「フォウ・ムラサメ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]傘下の[[ニュータイプ]]研究機関「[[ムラサメ研究所]]」の[[強化人間]]の1人。名前は記憶を失った彼女に研究所が与えた仮の名で、ムラサメ研究所の4番目の被検体という意味である。そのためか彼女は「フォウ」と呼ばれることを嫌う。
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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]傘下の[[ニュータイプ]]研究機関「[[ムラサメ研究所]]」の[[強化人間]]の1人。名前は記憶を失った彼女に研究所が与えた仮の名で、ムラサメ研究所の4番目の被検体という意味である。そのため彼女は「フォウ」と呼ばれることを嫌う。
  
 
彼女は幼年期の頃に[[一年戦争]]の混乱を体験し、その時に家族と記憶を失ったとされている。戦災孤児となった彼女はムラサメ研究所に引き取られ、そこでニュータイプ能力の資質を見出され、強化人間の処置が施されることとなった。強化処置の反動で情緒不安定となっており、本来の無邪気で奔放な人格と記憶操作された好戦的な人格が混濁するケースもあった。
 
彼女は幼年期の頃に[[一年戦争]]の混乱を体験し、その時に家族と記憶を失ったとされている。戦災孤児となった彼女はムラサメ研究所に引き取られ、そこでニュータイプ能力の資質を見出され、強化人間の処置が施されることとなった。強化処置の反動で情緒不安定となっており、本来の無邪気で奔放な人格と記憶操作された好戦的な人格が混濁するケースもあった。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[機動戦士Ζガンダム]]
 
;[[機動戦士Ζガンダム]]
:[[ホンコン・シティ]]で[[カミーユ・ビダン]]と出会い、ひかれあう。[[キリマンジャロ]]でカミーユと再会した際は再強化を施されていたが、カミーユを思い出して正気を取り戻す。だが、その喜びも束の間、その直後に[[ジェリド・メサ|ジェリド]]の乗る[[バイアラン]]の攻撃からカミーユを庇って死亡した。カミーユとの関係、悲劇の最期という点が[[ララァ・スン|ララァ]]とかなり似通っている。小説版では[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に刺される直前に脳死を起こしており、それが実際の死因だということになっている。劇場版ではカミーユを[[ホンコン・シティ|ホンコン]]から宇宙に送り返したところで[[ベン・ウッダー]]に銃で撃たれて死亡となった。
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:初出作品。第17話から登場し、[[ホンコン・シティ]]で[[ガンダムMk-II]]と交戦。その後、街中で[[カミーユ・ビダン]]と出会い惹かれ合うも、互いに敵同士という事もあり、記憶とカミーユのどちらを選べばいいかの板挟みになってしまう。最終的に別れを告げ、カミーユが宇宙へ上がるための手助けをした後、爆散するスードリと運命を共にしたかに見えたが、それからしばらく経った第35話で再登場。[[キリマンジャロ基地]]内部でカミーユと再会するも、再強化を施されていたがために、直後に人格が変貌してサイコガンダムに導かれるままに搭乗し戦闘を開始してしまう。その戦闘中、機体への衝撃によって正気を取り戻すものの、カミーユと再会した喜びも束の間、直後に[[ジェリド・メサ|ジェリド]]の乗る[[バイアラン]]の攻撃からカミーユを庇って死亡するという[[ララァ・スン|ララァ]]の二の舞ともいえる悲劇的な末路を迎えてしまった。その後の回では、カミーユが[[サイコガンダムMk-II]]で暴走する[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を止めようとした際に幻影として現れ、カミーユに悲痛な声で呼びかけている他、最終回では[[ジ・O]]と戦闘するカミーユの前に他の死者と共に精神体として現れ、彼に力を与えた。
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;[[機動戦士Ζガンダム (小説版)]]
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:末路が僅かに変更されており、[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に刺される直前に脳死を起こしており、それが実際の死因だということになっている。
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
:最終回でハマーンとの戦いでピンチとなったジュドーにララァ、プル、カツ、サラと共にジュドーに力を貸す。
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:最終回、ハマーンとの戦いでピンチとなったジュドーの下へララァ、プル、カツ、サラと共に精神体として現れ、ジュドーに力を貸した。
 
;[[機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…]]
 
;[[機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…]]
 
