「プロトΖガンダム」の版間の差分

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| 全備重量 = 52.1t
 
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| 開発組織 = [[アナハイム・エレクトロニクス社]]
 
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== 概要 ==
 
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[[Ζ計画]]の初期段階として[[エプシィガンダム]][[百式]]系のフレームを流用して開発された試作機。本機は非可変型の攻撃型[[モビルスーツ]]として開発されている。
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[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が[[Ζ計画]]に基づいて開発した[[Ζガンダム]]のプロトタイプ。[[エゥーゴ]]から[[ガンダムMk-II]]がもたらされる以前に完成していた機体で、非可変型の攻撃型[[モビルスーツ]]となっている。
  
[[メタス]]で変形機構のデータ収集は進んでいたが、従来のモビルスーツとは異なるスタイルで試作機の域をでないものであった。そこで次はブロックビルドアップという機体構造を採用した非可変機を開発することにした。この構造により生産性やメンテナンス性が高められているが、機体の制御系には問題が残っていた。また、本機に変形機構を実証して可変させることには成功したが、金属疲労に耐えきれなかったため実用化には至らなかった。
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プロトΖは既存技術を元に開発されており、[[リック・ディアス]]と同様のブロックビルドアップ構造が採用されている。これにより高い生産性と整備性を有しているが、その一方で各部を独立させた弊害により、制御系の改善が検討されていたという面もある。革新的な技術は導入されていないものの、バックパックの推力は従来機よりも高水準にあった。
  
本機は全3機製造され、それぞれ百式型、[[リック・ディアス]]型、[[ネモ]]型の頭部センサーとなっており、結果的には百式型が採用されている。上記の通り開発は難航していたが、[[エゥーゴ]]が[[ガンダムMk-II]]を強奪したことにより、ムーバブルフレームの技術を入手することができ、構造の問題点が解決。さらに[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の設計案を取り入れたことにより、本機の1号機をベースとして[[Ζガンダム]]が開発されることとなった。
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本機は全3機製造されており、それぞれに異なる頭部ユニットが搭載されている。X1の[[百式]]型は新型のIDEシステムではなく従来型のデュアルセンサーを搭載、X2のリック・ディアス型は非可動式モノアイセンサーを搭載、X3の[[ネモ]]型はゴーグル型センサーを搭載していた。これらのテストの他、各種武装の試験も本機で行われていた。
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Ζ計画における可変機の開発は難航していたが、[[ムーバブルフレーム]]を採用したガンダムMk-IIの実機を入手したことで様々なフレーム問題の解決に成功。さらに[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が考案した設計案を導入し、本機を[[可変モビルスーツ]]に再設計することが決定した。頭部は試験の結果、最も手堅い設計だった百式型を元に開発され、さらに本機のフレームの一部やアビオニクスを流用することで、短期間でΖガンダムが完成することとなった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[Ζ-MSV]]
 
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:出典元。
 
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;[[機動戦士ガンダム ピューリッツァー]]
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:[[グリプス戦役]]時に重力下試験のためにキャリフォルニアの支社に送られ、そのまま倉庫に眠っていたX1の百式型がケネディ戦争博物館に収蔵された様子が描かれている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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:2種類の[[エネルギーCAP|Eパック]]を搭載した試作ビーム・ライフル。同系統のものが[[デルタガンダム]]や[[ガンダムMk-III]]にも装備されている。
;ビーム・サーベル
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;[[ビーム・サーベル]]
:2基装備されている。
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:両腰部に計2基収納されているビーム・サーベル。
 
;シールド
 
;シールド
:左腕部に装備されているシールド。[[デルタガンダム]]のものと酷似している。
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:左腕部に装備される大型シールド。シールド表面の形状はデルタガンダムの物に似る。
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;クレイ・バズーカ
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:[[リック・ディアス]]が携行している物と同型のバズーカ。ゲーム作品でX1の百式型が装備している。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[エプシィガンダム]]、[[百式]]
 
:フレームが流用されている。
 
 
;[[Ζガンダム]]
 
;[[Ζガンダム]]
:完成機。
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:本機を一部流用して完成した機体。
 
;[[量産型Ζガンダム]]
 
;[[量産型Ζガンダム]]
 
:本機の仕様を参考にして開発されている。
 
:本機の仕様を参考にして開発されている。
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2024年10月17日 (木) 15:06時点における最新版

プロトΖガンダム
外国語表記 Prototype Ζ Gundam
登場作品 Ζ-MSV
デザイナー 藤田一巳
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号
  • MSZ-006-X1 (百式型)
  • MSZ-006-X2 (リック・ディアス型)
  • MSZ-006-X3 (ネモ型)
頭頂高 19.6m
本体重量 29.9t
全備重量 52.1t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,790kW
スラスター総推力 99,000kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 14,000m
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属 エゥーゴ
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概要[編集 | ソースを編集]

アナハイム・エレクトロニクス社Ζ計画に基づいて開発したΖガンダムのプロトタイプ。エゥーゴからガンダムMk-IIがもたらされる以前に完成していた機体で、非可変型の攻撃型モビルスーツとなっている。

プロトΖは既存技術を元に開発されており、リック・ディアスと同様のブロックビルドアップ構造が採用されている。これにより高い生産性と整備性を有しているが、その一方で各部を独立させた弊害により、制御系の改善が検討されていたという面もある。革新的な技術は導入されていないものの、バックパックの推力は従来機よりも高水準にあった。

本機は全3機製造されており、それぞれに異なる頭部ユニットが搭載されている。X1の百式型は新型のIDEシステムではなく従来型のデュアルセンサーを搭載、X2のリック・ディアス型は非可動式モノアイセンサーを搭載、X3のネモ型はゴーグル型センサーを搭載していた。これらのテストの他、各種武装の試験も本機で行われていた。

Ζ計画における可変機の開発は難航していたが、ムーバブルフレームを採用したガンダムMk-IIの実機を入手したことで様々なフレーム問題の解決に成功。さらにカミーユが考案した設計案を導入し、本機を可変モビルスーツに再設計することが決定した。頭部は試験の結果、最も手堅い設計だった百式型を元に開発され、さらに本機のフレームの一部やアビオニクスを流用することで、短期間でΖガンダムが完成することとなった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Ζ-MSV
出典元。
機動戦士ガンダム ピューリッツァー
グリプス戦役時に重力下試験のためにキャリフォルニアの支社に送られ、そのまま倉庫に眠っていたX1の百式型がケネディ戦争博物館に収蔵された様子が描かれている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビーム・ライフル
2種類のEパックを搭載した試作ビーム・ライフル。同系統のものがデルタガンダムガンダムMk-IIIにも装備されている。
ビーム・サーベル
両腰部に計2基収納されているビーム・サーベル。
シールド
左腕部に装備される大型シールド。シールド表面の形状はデルタガンダムの物に似る。
クレイ・バズーカ
リック・ディアスが携行している物と同型のバズーカ。ゲーム作品でX1の百式型が装備している。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

Ζガンダム
本機を一部流用して完成した機体。
量産型Ζガンダム
本機の仕様を参考にして開発されている。
デルタガンダム
武装に共通点が見られる。

リンク[編集 | ソースを編集]