「初期型ジム」の版間の差分
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:初登場作品。第1話に[[テリー・サンダースJr.]]の搭乗機として登場した。登場するやいなや半壊する憂き目にあうが、[[シロー・アマダ]]の乗る[[ボールK型]]が救援に現れたため九死に一生を得た。その後、漂流中のシローを捜索し、満身創痍の状態で務めを果たしている。また、サンダースはジムで6機の撃墜スコアを持っており、それが本機を指しているのであれば、本編以前に相当の活躍をしていた事が窺える(所属部隊の被害に目を瞑れば)。 | :初登場作品。第1話に[[テリー・サンダースJr.]]の搭乗機として登場した。登場するやいなや半壊する憂き目にあうが、[[シロー・アマダ]]の乗る[[ボールK型]]が救援に現れたため九死に一生を得た。その後、漂流中のシローを捜索し、満身創痍の状態で務めを果たしている。また、サンダースはジムで6機の撃墜スコアを持っており、それが本機を指しているのであれば、本編以前に相当の活躍をしていた事が窺える(所属部隊の被害に目を瞑れば)。 | ||
+ | ;[[ガンプラ]] (旧キット)「HG 1/144 RGM-79〔G〕ジム」取扱説明書 | ||
+ | :インストの陸戦型ジムに関する説明文に「宇宙用のEタイプと基本設計は同じだが、内装部品などは地上戦用にチューンされている」と記載されている。言葉通りに受け止めると陸戦型ジムと同じ外見の宇宙用ジムがいるという事になるが、果たして本機を指しての説明であるかは不明。 | ||
+ | ;[[ガンプラ]]「MG 1/100 RGM-79C ジム改 (スタンダードカラー)」取扱説明書 | ||
+ | :直接の言及は無いものの、インストの説明文に「後のジム改の雛型となったと言われる」と、本機を指しての説明と思われる部分がある。説明文では「ルナツーが[[ホワイトベース]]部隊を保護しなかったのはガンダム以外にMSが存在する事そのものが連邦軍の最高機密であり、ルナツーがMSの開発設備を持っている事実そのものを秘匿するためだった」と解説されており、開発経緯についても「ホワイトベースの仕官を一時的に拘束して最も早い段階でガンダムの実働データを入手し、開発時のデータに基づいてデザインされていた無印のジムとは異なる宇宙用ジムを開発できた」という扱いになっている。 | ||
;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]] U.C.0079+α | ;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]] U.C.0079+α | ||
:『08』第1話より数刻前の様子が描かれており、テリー機を含む3機が登場する。「[[星一号作戦]]へ向けた宇宙用ジムのデータ収集用の先行試作型」という機体設定が設けられており、3機は第七艦隊機械化混成大隊に所属するコバイユ部隊の所属機(テリー機:702番機、隊長機・僚機:701番機、703番機)で、一般のパイロットによる実験データの収集を目的としていた。作中では模擬戦中に[[ジオン公国軍]]の[[アプサラス0]]と遭遇戦になり、『08』本編と同様、テリー機を残して撃墜されてしまう。 | :『08』第1話より数刻前の様子が描かれており、テリー機を含む3機が登場する。「[[星一号作戦]]へ向けた宇宙用ジムのデータ収集用の先行試作型」という機体設定が設けられており、3機は第七艦隊機械化混成大隊に所属するコバイユ部隊の所属機(テリー機:702番機、隊長機・僚機:701番機、703番機)で、一般のパイロットによる実験データの収集を目的としていた。作中では模擬戦中に[[ジオン公国軍]]の[[アプサラス0]]と遭遇戦になり、『08』本編と同様、テリー機を残して撃墜されてしまう。 |
2024年10月24日 (木) 01:52時点における最新版
初期型ジム | |
---|---|
外国語表記 | GM PRECESSION TYPE |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 |
スペック | |
---|---|
分類 | 先行量産型モビルスーツ |
生産形態 | 先行量産機 |
型式番号 | RGM-79[E] |
頭頂高 | 18.0m |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
開発拠点 | ルナツー |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属拠点 | ルナツー |
主なパイロット | テリー・サンダースJr. |
概要[編集 | ソースを編集]
ルナツーの工廠で開発された先行量産型のジム。「宇宙用ジム」「宇宙用ジム ルナツー仕様」「先行量産型ジム (宇宙戦装備)」など様々な表記がされる事もある。
機体に関する詳細な設定が設けられておらず、外観が後発のジム改に酷似していながらも、ジムの一般的な投入時期よりもはるか以前に配備されているという、不明瞭な立ち位置にある機体である。中には陸戦型ジムの宇宙仕様とする資料も存在する。
