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ちなみに、このような仕様となったのはリボンズが他のイノベイター達を信頼しておらず、自分一人で戦う事を想定した為。本来はタンク形態にも変形可能となる予定であったが、ツインドライヴシステムの搭載と同時にこの機能はオミットされた。また、本機の開発の際には[[ガンダムエクシア]]の基本データも使用されており、本機とエクシアは設計上は兄弟機であるとされる。キャノン形態も[[ガンダムヴァーチェ]]の基本データや[[ジンクスIIキャノン]]と同系統のセンサーが使用されている。 | ちなみに、このような仕様となったのはリボンズが他のイノベイター達を信頼しておらず、自分一人で戦う事を想定した為。本来はタンク形態にも変形可能となる予定であったが、ツインドライヴシステムの搭載と同時にこの機能はオミットされた。また、本機の開発の際には[[ガンダムエクシア]]の基本データも使用されており、本機とエクシアは設計上は兄弟機であるとされる。キャノン形態も[[ガンダムヴァーチェ]]の基本データや[[ジンクスIIキャノン]]と同系統のセンサーが使用されている。 | ||
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1stのアレハンドロの機体・[[アルヴァトーレ]]が自己を体現した「何でもあり」の機体に対し、2ndのリボンズの機体もまた自己を体現した「何でもあり」の機体であった。自己満足を体現した機体では両者とも同じ歩みを辿っている。しかし、前述のように実質的な性能は非常に高く、劇中ほぼ敵無しであったダブルオーライザーにも終始優勢を保っていた。 | 1stのアレハンドロの機体・[[アルヴァトーレ]]が自己を体現した「何でもあり」の機体に対し、2ndのリボンズの機体もまた自己を体現した「何でもあり」の機体であった。自己満足を体現した機体では両者とも同じ歩みを辿っている。しかし、前述のように実質的な性能は非常に高く、劇中ほぼ敵無しであったダブルオーライザーにも終始優勢を保っていた。 | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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2024年8月23日 (金) 12:23時点における最新版
リボーンズガンダム | |
---|---|
外国語表記 | REBORNS GUNDAM |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00 |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
---|---|
分類 | イノベイター(イノベイド)専用可変モビルスーツ |
型式番号 | CB-0000G/C |
頭頂高 |
|
本体重量 | 79.1t |
主動力 | GNドライヴ[Τ]×2(ツインドライヴシステム) |
装甲材質 | Eカーボン |
開発拠点 | ソレスタルビーイング号 |
開発者 | リボンズ・アルマーク |
所属 | イノベイター(イノベイド)勢力 |
主なパイロット | リボンズ・アルマーク |
概要[編集 | ソースを編集]
イノベイター(イノベイド)の擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。リボンズ・アルマークが自らの専用機として開発していた機体で、砲撃戦形態「リボーンズキャノン」に変形する可変機である。
両肘にGNドライヴ[Τ]を1基ずつ搭載しており、擬似太陽炉搭載機では初めてツインドライヴシステムが採用された。元々は白兵戦用の「1ガンダム」と砲撃戦用の「GNキャノン」と呼ばれる別々の機体として開発が進められていたのだが、リボンズがそれらを一つにまとめたリボーンズガンダム オリジンとして一旦完成され、さらにアニュー・リターナーからもたらされたツインドライヴシステムとトランザムシステムが搭載されて現在の形となった。総合的にはダブルオーライザーと同等以上の性能を獲得している。独自の操縦支援システムも搭載され、ヴェーダからのバックアップなしでも運用可能。
ちなみに、このような仕様となったのはリボンズが他のイノベイター達を信頼しておらず、自分一人で戦う事を想定した為。本来はタンク形態にも変形可能となる予定であったが、ツインドライヴシステムの搭載と同時にこの機能はオミットされた。また、本機の開発の際にはガンダムエクシアの基本データも使用されており、本機とエクシアは設計上は兄弟機であるとされる。キャノン形態もガンダムヴァーチェの基本データやジンクスIIキャノンと同系統のセンサーが使用されている。