:彼女自身の素性や「失われた記憶」について、詳しく語られている。
 
:彼女自身の素性や「失われた記憶」について、詳しく語られている。
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;[[機動戦士Ζガンダム A New Translation]]
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:「恋人たち」に登場。担当声優がゆかな氏へ変更された。TV版後半の地上戦がカットされたため退場までの時間が短く、カミーユをブースターで宇宙に送り返そうとしたところで[[ベン・ウッダー]]に至近距離から頭部を撃たれて死亡。亡骸はスードリの残骸と共に落下していった。
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;機動戦士ガンダム クライマックスU.C.
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:Ζステージの1つに「永遠のフォウ」があるが、フォウの担当声優が新訳版のゆかな氏になっている。そのため新訳版フォウがTV版の台詞を喋る光景が見られる。この傾向は以降のゲーム作品などでも見られるようになる。
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;[[機動戦士Ζガンダム Define]]
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;[[ガンダムブレイカー バトローグ]]
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:第4話ラストから[[ウイングガンダムスカイゼロ]]を操縦するAIとして登場。担当声優は新訳版と同様にゆかな氏。仮面の男こと[[マハラ・ケンタロウ]]の刺客として他のAIと共に登場し、[[フドウ・リュウセイ|リュウセイ]]達を苦戦させたものの、彼らのコンビネーションの前に一度は敗れ去った。その後、マハラの暴走でリュウセイ達がピンチに陥った際には[[カドマツ]]によってデータを書き換えられ、リュウセイ側へと加勢。[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]のAIに続いて[[ガンダムバルバタウロス]]に攻撃を仕掛けた。
  
 
== 人間関係 ==
 
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=== [[ムラサメ研究所]] ===
 
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;[[ナミカー・コーネル]]
 
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:専属のインストラクター。彼女から記憶を盾に戦いを強要されている。
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:専属のインストラクター兼監視役。彼女から記憶を盾に戦いを強要されているが、最終的に「記憶は都合よく消したり戻したりできるわけない」と言い放ち、彼女に反乱した。
  
 
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:上官。初対面で出撃後は指図を受けないことを伝えている。
 
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;[[テダム]]
 
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:フォウの監視役。フォウを「ナンバーフォウ」と呼び、平手打ちをくらった。
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:フォウの監視役。フォウを「ナンバーフォウ」と皮肉ったため、平手打ちをくらった。
  
 
=== [[エゥーゴ]] ===
 
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;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:互いに惹かれ合う。
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:エゥーゴのパイロット。敵対関係でありながら互いに惹かれ合うようになるが、最終的に悲恋に終わってしまう。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== 機動戦士Ζガンダム ===
 
;「ふふ…。自分の名前、嫌いなのね?」
 
;「ふふ…。自分の名前、嫌いなのね?」
:カミーユを「優しい名前」と言ったところ機嫌を損ねられて。自分と同じコンプレックスを持つ者を見つけて相当嬉しかったのだろう。
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:第19話より、カミーユを「優しい名前」と言ったところ機嫌を損ねられて。自分と同じコンプレックスを持つ者を見つけて相当嬉しかったのだろう。
;「…カミーユって名前、今でも嫌い?」
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;「…カミーユって名前、今でも嫌い?」(TV版)<br/>「…カミーユって名前、今は好き?」(劇場版)
:劇場版ではニュアンスが変わって「今は好き?」と訊く。
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:第20話および劇場版より、サイコガンダムのコクピットでのやり取り。
 
;「お互いの居場所に戻りましょう。ここはあなたにはふさわしくないわ!」
 
;「お互いの居場所に戻りましょう。ここはあなたにはふさわしくないわ!」
:前述の台詞の後、カミーユが自分の名前が好きという返事を受け、しばし彼を抱擁した後突如銃を向けて。自分はコンプレックスを乗り越えたカミーユにとってふさわしくないという事を悟ってしまったのだろう。この後彼女はカミーユを[[サイコガンダム]]のコクピットから締め出し、命がけでカミーユを宇宙に帰そうとする。
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:前述の台詞の後、カミーユが自分の名前が好きという返事を受け、しばし彼を抱擁した後、突如銃を向けて。自分はコンプレックスを乗り越えたカミーユにとってふさわしくないという事を悟ってしまったのだろう。この後彼女はカミーユをサイコガンダムのコクピットから締め出し、命がけでカミーユを宇宙に帰そうとする。
 
