「ハーフガンダム」の版間の差分
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2024年8月6日 (火) 22:22時点における最新版
ハーフガンダム | |
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外国語表記 | Half Gundam |
登場作品 | 機動戦士ゼータガンダム1/2 |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
---|---|
分類 | レプリカモビルスーツ |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 (ガンダリウム合金) |
開発組織 | ティターンズ |
所属 | ティターンズ |
主なパイロット | カン・ウー |
概要[編集 | ソースを編集]
ガンダムMk-II開発をスタートするにあたり、一年戦争時に驚異的な戦闘力を発揮した事で知られるRX-78ガンダムを徹底的に研究するべく、ティターンズが各基地に残されていた補給パーツを集めて完全再現を試みた機体。一年戦争終結直前まで作り続けられていたガンダムタイプの補給用パーツを可能な限り掻き集めて作られたレプリカ機であり、不足分は現用機のパーツで継ぎ足している。
オリジナルのパーツ含有率は52パーセント。ほぼ半分であったとされているが、このパーセンテージに外部装甲が含まれていた場合、内部パーツの割合は必然的に減るため、実際にどれほどオリジナルに近かったかは永遠の謎とされる。いずれにしても、各スペックは更に高性能化出来たにも関わらず[1]、マグネットコーティング時に記録されたデータを参考に、意図的にRX-78と同等に合わせられていた。
ガンダムの外見上の差異として、緑のカメラ・アイを持ち、左胸にジムIIと同様のセンサーユニットが搭載されている。また、コアブロックシステムは搭載されていない。
後世、シシリア・マディンの遺品から発見された「エドガー・エドモンド・スミスの日記」に記されていた機体であるが、その信憑性については識者の意見の分かれる所である。否定派の多くの論拠は、日記に登場するメカニックがあまりに「トンデモ」であることに加え、実機の物的証拠の不在がある。もしこの機体が実在したなら、政府機関であるティターンズにその記録が残されていないのは不自然であるというもので、彼らはこの機体をシシリアの創作であろうと考えている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ゼータガンダム1/2
- 初登場作品。第一話でカン・ウーをパイロットとしてエドガー・エドモンド・スミスの乗るガンダムMk-IIと幾度と無く模擬戦を行っていた。
Mk-II完成によって引き起こされるであろう戦争の勃発を引き伸ばすべく、カン・ウーはその度に自身にかかる多大な負担を省みず機体の性能を限界まで引き出す事で勝利し続けていた。その後、開発を引き延ばせないと判断したフランクリン・ビダンの判断によってバスク・オムの前で最後の模擬戦が行われたが、カン・ウーがわざと引き金を引かず、エドガーに勝ちを譲った事で撃破されている。
なお、模擬戦で見せた機動については、ガンダムの伝説の大きさ故にそれを意識する者は少なく[2]、事実を知ったエドガー以外にはカン・ウーの身体を観ていた女医が知るのみであった。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。口径は不明だが、連邦系MS共通の60mmと思われる。
- ビーム・サーベル
- ランドセルに2基装備されている接近戦用の斬撃武装。
- ビーム・ライフル
- ガンダムMk-IIと同型のビーム・ライフル。模擬戦ではペイント弾を使用していたが、最後の模擬戦では実戦装備が使用された。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダム
- 伝説の機体。ハーフガンダムはこの機体を解析する目的で開発された。
- ガンダムMk-II
- 解析データはこの機体の開発に役立てられている。
- プロトタイプガンダム / 陸戦型ガンダム / ジムII
- ガンダム以外に本機の開発に使用されたと思われる機体。プロトタイプガンダムは脚部、陸戦型ガンダムは腕部、ジムIIは胸部にそれと思われる意匠が見られる。
- ガンダム (ティターンズ仕様)
- 『ギレンの野望シリーズ』に登場する、ティターンズによって再生産されたティターンズカラーのガンダム。こちらは完璧に原型機を再現している。