武装面については、頭部に内蔵されたバルカン砲と手持ちのブルパップ・マシンガンのみであり、後発のジムとは違い、バックパックにビーム・サーベルは装備されていない[1]。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 初登場作品。第1話にテリー・サンダースJr.の搭乗機として登場した。登場するやいなや半壊する憂き目にあうが、シロー・アマダの乗るボールK型が救援に現れたため九死に一生を得た。その後、漂流中のシローを捜索し、満身創痍の状態で務めを果たしている。また、サンダースはジムで6機の撃墜スコアを持っており、それが本機を指しているのであれば、本編以前に相当の活躍をしていた事が窺える(所属部隊の被害に目を瞑れば)。
- ガンプラ (旧キット)「HG 1/144 RGM-79〔G〕ジム」取扱説明書
- インストの陸戦型ジムに関する説明文に「宇宙用のEタイプと基本設計は同じだが、内装部品などは地上戦用にチューンされている」と記載されている。言葉通りに受け止めると陸戦型ジムと同じ外見の宇宙用ジムがいるという事になるが、果たして本機を指しての説明であるかは不明。
- ガンプラ「MG 1/100 RGM-79C ジム改 (スタンダードカラー)」取扱説明書
- 直接の言及は無いものの、インストの説明文に「後のジム改の雛型となったと言われる」と、本機を指しての説明と思われる部分がある。説明文では「ルナツーがホワイトベース部隊を保護しなかったのはガンダム以外にMSが存在する事そのものが連邦軍の最高機密であり、ルナツーがMSの開発設備を持っている事実そのものを秘匿するためだった」と解説されており、開発経緯についても「ホワイトベースの仕官を一時的に拘束して最も早い段階でガンダムの実働データを入手し、開発時のデータに基づいてデザインされていた無印のジムとは異なる宇宙用ジムを開発できた」という扱いになっている。
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 U.C.0079+α
- 『08』第1話より数刻前の様子が描かれており、テリー機を含む3機が登場する。「星一号作戦へ向けた宇宙用ジムのデータ収集用の先行試作型」という機体設定が設けられており、3機は第七艦隊機械化混成大隊に所属するコバイユ部隊の所属機(テリー機:702番機、隊長機・僚機:701番機、703番機)で、一般のパイロットによる実験データの収集を目的としていた。作中では模擬戦中にジオン公国軍のアプサラス0と遭遇戦になり、『08』本編と同様、テリー機を残して撃墜されてしまう。
- マスターアーカイブ モビルスーツ
- 「マスターアーカイブ モビルスーツ ジム」において機体解説が掲載されている。同誌の設定では、本機の本格生産モデルである「E型」の開発が予定されており、本機はその先行量産機である「[E]型」として生産された事になっている。ただ、G型(ジム・コマンド)の開発が想定よりも早く進んだ事により、E型の開発は中止。開発中だったランドセルはGS型(ジム・コマンド宇宙戦仕様)、本体設計はC型(ジム改)へと転用された。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。劇中未使用。
- ブルパップ・マシンガン
- ビーム撹乱幕や天候、大気の状態に左右されない信頼性と安定性を持つブルパップ式のマシンガン。後発のジム系列機などにも汎用装備として普及している。『U.C.0079+α』では模擬戦用にペイント弾を使用している。
- ビーム・サーベル / シールド
- 『U.C.0079+α』に登場した機体が上記の武器と共に装備。上述の通り、マシンガンに実弾を用いていなかったため、遭遇戦ではビーム・サーベルで戦闘を行った。シールドにはコバイユ部隊のモルモットがモチーフの部隊章が描かれている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
機動戦士ガンダム 第08MS小隊[編集 | ソースを編集]
- 死神のジム
- 第1話より。サンダースとその上官・同僚の3機が、宇宙用高機動試験型ザクとその護衛のザク3機と交戦。護衛の1機を撃墜するものの、試験型ザクによって[2]サンダースを残し部隊は全滅。サンダース機も試験型ザクとの戦闘で両脚と左腕を失い、デブリの陰に追い込まれる。弾薬も底を突きかけ、もはやこれまでかと思われたが……
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジム / ジム改
- 一年戦争後期~戦後に正式に量産された機体。後者は本機のデザイン元となっているが、ほぼそのままのデザインで『08』第1話(10月上旬)に登場した結果、本機の立ち位置は不明瞭なものとなってしまった。
- 陸戦型ジム
- 本機と同様に先行量産されたジム系列機。資料によっては本機を同機の宇宙仕様とする物がある。
- ジム (RGM-79E)
- 書籍『マスターアーカイブ』に記載されている本機の本格生産モデル。本機が[E]型なのに対し、こちらはE型。連邦軍内の資料で、本機と型式番号の混同が見られるとの事。
- ジム後期生産型 (センチネル0079版)
- ジム(RGM-79)の後期生産型のカトキ版デザイン。書籍『センチネル0079』に掲載。機体デザインはC型、ランドセルはGS型と、上記のE型と共通点が多い。
商品情報[編集 | ソースを編集]
フィギュア [編集 | ソースを編集]
※全5種類
書籍 [編集 | ソースを編集]