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[[ジオン公国軍]]が[[一年戦争]]に投入した[[モビルアーマー]]の内、最初期に実現された機体。宇宙世紀071年の次期主力兵器開発で[[MIP社]]が提示した宇宙ポッドMIP-X1を強化・発展させた機体である。
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[[ジオン公国軍]]が[[一年戦争]]に投入した[[モビルアーマー]]の内、最初期に実現された機体。宇宙世紀071年の次期主力兵器開発で[[MIP社]]が提示した宇宙ポッド[[MIP-X1]]を強化・発展させた機体である。
  
 
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[[モビルスーツ]]のような汎用性は無いものの、大型の[[メガ粒子砲]]と[[AMBAC]]肢を兼ねた大型クローを装備し、[[熱核ロケットエンジン]]が生み出す大推力を活かした一撃離脱戦法は他の追随を許さない。[[ザクIIF型]]の三倍にも及ぶ推力は[[AMBAC]]と組み合わせた高速戦闘能力は量産に足る物と評価され、一年戦争の最終局面において少数が量産された。
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:『THE ORIGIN』の世界観では[[宇宙世紀]]正史とは異なり[[ザクレロ]]の方が制式採用され、大量生産されている。漫画本編では「めぐりあい宇宙編 SECTION IV」にて試作機が1シーンだけ登場し、サキオカ少尉らが「試作機で唯一出番のなかった可愛そうなヤツ」というメタな台詞と共に[[ア・バオア・クー]]から人力で牽引して持ち出そうとしている。機体デザインは『1st』と同一。続く最終話では本当に持ち出したのが1コマだけ確認できる。
 
;[[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]
 
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:[[ア・バオア・クー]]防衛戦にて登場している。
 
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:一年戦争以前にMIP社が企画した宇宙ポッド。この機体を発展させる形でビグロが開発された。
 
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:ビグロの後期生産型。
 
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:ビグロに強化改修した機体。
 
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:ビグロの強化型の一機。
 
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:対艦隊戦闘を想定し、ビグロを強攻型に改修した機体。
 
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:ビグロの発展型として開発されていた機体。
 
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:本機用に開発された大型メガ粒子砲が流用されている。
  
 
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2024年7月27日 (土) 20:09時点における最新版

ビグロ
外国語表記 Bygro
登場作品
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 宇宙用試作型モビルアーマー
型式番号 MA-05
全長 45.5m
頭頂高 23.6m
本体重量 125.5t
全備重量 229.8t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 17,800kw
推進機関 熱核ロケットエンジン
スラスター総推力 136,100kg
装甲材質 超硬スチール合金
センサー有効半径 111,100m
開発組織 MIP社
所属 ジオン公国軍
主なパイロット
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍一年戦争に投入したモビルアーマーの内、最初期に実現された機体。宇宙世紀071年の次期主力兵器開発でMIP社が提示した宇宙ポッドMIP-X1を強化・発展させた機体である。

モビルスーツのような汎用性は無いものの、大型のメガ粒子砲AMBAC肢を兼ねた大型クローを装備し、熱核ロケットエンジンが生み出す大推力を活かした一撃離脱戦法は他の追随を許さない。ザクIIF型の三倍にも及ぶ推力はAMBACと組み合わせた高速戦闘能力は量産に足る物と評価され、一年戦争の最終局面において少数が量産された。

0079年4月に生産が開始され、初期生産型が12機ないし14機が生産されたと言われ、その後出力系等に改良を加えた後期型も生産され、ア・バオア・クーでの決戦において運用された。

コクピットは操縦系の各種機材は初期のMSから流用されているが、機体の圧倒的な加速性能が生じさせるGに対応する為、耐G性能が与えられたと推測されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム
初出作品。第31話でトクワンが搭乗し、ザンジバルから実戦テストを兼ねて出撃。ホワイトベースのMS隊をその加速性能で手玉に取っていたが、最後はアムロ・レイガンダムによって撃破された。劇場版では戦闘シーンがカットされたためトクワン機は登場しないが、『めぐりあい宇宙』のギレン・ザビの演説シーンで背景に量産機が4機いるのが確認できる。
GUNDAM THE RIDE ‐宇宙要塞A BAOA QU‐
上記の4機の内の1機とされる機体が一瞬だけ登場。クローにジムを掴んだ状態で大破している。
機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル
前半パートで3機登場。連邦軍の補給部隊を襲撃し壊滅させている。その内の1機は補給中だったユーグ・クーロの乗るジム・コマンドからの反撃を受け撃墜されている。
インタビュー記事によると松尾監督の中では乗っているのは学徒兵であり、上官の命令によって訳も解らず出撃させられているイメージ、とされている[1]
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
『THE ORIGIN』の世界観では宇宙世紀正史とは異なりザクレロの方が制式採用され、大量生産されている。漫画本編では「めぐりあい宇宙編 SECTION IV」にて試作機が1シーンだけ登場し、サキオカ少尉らが「試作機で唯一出番のなかった可愛そうなヤツ」というメタな台詞と共にア・バオア・クーから人力で牽引して持ち出そうとしている。機体デザインは『1st』と同一。続く最終話では本当に持ち出したのが1コマだけ確認できる。
機動戦士ガンダム サンダーボルト
ア・バオア・クー防衛戦にて登場している。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

メガ粒子砲
機首部に1門内蔵されたビグロの主兵装。非使用時はクチバシ状のカバーで遮蔽される。メガ粒子砲は偏向型だったとされ、ある程度の射角の修正が可能だったと推測されている。ビームの収束率は低かったとされるが、対MS戦闘に十分な威力を有していた。
4連装ミサイル・ランチャー
機体上面左右に4基ずつ内蔵された実体弾火器。装弾数は不明だが、実戦においては複数回の発射が確認されている。単純な打撃力としてだけでなく、ミサイルの弾幕によって敵機の行動を阻害し、高速戦闘を有利に展開するといった戦法にも用いられた。ただし、軸線が固定された武装の為、機体の進行方向にしか射界を確保出来なかった。
クロー・アーム
AMBAC肢として機体の前部に設けられた大型クロー。先端部は三本爪のクローとなっており、これによる打撃戦を想定していた。ルナ・チタニウム合金を貫く程の強度を有しており、目標の貫通のみならずMSを掴むといった単純な動作も可能。
このクローにはゲルググビーム・ライフルを装備する事が可能だったとする資料が存在するが、運用例は確認されていない。
サンダーボルトに登場した機体には小型ビーム砲が内蔵されている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

MIP-X1
一年戦争以前にMIP社が企画した宇宙ポッド。この機体を発展させる形でビグロが開発された。
ビグロ (後期型)
ビグロの後期生産型。
ビグ・ラング
後期型をコアユニットとして流用した大型モビルアーマー。
ビグロ改
ビグロに強化改修した機体。
ビグロマイヤー
ビグロの強化型の一機。
ビグ・ルフ
対艦隊戦闘を想定し、ビグロを強攻型に改修した機体。
ヴァル・ヴァロ
ビグロの発展型として開発されていた機体。
スキウレ
本機用に開発された大型メガ粒子砲が流用されている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

フィギュア[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]