋回や反転運動を行うミサイルが含まれており、相手のビーム・シールドの死角から敵の推進器等を破壊する事を目的としている。
弾倉の切り替えにも対応しており、状況に応じたミサイルを切り替える事が可能。
ミサイル・ストーム
機体を回転させながらミサイルを大量に発射する技。
高熱弾
最終決戦時、対エンジェル・コール用に用意されたミサイル。汚染されたコクピットに撃ち込んで焼却する。
ビーム・サーベル
マニピュレーターを取り外す事でビーム・サーベルとして使用可能。ミサイルで動きが鈍った敵機をこれで破壊するのが主な戦闘スタイルとなる。装備方式の都合上片方のマニピュレータを失うと残りも使用不可となる。
ビーム・シールド
前腕部に装備されている防御兵装。ビーム・シールドは二重に展開され、攻撃にも利用可能。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ラロ / ファントム / バイラリナ / デスフィズ / ガラハド
グレゴ / キルジャルグ / カルメロ / エスピラル
サウザンド・カスタムの機体群。

リンク[編集 | ソースを編集]