「セイバーフィッシュ」の版間の差分
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2020年5月25日 (月) 20:42時点における版
セイバーフィッシュ | |
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外国語表記 | Saber Fish |
登場作品 | |
デザイナー |
大河原邦男 小田雅弘 |
スペック | |
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分類 | 量産型迎撃戦闘機 |
型式番号 |
|
開発組織 | ハービック社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
概要
ハービック社が開発した迎撃戦闘機。装備を換装することによってあらゆる空域での活動が可能な機体である。
本機には3つの仕様があり、FF-3は空軍で使用されている。機体にはミサイルやドロップタンクを搭載するためのパイロンが設置されており、キャノピーの視界が他の仕様に比べて広くなっているのが大きな違いである。
宇宙仕様のFF-S3には上下2基ずつ計4基のブースターパックが装備されており、高い機動性を確保している。ブースターパックにはミサイル・ランチャーも搭載されているため火力も強化されている。局地要撃機仕様については詳細不明。
宇宙空間おいて当初はマゼラン級の艦載機とすることも計画されていたが、連邦軍が大艦巨砲主義であったことや専用母艦としてペガサス級が開発されたこともありマゼラン級には搭載されなかった。だが、ペガサス級はV作戦と連動する形でモビルスーツの専用母艦に変更されたため、コロンブス級やサラミス級などの一部の艦で運用されるにとどまった。
戦闘機としての性能は高く、ジオン公国軍のガトルを圧倒する性能を発揮した。モビルスーツに比べると出力と推力が劣り苦戦は免れなかったが、一年戦争初期にはモビルスーツにある程度対抗できる戦力として重宝されていた。
一年戦争終結後は第一線を引き、宇宙では運用されなくなったため、宇宙戦仕様も空軍の方に回されている。
登場作品と操縦者
- MSV
- 出典元。青・赤・白のトリコロールカラーが目を引く。デザインについては、大河原邦男氏の原案に小田雅弘氏がキャノピーのデザイン変更、武装ポッドブースターの追加等の加筆が行われている[1]。
- 機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ
- 連邦軍の航空戦力の中でも高火力の機体であり、特にゲーム序盤やMS生産無し縛りプレイなどで重宝される。同シリーズではユウ・カジマの戦闘機パイロット時代の搭乗機として設定されている。配色はMSV版の他にもオレンジと白、または青と白、といったようにシリーズやゲーム内ムービーによって異なる。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- ルウム戦役における連邦軍の主力機として登場。配色は青と白。
- 機動戦士Ζガンダム
- 第12話の1シーンに登場。ジャブロー防衛のために多数の機体がカタパルトから発進し、その内2機が百式の頭部バルカンを受け撃墜されている。『MSV』とは違い、配色は白とグレーのみとシンプルになっている。
- 機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081 ―水天の涙―
- MISSION 9にてカトキハジメ版デザインの機体(の1つ)が登場。ジオン軍のスパイであるユリ・タナベが、オーガスタ基地で拘束中のシェリー・アリスンを連れて脱出する際に用いている。大気圏上層まで上昇した後、インビジブルナイツのいるアデン基地へと降下するものの、隠れていたザメルに敵機と誤認されカノン砲で右翼を破壊された。パイロット両名はその場でベイルアウトし、シェリーはボブ・ロックの下へと降下している。なお、本機では珍しく地球降下時にミサイル・ランチャーのパージ描写が見られる。
- 機動戦士ガンダムUC (OVA版)
- episode 4の1シーンに登場。トリントン基地に配備されている。ジオン残党軍の襲撃に際し出撃体勢に入ったものの、上空からのザクI・スナイパータイプの狙撃を受け、発進前にまとめて撃墜された。配色はΖ版と同様。
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 装備の換装が可能。
武装・必殺攻撃
- 25mm機関砲
- 機首左右に2門ずつ計4門内蔵されている機関砲。
- ミサイル・ランチャー
- 宇宙戦仕様のブースターパック先端に各3基ずつ計12基搭載されている。
- 対艦ミサイル
- 宇宙戦仕様に装備されるミサイル。
- 地対空ミサイル
- 空軍仕様のパイロンに搭載されるミサイル。
対決・名場面
関連機体
- 偵察型セイバーフィッシュ カモノハシ
- 偵察・索敵用に装備を変更したバリエーション機。
- セイバーフィッシュII
- 『アウターガンダム』に登場する発展機。
- セイバーブースター
- 一年戦争後に制式採用された発展機。高高度迎撃機と空間制圧戦闘機を兼ねている。
- レイヴン・ソード / ダガーフィッシュ
- 本機の後継機。
商品情報
ムック
リンク
脚注
- ↑ ムック「MSV THE FIRST」059ページのコメンタリーより