自分の名前を機体に入れるとは、なんて絶望的なネーミングセンス…と思う人は多いが、リボンズとリボーンズの綴りが違う事に注意。視聴者から見ると何ソレ状態だが、本人的には『再生』を意味する重要な機体名なのだ。リボーンズには、再生だけでなく、新生という意味もある。つまりν…まぁ、制作者がリボンズである以上、どう言い繕っても絶望的なネーミングである事は間違いないのだが。
1stのアレハンドロの機体・アルヴァトーレが自己を体現した「何でもあり」の機体に対し、2ndのリボンズの機体もまた自己を体現した「何でもあり」の機体であった。自己満足を体現した機体では両者とも同じ歩みを辿っている。しかし、前述のように実質的な性能は非常に高く、劇中ほぼ敵無しであったダブルオーライザーにも終始優勢を保っていた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- リボンズ・アルマーク自らが搭乗し、刹那・F・セイエイの駆るダブルオーライザーと交戦する。当初はキャノンモードで登場したが、戦闘中ガンダムモードへの変形を行って刹那を驚かせた。支援に駆けつけたアリオスガンダムを一蹴。刹那との戦いでも優勢を保つが、刹那の純粋種のイノベイターとしての力の前に徐々に押され始める。最後はプトレマイオス2の放った煙幕により刹那を見失った事で直撃を受けたが、自身もビームサーベルで直撃を与え相打ち、互いに戦闘を継続する事が不可能になる。その後、リボンズがダブルオーライザーの左肩のGNドライヴを回収、さらに放棄されていた0ガンダムに奪ったGNドライヴを換装し乗り換えた為、本機は放棄された。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ツインドライヴシステム
- 2基のGNドライヴを同調させる事で粒子生産量を2乗化させるシステム。しかし、オリジナルGNドライヴではそれぞれに個性があるため同調させて起動する条件が非常に厳しく、GNドライヴ同士の相性が悪いと起動しない上、安定性も悪いという欠点がある。
本機はアニュー・リターナーがソレスタルビーイングから持ち出したデータを基に搭載されており、オリジナルGNドライヴの代用としてGNドライヴ[Τ]が使用されている。そのために同調の不安定さなどがなく安定して稼働させられる一方、オリジナルと構造が違う擬似太陽炉を使用した為ダブルオーライザーの様に量子化することはできなかった。 - トランザムシステム(TRANS-AM)
- 元々はオリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
アニュー・リターナーからもたらされた情報により、本機も擬似太陽炉でありながら使用可能となった。劇中での描写は無かったが、ガデッサやガラッゾと同様にトランザムの途中解除が可能と思われる。 - 変形
- リボーンズキャノンに変形する。前後を入れ替えて変形する機構のため、ほとんど死角がない。しかも変形プロセス自体は非常にコンパクトで最低限の可動にとどまっている。そのためアリオスガンダムのように用途の大きく異なる作戦を想定した機体ではなく、全方位・全距離対応型の万能機をコンセプトにした設計と思われる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- GNバスターライフル
- 大型のビームライフル。腕の擬似太陽炉と直結する事で粒子供給するシステムとなっている。キャノンモード時にも使用でき、更に強力な砲撃が可能になるが、精密射撃には向かなくなる。
- 大型GNビームサーベル
- 背部に2本装備。高出力のビーム刃を形成可能。接近戦の不得手なキャノンモード時には収納されるが、使用する事自体は可能である。
- エグナーウィップ
- キャノンモード時のマニピュレーターをそのまま有線式のロケットアンカーとして使用する。指先からもワイヤーを射出するようになっている。敵機を拘束するほか、高圧電流を流す事も可能。また、GNフィールドを展開されても突破する事が出来る。
- GNフィンファング
- 背部に大型の物を4基、腰部とGNシールドに小型の物を4基ずつの計12基を装備。本体から分離して敵機を攻撃する無線式の誘導兵器である。大型の物はキャノンモード時の主砲となる。小型の物はビームサーベルを形成可能な他、シールドに装着したままで小型ビーム砲としても使えるようになっている。
