「デザート・ゲルググ」の版間の差分
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− | : | + | :左腕部に装着されている折り畳み式の武装。長年詳細不明な武装だったが、『UC』にて若干のデザイン変更と共に実体弾式火器と設定され、射撃時に前方へ展開する武装となった。環境が厳しい局面によっては、ビーム兵器よりも有効に機能する場面もあったとされる。なお『BFT-アイランド・ウォーズ』では設定変更前のデザインで登場し、打突用のヒート兵器として扱われている。 |
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+ | :本機と同様、砂漠戦用に開発されたゲルググのバリエーション機。こちらも8機と極少数の生産に留まっている。 | ||
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2021年7月6日 (火) 16:42時点における最新版
デザート・ゲルググ | |
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外国語表記 | Desert Gelgoog |
別表記 | ディザート・ゲルググ |
登場作品 |
スペック | |
---|---|
分類 | 陸戦用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | MS-14D |
頭頂高 | 19.8m |
本体重量 | 43.7t |
全備重量 | 63.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,440kW |
スラスター総推力 | 59,800kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 9,200m |
開発組織 | ジオン公国軍 |
開発拠点 | キャリフォルニアベース |
所属 | ジオン残党軍 |
主なパイロット | ジオン残党軍兵 |
概要[編集 | ソースを編集]
一年戦争末期にゲルググをベースに開発したジオン公国軍の局地戦用モビルスーツ。資料によっては「ディザート・ゲルググ」と表記される場合もある。
砂漠戦を主眼とした改修が施されており、関節部やエアインテークの防塵処理は徹底されている。熱問題への対策として各部にエアインテークが増設するなどの冷却系強化が施されており、頭部や胴体部の動力パイプが内蔵式から外部へ露出させる方式に変更されている。砂漠では砂中に潜航して行動する事も考慮されており、頭頂部のセンサーは大型の物に変更され、ランドセルも潜航用スコープが備わった物となっている。これにより潜航中でも頭部とスコープのみを露出させ索敵することが可能となり、ゲリラ戦や隠密行動を得意とする機体となっている。
これらの改修により機体サイズが大型化しているため、ランドセルには大型の推進器を備える他、脚部側面にはスラスターが増設されている。また、ホバー移動能力も向上している。
一年戦争では試作された極少数機がアフリカ戦線で運用されたが、その実働数は極めて少なかったとされている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ΖΖ-MSV
- 出典元。元々は『機動戦士ガンダムΖΖ』の本編デザインの一つとして提出された没案であった。
- 機動戦士ガンダムUC (OVA版)
- episode 4にトリントン基地攻撃部隊の一機として登場。空中戦を想定してバックパック両端にロケット・ブースターを装備。ガルスJと共にバイアラン・カスタムに対して空中戦を挑むも、斬りかかった瞬間に背後に回り込まれ、直後にビーム・サーベルで両脚を切断された後、メガ粒子砲の集中攻撃を受け撃墜された。
- ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ
- 作中でライトニングガンダムストライダーと交戦するも敗れた。接近戦ではあろう事か、アームド・バスターの銃身を赤熱化させて殴りかかるという設定に無いヒート兵器まがいの攻撃を行っている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能 [編集 | ソースを編集]
- ペリスコープ
- ランドセルに可動アームを介して装備されている砂中潜行用のスコープ。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ビーム・ライフル
- 砂漠での運用に合わせてゲルググの物を改良したビーム・ライフル。射撃センサーがカバーで覆われている。
- ビーム・ナギナタ
- ゲルググに採用されたジオン初の携行ビーム兵器。非使用時には腰背部にマウントされる。
- アームド・バスター
- 左腕部に装着されている折り畳み式の武装。長年詳細不明な武装だったが、『UC』にて若干のデザイン変更と共に実体弾式火器と設定され、射撃時に前方へ展開する武装となった。環境が厳しい局面によっては、ビーム兵器よりも有効に機能する場面もあったとされる。なお『BFT-アイランド・ウォーズ』では設定変更前のデザインで登場し、打突用のヒート兵器として扱われている。
オプション装備 [編集 | ソースを編集]
- ロケット・ブースター (ラケーテン・ガルデン)
- 補助推進用のロケット・ブースター。バックパックの左右両端に1基ずつ装着し、重力下で高高度へのジャンプを行う際に使用する。『UC』に登場した残党軍の機体が使用。