;「カミーユ、悲しまないで。これであたしは、いつでもあなたに会えるわ。本当にあなたの中へ入ることが出来るんだから…」
 
;「カミーユ、悲しまないで。これであたしは、いつでもあなたに会えるわ。本当にあなたの中へ入ることが出来るんだから…」
:TV版での最期の台詞。
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:第36話より、最期の台詞。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
;[[サイコガンダム]]
 
;[[サイコガンダム]]
 
:主な搭乗機。
 
:主な搭乗機。
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;[[ウイングガンダムスカイゼロ]]
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:『GBバトローグ』にてフォウのAIが搭乗。
 
<!-- == テーマ曲 == -->
 
<!-- == テーマ曲 == -->
 
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== 商品情報 ==
 
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=== 機動戦士Zガンダムフォウ・ストーリー―そして、戦士に… ===
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=== 小説 ===
 
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[[一年戦争]]時、ジオンの極東へのコロニー落としにより家族、さらに自分の記憶までも失った少女がいた。戦後、焦土の中をたったひとりで生き抜いてきた彼女は、あるきっかけでニュータイプ研究所のひとつ、ムラサメ研究所に引き取られる。被験者番号004・フォウと名付けられたその少女には、[[強化人間]]養成のための、過酷な訓練と運命が待ち受けていた…。カミーユと出会う以前のフォウの生き方を描いた伝説のストーリー、ここに復活。
 
</blockquote>
 
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==

2024年5月14日 (火) 00:32時点における最新版

フォウ・ムラサメ
外国語表記 Four Murasame
登場作品 機動戦士Ζガンダム
声優
  • 島津冴子 (TV版)
  • ゆかな (劇場版)
デザイナー 安彦良和
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プロフィール
種族 人間 (アースノイド / 強化人間)
性別
生年月日 宇宙世紀0071年6月29日
年齢 16歳
没年月日 宇宙世紀0087年11月3日 (TV版Ζ)
出身 地球
髪色 エメラルドグリーン
瞳の色 エメラルドグリーン
職業 MSパイロット
所属 地球連邦軍ムラサメ研究所ティターンズ
階級 少尉
主な搭乗機 サイコガンダム
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概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍傘下のニュータイプ研究機関「ムラサメ研究所」の強化人間の1人。名前は記憶を失った彼女に研究所が与えた仮の名で、ムラサメ研究所の4番目の被検体という意味である。そのため彼女は「フォウ」と呼ばれることを嫌う。

彼女は幼年期の頃に一年戦争の混乱を体験し、その時に家族と記憶を失ったとされている。戦災孤児となった彼女はムラサメ研究所に引き取られ、そこでニュータイプ能力の資質を見出され、強化人間の処置が施されることとなった。強化処置の反動で情緒不安定となっており、本来の無邪気で奔放な人格と記憶操作された好戦的な人格が混濁するケースもあった。

フォウの人工的なニュータイプ能力は極めて高く、サイコガンダムの性能を引き出すだけでなく、補助もなしに遠隔操作を行うといった能力を見せている。しかし、強化人間としては不安定であり、サイコガンダムに搭乗した際に拒否反応を起こすこともあった。加えて記憶操作も受けているようで、その副作用として頭痛を起こすことも多く、それを抑えるためにアフタミレラン系複合剤を服用している。

