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− | Gキャノンは戦時下での開発ではなかった為、暴徒鎮圧などを主任務として作られていたが、ハーディガンは対MS戦闘を想定しており、通常装備のGキャノンを上回る戦闘性能を有している。また、サナリィの技術で大幅なジェネレーターのパワーアップも達成され、[[ガンダムF90]] | + | Gキャノンは戦時下での開発ではなかった為、暴徒鎮圧などを主任務として作られていたが、ハーディガンは対MS戦闘を想定しており、通常装備のGキャノンを上回る戦闘性能を有している。また、サナリィの技術で大幅なジェネレーターのパワーアップも達成され、[[ガンダムF90]]と同様のハードポイントが装備された事でマニピュレータのフレキシビリティが温存されており、[[ビーム・ライフル]]などの武装を各所に装着する事が可能である。 |
− | F90のフィードバック機である[[キャノンガンダム]]から直接リニューアルされた機体であり、系統的には[[ヘビーガン]] | + | F90のフィードバック機である[[キャノンガンダム]]から直接リニューアルされた機体であり、系統的には[[ヘビーガン]]とGキャノンの中間に位置する。対外的には「[[プロト・ハーディガン|ヘビーガン・カスタム]]」を経て独自に開発した機体であるとアナウンスされているが、一部ミッションパックに対応している事から、同機がアナハイム版[[F80]]であることを伺わせる。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
;[[機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91]] | ;[[機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91]] | ||
:初出作品。[[ブレイウッド]]に1機が試験運用機体として配備されており、[[ケビン・フォレスト]]がテストパイロットを務めている。作中の[[ゼブラゾーン事件]]はケビンにとって初の実戦だった事もあり、危うい状況に見舞われる場面もあったが、[[ダーク・タイガー隊]]との戦闘では[[カール・シュビッツ|カール]]のフォローもあり、敵の[[デナン・ゾン]]1機の撃破に成功。その後も[[トキオ・ランドール|トキオ]]と[[アイリス・オーランド|アイリス]]の窮地を2度に渡って救い、事件の収束まで無事に生き残った。 | :初出作品。[[ブレイウッド]]に1機が試験運用機体として配備されており、[[ケビン・フォレスト]]がテストパイロットを務めている。作中の[[ゼブラゾーン事件]]はケビンにとって初の実戦だった事もあり、危うい状況に見舞われる場面もあったが、[[ダーク・タイガー隊]]との戦闘では[[カール・シュビッツ|カール]]のフォローもあり、敵の[[デナン・ゾン]]1機の撃破に成功。その後も[[トキオ・ランドール|トキオ]]と[[アイリス・オーランド|アイリス]]の窮地を2度に渡って救い、事件の収束まで無事に生き残った。 | ||
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+ | :バリエーション機として[[プロト・ハーディガン]]や[[Gカスタム]]などが設定された。また、宇宙世紀0140年代には近代化改修を経て連邦正規軍やコロニー国家軍によって運用された事が月刊モビルマシーンで語られている。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 特殊機能 === | === 特殊機能 === | ||
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:両腰部にヘビーガンの物より大型の計6発のグレネードが装備されている。投擲も自律推進射出も可能なのはヘビーガンの物と同一。 | :両腰部にヘビーガンの物より大型の計6発のグレネードが装備されている。投擲も自律推進射出も可能なのはヘビーガンの物と同一。 | ||
;ビーム・ランチャー | ;ビーム・ランチャー | ||
