「ブルーディスティニー1号機」の版間の差分
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:リメイクに伴い、NAOKI氏によりデザインがリファインされた。 | :リメイクに伴い、NAOKI氏によりデザインがリファインされた。 | ||
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:[[陸戦型ガンダム]]が使用している物をブルーディスティニー用に改良したタイプ。PS2ソフト『[[機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles|機動戦士ガンダム戦記]]』等で装備している。 | :[[陸戦型ガンダム]]が使用している物をブルーディスティニー用に改良したタイプ。PS2ソフト『[[機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles|機動戦士ガンダム戦記]]』等で装備している。 | ||
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:陸戦型ガンダムと同様、2基装備。原作ゲームではサーベルラックの位置が設定されていなかったらしく、媒体によってフロントアーマーのボックス(高山版コミック、初代Gジェネ)、[[陸戦型ガンダム]]と同様の脚部側面(97年8月発売の設定資料集 <ref>画稿に陸戦型ガンダムの物を流用しているため、事実上、文字設定のみ。</ref>、HGUC等)と分かれており、現在は後者が主流となっている。 | :陸戦型ガンダムと同様、2基装備。原作ゲームではサーベルラックの位置が設定されていなかったらしく、媒体によってフロントアーマーのボックス(高山版コミック、初代Gジェネ)、[[陸戦型ガンダム]]と同様の脚部側面(97年8月発売の設定資料集 <ref>画稿に陸戦型ガンダムの物を流用しているため、事実上、文字設定のみ。</ref>、HGUC等)と分かれており、現在は後者が主流となっている。 | ||
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;[[ブルーディスティニー1号機 GPBカスタム]] | ;[[ブルーディスティニー1号機 GPBカスタム]] | ||
:『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG|ガンプラビルダーズ]]』に登場する本機のガンプラで、バックパックを2号機と同様の物に交換した宇宙戦仕様。モデラーはサム。 | :『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG|ガンプラビルダーズ]]』に登場する本機のガンプラで、バックパックを2号機と同様の物に交換した宇宙戦仕様。モデラーはサム。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *EXAMシステムを起動した際に頭部カメラセンサーが赤く発光する、というのが現在のEXAMシステム搭載機の主流だが、当初は『戦慄のブルー』の開発段階時の設定らしく、製品版では没案となったためか緑色のままになっていた<ref>『戦慄のブルー』説明書に掲載されている開発段階の物と思わしきゲーム画像に赤目のブルーの画像がある。それ以外にも、ハンドグレネード残弾の表記など製品版とは異なる部分が見受けられる。</ref>。ただ、『戦慄のブルー』と同時期に発売された高山瑞穂版コミックにはバイザーに加え、その下の二つ目が赤く発光したブルー1号機が描かれており、中表紙のイラストに記載された「MIZUHO TAKAYAMA 96.6.29」から、ゲーム発売の3ヶ月前である1996年6月26日に描かれた事がわかる。当時、他の媒体で同じような描写があるのは「B-CLUB」1996年10月号掲載の挿絵(こちらは二つ目無し)ぐらいだが、98年発売のゲーム『SDガンダム GGENERATION』ではコミックの描写を参考にしたためか、2、3号機を含め、EXAMシステム発動時にカメラが赤く発光するという演出が採用され、演出の映像化により以降の各媒体で主流となった。以上の事から没案(断言はできないものの)が公式に昇華したという珍しい事例となっている。 |
+ | *『THE BLUE DESTINY』1作目の発売当初、その見た目から「ジム・ブルーディスティニー」とも呼ばれ、各媒体でも時折同様の名称が用いられている。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2021年7月25日 (日) 17:36時点における版
ブルーディスティニー1号機 | |
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外国語表記 | BLUE DESTINY UNIT1 |
別表記 | ジム・ブルーディスティニー |
登場作品 | |
デザイン |
|
スペック | |
---|---|
異名 | 蒼き死神 |
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | EXAMシステム試験機 |
型式番号 | RX-79BD-1 |
全高 | 18.5m |
本体重量 | 52.8t |
全備重量 | 73.0t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
搭載システム | EXAMシステム |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | EXAM研究所 ⇒ 第11独立機械化混成部隊 (モルモット隊) |
主なパイロット |
概要
陸戦型ガンダムをベースに、頭部にEXAMシステムを搭載した試作実験機。
当初は陸戦型ジムを試験ベースの機体 (RGM-79BD-1)として完成する予定だったが、機体がシステムの要求する動きに応えられず、システム開発者クルスト・モーゼス博士の期待に添える結果でなかったために、急遽システムの搭載されている頭部のみを陸戦型ガンダムに移植して、引き続き開発が行われることとなった。
