「ギャン・エーオース」の版間の差分
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2024年10月17日 (木) 00:15時点における最新版
ギャン・エーオース | |
---|---|
外国語表記 | Gyan Eos |
登場作品 | MSV-R |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 / 改修機 |
型式番号 | YMS-15E |
頭頂高 | 18.2m |
本体重量 | 56.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,360kW |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
原型機 | ギャン |
改修 | |
所属 |
|
主なパイロット |
ジオン兵 ユーマ・ライトニング |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍突撃機動軍がツィマット社とジオニック社の協力を得て、ギャンを実戦配備用に改修した機体。装甲は赤と白のツートンを基調に塗装されている。名称の「エーオース」は「ギリシャ神話」に登場する暁の女神を由来とする。そのため本機のことを「暁の騎士」と呼ぶパイロットもいたとされる。
ツィマット社が試作した3機のギャンの内、マ・クベの働きかけもあって1機は自身が受領し、残りの2機は突撃機動軍が受領し改修されることとなった。背部のランドセルは高機動型ゲルググの増速用ブースター・パックに変更され、ザクIIを多少上回る程度であった空間機動性を向上。兵装類も見直され、新たに試作兵装ビーム・ベイオネットが標準装備された。この改修で主眼としていた要求項目は達成され、ギャンで指摘されていた空間機動性と火力が向上している。
完成した2機にはYMS-15Eのナンバーが与えられ、予備パーツと共に突撃機動軍の旗艦直衛部隊に配備された他、デギン・ソド・ザビ公王のロイヤルガードを務めたこともあったとされている。また、本機の量産化が上申され再検討されたが、戦況の切迫もあって結局量産化されることはなかった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- MSV-R
- 出典元。
- 機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ
- ロイヤルガードの2機が登場している。
- 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
- MATERIAL-N070からユーマ・ライトニングの機体として登場。これは宇宙に上がるために利用したキャリフォルニア・ベースに保管されていた機体を接収したもので、コックピットを全天周囲モニターとリニアシートに変更する近代化改修が施されている。また、機体色も赤の部分を武装を含めて青に塗り替えている。コンペイトウ宙域でFSS艦隊の演習を行い、途中でヴァースキのジム・ナイトシーカー (宇宙仕様)と交戦。離脱したナイトシーカーを追ってシャア専用ディジェとも戦闘を行うが、武装を失ったためニカーヤに撤退した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 流体パルスアクセラレーター
- ギャンに搭載されている試作機構。機体各部のレスポンスを向上させる働きを持つ。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ビーム・ベイオネット
- 銃剣型の試作型兵装。先端部にビーム剣が装着され、その下には小型のビーム・ガンが装備されている。この武装により汎用性が向上し、不足していた火力も強化されている。なお、ビーム・ガンはゲルググのビーム・ライフルよりも威力は低く、射程距離も短い。
- ジャイアント・バズ (GB03K)
- 主にドム系列機に装備された360mm口径バズーカ砲。
- ジャイアント・バズ (ジャイアント・バズII)
- リック・ドムII等が標準的に装備するのと同型のジャイアント・バズ。
- 専用シールド
- 本機専用の円形シールド。ギャンのシールドを改修した物で、ミサイル発射機構を初めとした火器類をオミット。さらに装甲材を変更し、白兵戦時の防御力アップを図っている。
- ビーム・サーベル
- 武装を失ったユーマ・ライトニング機がヘビーガンダム (イングリッド0専用機)から受け取って使用した。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ギャン
- 原型機。
- 高機動型ゲルググ
- この機体のブースター・パックが流用された。
- ガルスS
- ジオンマーズが開発した機体。本機のカラーリングが踏襲されている。
- ゲルググL/ゲルググLs
- 一年戦争時に運用された他のロイヤルガード機。
- ガズアル / ガズエル
- 後にネオ・ジオンが開発したロイヤルガード機。