− | :バックパック右側に装備されている大出力ビーム砲。非常に広い可動範囲を誇り、非要時には腰部にマウントするような形を取ることも可能。サナリィから得たデータで可変速機能を盛り込んで開発されたため、ビームの可変速制御と収束距離の高速変換をある程度可能としているが[[ヴェスバー]]の様な無段階可変速機能は持たない。また砲撃精度も[[ガンダムF90II-Lタイプ|F90Lタイプ]] | + | :バックパック右側に装備されている大出力ビーム砲。非常に広い可動範囲を誇り、非要時には腰部にマウントするような形を取ることも可能。サナリィから得たデータで可変速機能を盛り込んで開発されたため、ビームの可変速制御と収束距離の高速変換をある程度可能としているが[[ヴェスバー]]の様な無段階可変速機能は持たない。また砲撃精度も[[ガンダムF90II-Lタイプ|F90Lタイプ]]のロングレンジライフルに劣るものの、それが比較対象になるレベルの高い命中精度を誇る。 |
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:本機専用の実体式シールド。手持ち携行用のグリップは無く腕部マウント用のコネクタで前腕に装着する。ヘビーガンの物より面積は広がっている。 | :本機専用の実体式シールド。手持ち携行用のグリップは無く腕部マウント用のコネクタで前腕に装着する。ヘビーガンの物より面積は広がっている。 | ||
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:本機とヘビーガンの中間的機体。第106守備中隊に配備されているのが確認されている。 | :本機とヘビーガンの中間的機体。第106守備中隊に配備されているのが確認されている。 | ||
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:夜間降下急襲任務用として改造された機体。機体各所にセンサーが増設されている。 | :夜間降下急襲任務用として改造された機体。機体各所にセンサーが増設されている。 | ||
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=== 技術的関与のある機体 === | === 技術的関与のある機体 === | ||
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:ベース機。対外的にはヘビーガンカスタムと呼ばれる機体の発展機とされている。 | :ベース機。対外的にはヘビーガンカスタムと呼ばれる機体の発展機とされている。 | ||
+ | ;[[ヘビーガンII]] | ||
+ | :ヘビーガンのマイナーチェンジモデルであり、プロト・ハーディガンを経て、ハーディガンが開発された。 | ||
+ | ;[[プロト・ハーディガン]] | ||
+ | :ヘビーガンにキャノンガンのデータをフィードバックした機体。 | ||
+ | :;[[Gカスタム]] | ||
+ | ::プロト・ハーディガンをベースにした先行試作型。[[MSA-120]]の装備が転用されている。 | ||
;[[キャノンガンダム]] / [[Gキャノン]] | ;[[キャノンガンダム]] / [[Gキャノン]] | ||
:サナリィ製の試作機と、それをOEM生産した量産機。キャノンガンダムの仕様をGキャノンに盛り込む形でハーディガンが開発された。 | :サナリィ製の試作機と、それをOEM生産した量産機。キャノンガンダムの仕様をGキャノンに盛り込む形でハーディガンが開発された。 |
2024年10月11日 (金) 04:49時点における最新版
ハーディガン | |
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外国語表記 | HARDYGUN |
登場作品 | 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機原型 |
型式番号 | RGM-111 |
頭頂高 | 15.9m |
本体重量 | 9.8t |
全備重量 | 24.1t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,540kW |
スラスター推力 |
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スラスター総推力 | 99,680kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍の試作型モビルスーツ。宇宙世紀0120年、小型MSの開発でサナリィに遅れを取ったアナハイム・エレクトロニクス社は、連邦軍の次期主力兵器の開発製造からスポイルされる事を懸念し、GキャノンのOEM供給に前後しシルエットフォーミュラプロジェクトを発動。ハーディガンは、それによって非合法に入手した情報を基に開発を行った機体である。