開発試験中にEXAMシステムが暴走し、試験パイロットはあまりの過負荷に耐えきれず死亡した[1]。しかし、パイロットを失ってもなお暴走を続ける機体が作戦終了後の友軍部隊を襲撃し、居合わせた「モルモット隊」と交戦、損傷した。回収された本機はアルフ・カムラ技術士官によってEXAMシステムにリミッターをかけられ、通常50%しか機能しなくなる。その上で実験部隊である「モルモット隊」に配属され、ユウ・カジマの乗機となった。暴走を繰り返し、パイロットを死に至らしめた本機は、機体そのものが「蒼い死神」の異名で呼ばれた。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
- 初登場作品。同作の看板機体であり、第1作ではステージ2の敵として登場し、勝ちイベントとはいえ、その機動力ととめどない攻撃で多くのプレイヤーを苦しめた。そして第2作のステージ2でアルフ・カムラの意向により、プレイヤーであるユウ・カジマがテストパイロットに選ばれ、以降、主役機として最終ステージまで操作する事になる。
- 機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー
- リメイクに伴い、NAOKI氏によりデザインがリファインされた。
装備・機能
特殊機能
- EXAMシステム
- 頭部に内蔵されている戦闘用OS。敵ニュータイプと相対した際に起動し、対等に戦えるほどの戦闘力を発揮する。しかし、その際のパイロットの安全性は考慮されておらず、敵がEXAMシステム搭載機である場合、ニュータイプと誤認して誤作動を起こす危険性も孕んでいる。さらに戦場で敵味方問わず多くの死者が発生した際にも勝手に起動してしまうなど、起動条件に不可解な点も見られる。
武装・必殺攻撃
- 頭部バルカン砲
- 頭部に2門内蔵している。
- 胸部バルカン砲
- 胸部に2門内蔵している。
- 胸部有線式ミサイルランチャー
- 腹部2箇所に装備。有線式ミサイルを発射する。
- 100mmマシンガン
- 連邦軍のモビルスーツの汎用装備。本機の主装備である。
- マシンガン
- 100mmマシンガンをブルーディスティニー用に改良したタイプ。バレル部分にサプレッサーが付いているのが特徴。初出はCG画集『GUNDAM FIX(97年5月号)』に掲載されているカトキハジメ氏デザインの1号機より。
- ブルパップ・マシンガン
- 原作ゲーム内における主装備。
- ビーム・ライフル
- 陸戦型ガンダムが使用している物をブルーディスティニー用に改良したタイプ。PS2ソフト『機動戦士ガンダム戦記』等で装備している。
- ビーム・サーベル
- 陸戦型ガンダムと同様、2基装備。原作ゲームではサーベルラックの位置が設定されていなかったらしく、媒体によってフロントアーマーのボックス(高山版コミック、初代Gジェネ)、陸戦型ガンダムと同様の脚部側面(97年8月発売の設定資料集 [2]、HGUC等)と分かれており、現在は後者が主流となっている。
- シールド
- 陸戦型ジムや陸戦型ガンダムと同型のものを装備している。
対決・名場面
- 対イフリート改
- キャリフォルニアベースで激戦を繰り広げ、辛くも勝利。しかし、爆散間際のイフリート改から放たれたグレネード・ランチャーが頭部に直撃。EXAMシステムを失った本機は擱座した。
- 『サイドストーリーズ』では、頭部破壊までの経緯が変更。機体に限界が来たために行動不能になったイフリート改に止めを刺そうとしたが、ラウのドムが身を呈して庇ったために失敗。そのまま押し込められた状態で、超至近距離からのジャイアントバズの砲撃で頭部を破壊された。
関連機体
- ブルーディスティニー1号機【ステルス】
- 『ザ・ブルー・ディスティニー』に登場するステルス仕様。鹵獲したイフリート・ナハトから得られたステルス技術が反映されている。
- ブルーディスティニー1号機【フルアームド】
- 同じく『ザ・ブルー・ディスティニー』に登場する重装備仕様。
- ブルーディスティニー0号機
- この機体から頭部が移植されている。
- ブルーディスティニー2号機 / 3号機
- 兄弟機。
- イフリート改
- 同じくEXAMを搭載。ある意味兄弟機。
- 陸戦型ガンダム
- 頭部を除いたベース機。応急処置により本機のように頭部だけ陸戦型ジムに置き換えられた現地改修機も存在している。
- ブルーディスティニー1号機 GPBカスタム
- 『ガンプラビルダーズ』に登場する本機のガンプラで、バックパックを2号機と同様の物に交換した宇宙戦仕様。モデラーはサム。
余談
- EXAMシステムを起動した際に頭部カメラセンサーが赤く発光する、というのが現在のEXAMシステム搭載機の主流だが、当初は『戦慄のブルー』の開発段階時の設定らしく、製品版では没案となったためか緑色のままになっていた[3]。ただ、『戦慄のブルー』と同時期に発売された高山瑞穂版コミックにはバイザーに加え、その下の二つ目が赤く発光したブルー1号機が描かれており、中表紙のイラストに記載された「MIZUHO TAKAYAMA 96.6.29」から、ゲーム発売の3ヶ月前である1996年6月26日に描かれた事がわかる。当時、他の媒体で同じような描写があるのは「B-CLUB」1996年10月号掲載の挿絵(こちらは二つ目無し)ぐらいだが、98年発売のゲーム『SDガンダム GGENERATION』ではコミックの描写を参考にしたためか、2、3号機を含め、EXAMシステム発動時にカメラが赤く発光するという演出が採用され、演出の映像化により以降の各媒体で主流となった。以上の事から没案(断言はできないものの)が公式に昇華したという珍しい事例となっている。
- 『THE BLUE DESTINY』1作目の発売当初、その見た目から「ジム・ブルーディスティニー」とも呼ばれ、各媒体でも時折同様の名称が用いられている。
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