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基本的に真面目な性格で、好意を寄せているアムロの力になろうとνガンダム開発とサイコフレームの調整に尽力するが、その反面νガンダム開発の遅れを理由にオクトバー達の前で厳しい言動を取ったり、クルーの静止を強引に振り切って半壊状態のモビルスーツで出撃するなど、アムロへの思いが強いあまりに行き過ぎた行動を取ってしまうこともあった。[[クェス・パラヤ]]からはアムロを独占したい彼女にとって邪魔な存在でもあった事もあって初対面からかなり嫌われてしまっており、後に戦場で再会した際にも「嫌な女」と完全に拒絶されていた。 | 基本的に真面目な性格で、好意を寄せているアムロの力になろうとνガンダム開発とサイコフレームの調整に尽力するが、その反面νガンダム開発の遅れを理由にオクトバー達の前で厳しい言動を取ったり、クルーの静止を強引に振り切って半壊状態のモビルスーツで出撃するなど、アムロへの思いが強いあまりに行き過ぎた行動を取ってしまうこともあった。[[クェス・パラヤ]]からはアムロを独占したい彼女にとって邪魔な存在でもあった事もあって初対面からかなり嫌われてしまっており、後に戦場で再会した際にも「嫌な女」と完全に拒絶されていた。 | ||
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;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] | ;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] | ||
− | : | + | :初登場作品。同作のヒロインの1人であり、地球寒冷化作戦の阻止という極限状況の中で、シャアとの決戦を前に躍起になるアムロを献身的に支えた。 |
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;「いつもはこうして優しいのに、時々怖い声出しますね」 | ;「いつもはこうして優しいのに、時々怖い声出しますね」 | ||
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:ネオ・ジオンとの交戦中、ラー・カイラムの機銃座で応戦していたチェーンだったが、そこをレズンの[[レズン専用ギラ・ドーガ|専用ギラ・ドーガ]]が強襲する。対空砲火を巧みに避けるレズンに窮地に陥るラー・カイラムだったが、その時、チェーンが腰につけたサイコフレームの試料が微かに発光し、赤ん坊の泣き声が聞こえてくる。誰とも知れぬ存在に導かれるまま掃射した弾は吸い込まれるようにレズンの機体を撃ち貫いた。 | :ネオ・ジオンとの交戦中、ラー・カイラムの機銃座で応戦していたチェーンだったが、そこをレズンの[[レズン専用ギラ・ドーガ|専用ギラ・ドーガ]]が強襲する。対空砲火を巧みに避けるレズンに窮地に陥るラー・カイラムだったが、その時、チェーンが腰につけたサイコフレームの試料が微かに発光し、赤ん坊の泣き声が聞こえてくる。誰とも知れぬ存在に導かれるまま掃射した弾は吸い込まれるようにレズンの機体を撃ち貫いた。 | ||
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;「ハサウェイ!どきなさい!その子は危険よ!」 | ;「ハサウェイ!どきなさい!その子は危険よ!」 | ||
:クェスを説得しようとα・アジールに取り付くハサウェイに対して。戦いに我を忘れたクェスを危険視し、必死にハサウェイを止めようとα・アジールに攻撃を仕掛けるものの、意地でもクェスを止めようとするハサウェイには届かない。意思疎通も叶わないまま攻撃を続けるも、途中、発射したグレネードがハサウェイをも巻き込みかねない直撃コースでα・アジールへと向かってしまい、前述の悲劇的な最後を迎えてしまう。 | :クェスを説得しようとα・アジールに取り付くハサウェイに対して。戦いに我を忘れたクェスを危険視し、必死にハサウェイを止めようとα・アジールに攻撃を仕掛けるものの、意地でもクェスを止めようとするハサウェイには届かない。意思疎通も叶わないまま攻撃を続けるも、途中、発射したグレネードがハサウェイをも巻き込みかねない直撃コースでα・アジールへと向かってしまい、前述の悲劇的な最後を迎えてしまう。 | ||
+ | ;「ハサウェ…!!」 | ||
+ | :最期の台詞。放たれたグレネードはハサウェイを庇ったクェスに直撃するも、これに逆上したハサウェイにリ・ガズィを撃墜され、宇宙に散ってしまう。しかしその瞬間、チェーンの意思が宿ったのか所持していたサイコフレームの試料がアムロのいるアクシズへ向けて飛翔。やがて誰もが予想だにしない[[アクシズ・ショック|超常現象]]を引き起こす切欠となる。 | ||
== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
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:母艦。 | :母艦。 | ||
;[[νガンダム]] | ;[[νガンダム]] | ||
− | : | + | :アムロと共に出向していたアナハイムのフォン・ブラウン工場から原隊へ戻る際に同乗している。ただ、発進時の加速Gによりしばらく気を失っている。 |
;[[リ・ガズィ]] | ;[[リ・ガズィ]] | ||
:元々ケーラが搭乗していた機体。最終決戦でサイコフレームのサンプルをアムロに渡そうとして半壊したままの機体で出撃している。その後、α・アジールと交戦した際にはサイコフレームの作用か、高出力ビームをバリアのように弾く描写が見られる。 | :元々ケーラが搭乗していた機体。最終決戦でサイコフレームのサンプルをアムロに渡そうとして半壊したままの機体で出撃している。その後、α・アジールと交戦した際にはサイコフレームの作用か、高出力ビームをバリアのように弾く描写が見られる。 | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[http://www.gundam-cca.net/character/02.html 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト:チェーン・アギ] | ||
== リンク == | == リンク == |
2023年5月9日 (火) 07:34時点における最新版
チェーン・アギ | |
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外国語表記 | Chan Agi |
登場作品 | |
声優 |
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プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 女 |
没年月日 | 宇宙世紀0093年3月12日 |
職業 | 技術士官 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ロンド・ベル |
階級 | 准尉 |
主な搭乗機 | リ・ガズィ |
概要 [編集 | ソースを編集]
地球連邦軍の女性技術士官。アナハイム・エレクトロニクス社におけるνガンダム開発の監督および同機の調整を担当する。上官のアムロに対して好意を抱いており、彼の力になろうとサイコフレームの調整に並々ならぬ意欲を燃やす。
基本的に真面目な性格で、好意を寄せているアムロの力になろうとνガンダム開発とサイコフレームの調整に尽力するが、その反面νガンダム開発の遅れを理由にオクトバー達の前で厳しい言動を取ったり、クルーの静止を強引に振り切って半壊状態のモビルスーツで出撃するなど、アムロへの思いが強いあまりに行き過ぎた行動を取ってしまうこともあった。クェス・パラヤからはアムロを独占したい彼女にとって邪魔な存在でもあった事もあって初対面からかなり嫌われてしまっており、後に戦場で再会した際にも「嫌な女」と完全に拒絶されていた。
アクシズ攻防戦の最中、ほんの少しでも力の足しになるとしてサイコフレームのサンプルをアムロに届けようとして、無謀にも半壊したリ・ガズィで戦場に出てしまう。その途中、口論になっていたハサウェイ・ノアとクェス・パラヤの間に割って入り、クェスとハサウェイを引き離そうとα・アジールを攻撃。その内の一発がハサウェイを巻き込みかねないコースを取ってしまったことから、ハサウェイを咄嗟に庇ったクェスを撃墜するが、それが原因で激昴したハサウェイのジェガンによるビームライフルの乱射が命中し死亡する。結果的に自らの行動がアストナージ・メドッソやクェスだけでなく自身の死にも繋がってしまい、また生き残ったハサウェイのその後の人生にも暗い影を落とす事になった。
しかし、撃墜された際に持っていたサイコフレームのサンプルから放たれた光がアムロに力を与え、連邦及びネオ・ジオンの兵士達の心を一つにするという奇跡を呼び起こす事となる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 初登場作品。同作のヒロインの1人であり、地球寒冷化作戦の阻止という極限状況の中で、シャアとの決戦を前に躍起になるアムロを献身的に支えた。
- 機動戦士Ζガンダム Define
