「シグーディープアームズ」の版間の差分
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いち早くMSを実用化し、開戦当初こそ優位を発揮したものの、ビーム兵器開発で連合の先行を許すこととなったザフトは、総力を挙げてビーム兵器の実用化に取り組んだ。シグーディープアームズは、その成果として誕生したモビルスーツ搭載可能ビーム兵器の実証テスト機である。 | いち早くMSを実用化し、開戦当初こそ優位を発揮したものの、ビーム兵器開発で連合の先行を許すこととなったザフトは、総力を挙げてビーム兵器の実用化に取り組んだ。シグーディープアームズは、その成果として誕生したモビルスーツ搭載可能ビーム兵器の実証テスト機である。 |
2024年2月22日 (木) 14:40時点における最新版
シグーディープアームズ | |
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外国語表記 | Cgue Type D.E.E.P.Arms |
登場作品 | |
デザイナー | ビークラフト |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | ビーム兵器試験機 |
型式番号 | YFX-200 |
全高 | 21.55m |
本体重量 | 81.83t |
主動力 | バッテリー |
開発組織 | ザフト軍 |
所属 | ザフト軍 |
所属部隊 | ジュール隊 |
主なパイロット | シホ・ハーネンフース |
概要[編集 | ソースを編集]
ザフト軍がシグーをベースに開発した試作型モビルスーツ。地球連合軍対プラントの戦争は急激に兵器を進化させ、その結果戦場の主役の座は戦艦や戦闘機などの在来兵器からMSへと移り変わった。それと同時に、火砲の主役もミサイルや砲弾に代表される実体弾兵器から、指向性を持った高エネルギー放射兵器、所謂ビーム兵器へと移行していった。
いち早くMSを実用化し、開戦当初こそ優位を発揮したものの、ビーム兵器開発で連合の先行を許すこととなったザフトは、総力を挙げてビーム兵器の実用化に取り組んだ。シグーディープアームズは、その成果として誕生したモビルスーツ搭載可能ビーム兵器の実証テスト機である。
ベース機となったシグーに搭載された初期型ビームユニットは、動作の信頼性を最優先としたため発振ユニットが全長10メートルを超えることになった。この巨大なユニットの搭載による負荷の増大に対処するため、本機のパワーユニット及び冷却系は改良高出力型に換装された。また、バックパックもスラスターが撤去され、代わりに新設計のコンポーネント・バックパックが搭載された。また、肩部にも新たにスラスターが増設されている。
頭部もビーム砲撃の精度向上を目的とした強化型複合センサーを内装するため増設ならびに大型化されており、ハイマウントセンサーによってロングボウ化されたことで遮蔽物の背後からの精密射撃性能も向上している。
ビーム砲の性能は期待通りで、以降に開発されたビーム兵器はすべてこのユニットを基本に設計されている。なお、機体名の「ディープアームズ」とは「Directional Energy Emission exPerimental Arms(指向性エネルギー放射兵器試験機)」の意味である。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED MSV
- 出典元。数機が製造され、実証試験が行われた。実戦にも投入されている。
- 機動戦士ガンダムSEED MSV (プロモーションビデオ)
- レッドフレーム編で登場。ロウ・ギュールらが入手したバクゥ戦術偵察タイプの頭部内の極秘データを回収する為に出撃してレッドフレームと交戦したが、グゥルを破壊されて追撃不能になっている。
なお、左肩にホウセンカのエンブレムは無いが、この時のパイロットはシホだったとされる。 - 機動戦士ガンダムSEED MSV戦記
- シホ・ハーネンフースの乗機として登場。
レナ・イメリアのバスターダガーと交戦していたが、途中で飛来した核ミサイルの迎撃に向かった。 - 戦場に咲くホウセンカ
- シホと共に主役機として登場。ボアズ付近の宙域で演習を行っている。
- 機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディションIII 鳴動の宇宙
機動戦士ガンダムSEED HDリマスター - 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において火器運用試験型ゲイツ改と共に戦闘を行っているが、ジャスティスガンダムによって撃墜された。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- シホ機が登場。
南米独立戦争に他のザフト機と共に介入し、南米軍側を支援した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- JDP8-MSY0270 試製指向性熱エネルギー砲
- バックパックから伸びるアームを介して接続されるビーム砲。動作の信頼性を最優先としたため、発振ユニットの全長が10メートルを超える大型装備となった。
ユニットの大半は強力な冷却システムで占められているが、ビームユニットの発熱問題は深刻で、発砲の度に背部から熱を帯びた大量の冷却ガスを大量に噴出するため、ガスの残量が切れると発砲不可能となる。 - NOL-Y941 レーザー重斬刀
- 地球連合軍から強奪した技術データを基にわずか3週間という短期間で開発された近接格闘戦用装備。そのため、基本構造は地球連合軍の対艦刀シュベルトゲベールに酷似したものとなっている。非使用時は左腰部にマウントされる。
- MMI-M7S 76mm重突撃機銃
- マイウス・ミリタリー・インダストリー社が開発した銃で、ジンが装備しているMMI-M8A3 76mm重突撃機銃の改良型。今後の戦闘がより高度になるであろうことを想定し、命中精度を向上させている。
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦時にシホ機が装備していた。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
Blu-ray[編集 | ソースを編集]
※プロモーション映像『像機動戦士ガンダムSEED ASTRAY -RED FRAME & BLUE FRAME-』(本機の登場エピソード)を収録