名称からも分かるとおり、νガンダムのフィン・ファンネルのオマージュであり、設置されている位置などイメージはHi-νガンダムに近い。というか、蒼月氏も「フィンファング!」と叫びたかったらしく、本機やリボンズが参戦しているゲームでは実際に叫んでくれる。 - GNシールド
- Eカーボン製の実体盾。表面にはGN粒子を定着させており、ビーム・実弾を問わず防御可能。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- リボーンズガンダム初登場
- トライアルフィールドを発動中のセラフィムガンダムに1発のビームが着弾し、機体が破壊される。驚いた刹那がそのビームの発射された方を振り向くと、そこにいたのは1機の赤いモビルスーツであった。刹那は砲撃機の弱点である中距離から接近戦に持ち込むが、強烈な反撃で吹き飛ばされてしまう。その刹那の目の前で、真紅のモビルスーツはその真の姿を現す。
初登場時はリボーンズキャノンの姿であった為、多くの視聴者から「ガンキャノンもどき(実際、後述のオマージュも含めてガンキャノンを意識した形状・カラーリングであることはインタビューで語られているので正解なのだが)」だの「ダサい」だのと驚愕と白い目で見られていたが、変形したガンダム形態によってイメージが一変。多くのファンを獲得した。どうせガンダムに変形するんだろ、と予想したファンも多かったが(登場シーンをよく見ると後頭部からV字アンテナらしき物が生えているのが分かる)。
ちなみにセラフィムガンダムを撃墜した直後、リボーンズキャノンが地面に伏せた姿勢で砲撃を行ったことがわかるが、これは実は初代機動戦士ガンダムのオマージュ。立って砲撃すると衝撃で吹き飛んでしまうので伏せて撃つシーンが何度かあり、オープニングでもそのシーンが見られる。 - 対ダブルオーライザー
- 離れればキャノンモードによる嵐のような砲撃でダブルオーを近寄らせず、砲撃をかいくぐって懐に飛び込めばガンダムモードの圧倒的パワーで弾き返す。鉄壁のリボーンズガンダムを突き崩せず防戦一方の刹那。ダブルオーライザーの右足、次いで右サイドバインダーを破損。さらにはリヴァイヴ・リバイバル、ヒリング・ケアが参戦し3対1に追い込まれる。イノベイターのコンビネーションに次第に追い詰められ、粒子ビーム砲を避けきれず万事休す……だが間一髪ロックオン・ストラトスとアレルヤ・ハプティズムが救援に駆け付け、3対3の互角に。状況を五分五分に戻した刹那はペースを取り戻し、イノベイター側はヒリング、リヴァイヴを続けて失う。さらにプトレマイオス2からの援護射撃も加わり立場は逆転。プトレマイオス2を砲撃で黙らせるが粒子かく乱を受け、ダブルオーライザーの肉薄を許す。大型フィンファングでダブルオーライザーの左腕を破壊するが、リボーンズガンダムをつばぜり合いで制し逆に右腕を切断。
どちらも譲らない激闘のさなか、ヴェーダと同化したティエリア・アーデとの脳量子波の対話で一瞬のスキを突かれリボーンズガンダムの右足、次いでバックパックに被弾して破損。ダメージの大きい両機ともトランザムを起動し、クロスレンジでの高速戦闘でダブルオーライザーはヘッドパーツを破損。続けて大型フィンファングがダブルオーライザーを貫く瞬間、量子化してリボーンズガンダムの背後へテレポート、袈裟懸けに機体を切り裂くがリボーンズガンダムも振り向きざまにダブルオーライザーの左腕を切断。両機とも大爆発に飲み込まれるのだった。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- リボーンズガンダム オリジン
- 元々はこちらの姿で運用される予定だった。
- 1ガンダム
- 通常形態の原型機。
- GNキャノン
- キャノンモードの原型機。
- ガンダムエクシア / ガンダムヴァーチェ / ジンクスIIキャノン
- これらの機体データなどが本機の開発に使用されている。
- ダブルオーガンダム
- ツインドライヴシステムに関するデータの入手元。
- ガンダム
- リボーンズガンダムの元ネタ。
- ガンキャノン
- リボーンズキャノンの元ネタ。
- νガンダム
- GNフィンファングはこの機体のフィン・ファンネルが元ネタ。
- リバーシブルガンダム
- 『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』に登場する本機をベースとしたガンプラ。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]