失った過去の記憶を取り戻すことが一番の願いとなっており、ムラサメ研究所からは記憶を戻すことを条件に戦いを強いられている。実際には記憶を戻すことができるはずもなく、研究者はその苦痛すらも刷り込みに利用しており、敵への戦闘衝動に転化されている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士Ζガンダム
初出作品。第17話から登場し、ホンコン・シティガンダムMk-IIと交戦。その後、街中でカミーユ・ビダンと出会い惹かれ合うも、互いに敵同士という事もあり、記憶とカミーユのどちらを選べばいいかの板挟みになってしまう。最終的に別れを告げ、カミーユが宇宙へ上がるための手助けをした後、爆散するスードリと運命を共にしたかに見えたが、それからしばらく経った第35話で再登場。キリマンジャロ基地内部でカミーユと再会するも、再強化を施されていたがために、直後に人格が変貌してサイコガンダムに導かれるままに搭乗し戦闘を開始してしまう。その戦闘中、機体への衝撃によって正気を取り戻すものの、カミーユと再会した喜びも束の間、直後にジェリドの乗るバイアランの攻撃からカミーユを庇って死亡するというララァの二の舞ともいえる悲劇的な末路を迎えてしまった。その後の回では、カミーユがサイコガンダムMk-IIで暴走するロザミィを止めようとした際に幻影として現れ、カミーユに悲痛な声で呼びかけている他、最終回ではジ・Oと戦闘するカミーユの前に他の死者と共に精神体として現れ、彼に力を与えた。
機動戦士Ζガンダム (小説版)
末路が僅かに変更されており、ジェリドに刺される直前に脳死を起こしており、それが実際の死因だということになっている。
機動戦士ガンダムΖΖ
最終回、ハマーンとの戦いでピンチとなったジュドーの下へララァ、プル、カツ、サラと共に精神体として現れ、ジュドーに力を貸した。
機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…
彼女自身の素性や「失われた記憶」について、詳しく語られている。
機動戦士Ζガンダム A New Translation
「恋人たち」に登場。担当声優がゆかな氏へ変更された。TV版後半の地上戦がカットされたため退場までの時間が短く、カミーユをブースターで宇宙に送り返そうとしたところでベン・ウッダーに至近距離から頭部を撃たれて死亡。亡骸はスードリの残骸と共に落下していった。
機動戦士ガンダム クライマックスU.C.
Ζステージの1つに「永遠のフォウ」があるが、フォウの担当声優が新訳版のゆかな氏になっている。そのため新訳版フォウがTV版の台詞を喋る光景が見られる。この傾向は以降のゲーム作品などでも見られるようになる。
機動戦士Ζガンダム Define
ガンダムブレイカー バトローグ
第4話ラストからウイングガンダムスカイゼロを操縦するAIとして登場。担当声優は新訳版と同様にゆかな氏。仮面の男ことマハラ・ケンタロウの刺客として他のAIと共に登場し、リュウセイ達を苦戦させたものの、彼らのコンビネーションの前に一度は敗れ去った。その後、マハラの暴走でリュウセイ達がピンチに陥った際にはカドマツによってデータを書き換えられ、リュウセイ側へと加勢。ゼハートのAIに続いてガンダムバルバタウロスに攻撃を仕掛けた。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ムラサメ研究所[編集 | ソースを編集]

ナミカー・コーネル
専属のインストラクター兼監視役。彼女から記憶を盾に戦いを強要されているが、最終的に「記憶は都合よく消したり戻したりできるわけない」と言い放ち、彼女に反乱した。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ベン・ウッダー
上官。初対面で出撃後は指図を受けないことを伝えている。
テダム
フォウの監視役。フォウを「ナンバーフォウ」と皮肉ったため、平手打ちをくらった。

エゥーゴ[編集 | ソースを編集]

カミーユ・ビダン
エゥーゴのパイロット。敵対関係でありながら互いに惹かれ合うようになるが、最終的に悲恋に終わってしまう。

名台詞[編集 | ソースを編集]

機動戦士Ζガンダム [編集 | ソースを編集]

「ふふ…。自分の名前、嫌いなのね?」
第19話より、カミーユを「優しい名前」と言ったところ機嫌を損ねられて。自分と同じコンプレックスを持つ者を見つけて相当嬉しかったのだろう。
「…カミーユって名前、今でも嫌い?」(TV版)
「…カミーユって名前、今は好き?」(劇場版)
第20話および劇場版より、サイコガンダムのコクピットでのやり取り。
「お互いの居場所に戻りましょう。ここはあなたにはふさわしくないわ!」
前述の台詞の後、カミーユが自分の名前が好きという返事を受け、しばし彼を抱擁した後、突如銃を向けて。自分はコンプレックスを乗り越えたカミーユにとってふさわしくないという事を悟ってしまったのだろう。この後彼女はカミーユをサイコガンダムのコクピットから締め出し、命がけでカミーユを宇宙に帰そうとする。
「カミーユ、悲しまないで。これであたしは、いつでもあなたに会えるわ。本当にあなたの中へ入ることが出来るんだから…」
第36話より、最期の台詞。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

サイコガンダム
主な搭乗機。
ウイングガンダムスカイゼロ
『GBバトローグ』にてフォウのAIが搭乗。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『劇場版Ζ』のフォウを演じているゆかな氏はこの役を選ばれた時、カミーユを演じる飛田展男氏から「僕があなたを守ります」と言われたことがある。

商品情報[編集 | ソースを編集]

フィギュア [編集 | ソースを編集]

小説[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]