Gキャノンは戦時下での開発ではなかった為、暴徒鎮圧などを主任務として作られていたが、ハーディガンは対MS戦闘を想定しており、通常装備のGキャノンを上回る戦闘性能を有している。また、サナリィの技術で大幅なジェネレーターのパワーアップも達成され、ガンダムF90と同様のハードポイントが装備された事でマニピュレータのフレキシビリティが温存されており、ビーム・ライフルなどの武装を各所に装着する事が可能である。
F90のフィードバック機であるキャノンガンダムから直接リニューアルされた機体であり、系統的にはヘビーガンとGキャノンの中間に位置する。対外的には「ヘビーガン・カスタム」を経て独自に開発した機体であるとアナウンスされているが、一部ミッションパックに対応している事から、同機がアナハイム版F80であることを伺わせる。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- 初出作品。ブレイウッドに1機が試験運用機体として配備されており、ケビン・フォレストがテストパイロットを務めている。作中のゼブラゾーン事件はケビンにとって初の実戦だった事もあり、危うい状況に見舞われる場面もあったが、ダーク・タイガー隊との戦闘ではカールのフォローもあり、敵のデナン・ゾン1機の撃破に成功。その後もトキオとアイリスの窮地を2度に渡って救い、事件の収束まで無事に生き残った。
- 機動戦士ガンダムF90FF
- バリエーション機としてプロト・ハーディガンやGカスタムなどが設定された。また、宇宙世紀0140年代には近代化改修を経て連邦正規軍やコロニー国家軍によって運用された事が月刊モビルマシーンで語られている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 換装
- 機体各所に配置されたハードポイントを介しヘビーガンのオプション装備やF90の一部ミッションパックなどを換装可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている小口径機関砲。
- メガ・マシンキャノン
- 両肩口に1基ずつ計2基内蔵されている中口径機関砲。
- ビーム・ライフル
- ヘビーガンと同型の携行射撃火器。
- ビーム・サーベル
- バックパック左側に1基マウントされている格闘兵装。グリップ部及び性能自体はヘビーガンと同一。
- ダブルビーム・ガン
- 両腕部の手甲アーマー部に内蔵されている2連装の小型ビーム砲。
- 3連グレネードラック
- 両腰部にヘビーガンの物より大型の計6発のグレネードが装備されている。投擲も自律推進射出も可能なのはヘビーガンの物と同一。
- ビーム・ランチャー
- バックパック右側に装備されている大出力ビーム砲。非常に広い可動範囲を誇り、非要時には腰部にマウントするような形を取ることも可能。サナリィから得たデータで可変速機能を盛り込んで開発されたため、ビームの可変速制御と収束距離の高速変換をある程度可能としているがヴェスバーの様な無段階可変速機能は持たない。また砲撃精度もF90Lタイプのロングレンジライフルに劣るものの、それが比較対象になるレベルの高い命中精度を誇る。
- シールド
- 本機専用の実体式シールド。手持ち携行用のグリップは無く腕部マウント用のコネクタで前腕に装着する。ヘビーガンの物より面積は広がっている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
改修機 [編集 | ソースを編集]
- ハーディガン・ブリッツクリーク
- 本機とヘビーガンの中間的機体。第106守備中隊に配備されているのが確認されている。
- ハーディガン・ナイトレイド
- 夜間降下急襲任務用として改造された機体。機体各所にセンサーが増設されている。
技術的関与のある機体[編集 | ソースを編集]
- ヘビーガン
- ベース機。対外的にはヘビーガンカスタムと呼ばれる機体の発展機とされている。
- ヘビーガンII
- ヘビーガンのマイナーチェンジモデルであり、プロト・ハーディガンを経て、ハーディガンが開発された。
- プロト・ハーディガン
- ヘビーガンにキャノンガンのデータをフィードバックした機体。
- キャノンガンダム / Gキャノン
- サナリィ製の試作機と、それをOEM生産した量産機。キャノンガンダムの仕様をGキャノンに盛り込む形でハーディガンが開発された。
- シルエットガンダム / Gキャノン・マグナ
- シルエットフォーミュラプロジェクトで開発された同期機体。
- ジェムズガン / ジャベリン
- 後継と思しき機体(シルエットフォーミュラプロジェクト開発機体は存在が機密扱いである為)。
- ジェスタ / グスタフ・カール
- 前世代の特殊部隊用・特務用機。
商品情報[編集 | ソースを編集]