人間関係[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍[編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ
- 上官であると共に恋人。公私共に彼に対して誠心誠意尽くした。アムロの方もそれに応えていたが、ララァのトラウマを抱えている事もあり、時には壁を作る場面も見られた。
- ブライト・ノア
- 上官。
- アストナージ・メドッソ
- ラー・カイラムのチーフメカニック。彼の制止を振り切ってリ・ガズィで出撃するも、結果としてアストナージが命を落とす事になった。
- ケーラ・スゥ
- ハサウェイ・ノア
- ブライトの息子。クェスを手にかけた事で、激昂した彼に殺されてしまう。シャアの反乱終結後、ブライトは自分の息子かつ民間人という事もあり、クルーと共にこの事を連邦軍から隠匿している。
- ベルトーチカ・イルマ
- 『ベルチル』ではチェーンの代わりにこちらが登場。作中の動向はチェーンと概ね同じだが、こちらは最後まで生き残っている。
アナハイム・エレクトロニクス社[編集 | ソースを編集]
- オクトバー・サラン
- νガンダム開発の担当技師。チェーンの依頼でラー・カイラムにサイコフレームの試料を送った。彼女を連邦軍の士官だと信じておらず、その事についてアムロは「チェーンがチャーミングすぎるから」と評している。また、アムロに尽くそうという責任感ゆえに開発の遅れに対して彼に不満をぶつける場面も見られた。
ネオ・ジオン[編集 | ソースを編集]
- クェス・パラヤ
- アムロを独占したい彼女から「嫌な女」と一方的に嫌われる。最後はチェーンを殺そうとするも、結果として返り討ちに近い形で命を散らす結果となった。
- レズン・シュナイダー
- ネオ・ジオン軍のエース。1機でラー・カイラムに肉薄するも、サイコフレームの作用を受けたチェーンの操る対空砲から直撃弾を受け撃墜される。
主な台詞[編集 | ソースを編集]
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [編集 | ソースを編集]
- 「いつもはこうして優しいのに、時々怖い声出しますね」
- ロンデニオン内部に下りるエレベーターに乗った際、コロニーの風景を見てはしゃぐハサウェイに優しく説明するアムロに対して。実際、その前のシーンにおいてもララァの夢を見たせいで苛立ちを見せるアムロに不安を抱いている。
- 「えっ…?こっち!」
- ネオ・ジオンとの交戦中、ラー・カイラムの機銃座で応戦していたチェーンだったが、そこをレズンの専用ギラ・ドーガが強襲する。対空砲火を巧みに避けるレズンに窮地に陥るラー・カイラムだったが、その時、チェーンが腰につけたサイコフレームの試料が微かに発光し、赤ん坊の泣き声が聞こえてくる。誰とも知れぬ存在に導かれるまま掃射した弾は吸い込まれるようにレズンの機体を撃ち貫いた。
- 「そんな不吉な事言わないで…!」
- 自身のミスが切欠でケーラを死なせてしまった事で「奴 (シャア)を仕留めなければ死にきれるもんじゃない」と不甲斐無さを嘆くアムロに対して。この発言を受け、アムロが死に急いでいるのではないかという不安がチェーンの胸中に渦巻く事となり、結果として終盤での無謀な行動に発展する事になってしまう。
- 「ハサウェイ!どきなさい!その子は危険よ!」
- クェスを説得しようとα・アジールに取り付くハサウェイに対して。戦いに我を忘れたクェスを危険視し、必死にハサウェイを止めようとα・アジールに攻撃を仕掛けるものの、意地でもクェスを止めようとするハサウェイには届かない。意思疎通も叶わないまま攻撃を続けるも、途中、発射したグレネードがハサウェイをも巻き込みかねない直撃コースでα・アジールへと向かってしまい、前述の悲劇的な最後を迎えてしまう。
- 「ハサウェ…!!」
- 最期の台詞。放たれたグレネードはハサウェイを庇ったクェスに直撃するも、これに逆上したハサウェイにリ・ガズィを撃墜され、宇宙に散ってしまう。しかしその瞬間、チェーンの意思が宿ったのか所持していたサイコフレームの試料がアムロのいるアクシズへ向けて飛翔。やがて誰もが予想だにしない超常現象を引き起こす切欠となる。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ラー・カイラム
- 母艦。
- νガンダム
- アムロと共に出向していたアナハイムのフォン・ブラウン工場から原隊へ戻る際に同乗している。ただ、発進時の加速Gによりしばらく気を失っている。
- リ・ガズィ
- 元々ケーラが搭乗していた機体。最終決戦でサイコフレームのサンプルをアムロに渡そうとして半壊したままの機体で出撃している。その後、α・アジールと交戦した際にはサイコフレームの作用か、高出力ビームをバリアのように弾く描写が見られる。