「スターゲイザー」の版間の差分
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本機最大の特徴は、外宇宙探査活動の要として開発された次世代の推進システム「[[ヴォワチュール・リュミエール]](Voiture Lumiere、以下VL)」である。これはただの高機動システムではなく、旧[[西暦]]より提唱されていたソーラーセイルと同様の機能を有する。この為、太陽風さえあればそれを推進力とする事が可能であり、推進剤を使わずに無限に加速し続ける事が可能である。また、VL稼働時には機体周囲に光輪のようなものが複数発生するが、これは周囲空間へのエネルギー干渉の際に発生する副産物であり、物理的な破壊力を有する。背部のトーラス(円環構造体)型のユニットはVLのパワー受信アンテナとしての機能の他に可動式スラスターとしても機能し、分割・可動して必要に応じて噴射軸を変化させ、通常のモビルスーツを凌駕する機動力を与える。機体の随所に設けられた発光スリットも、VLのサブシステムとして背部トーラスとリンクし、推力バランスを補正する役割を持つ。 | 本機最大の特徴は、外宇宙探査活動の要として開発された次世代の推進システム「[[ヴォワチュール・リュミエール]](Voiture Lumiere、以下VL)」である。これはただの高機動システムではなく、旧[[西暦]]より提唱されていたソーラーセイルと同様の機能を有する。この為、太陽風さえあればそれを推進力とする事が可能であり、推進剤を使わずに無限に加速し続ける事が可能である。また、VL稼働時には機体周囲に光輪のようなものが複数発生するが、これは周囲空間へのエネルギー干渉の際に発生する副産物であり、物理的な破壊力を有する。背部のトーラス(円環構造体)型のユニットはVLのパワー受信アンテナとしての機能の他に可動式スラスターとしても機能し、分割・可動して必要に応じて噴射軸を変化させ、通常のモビルスーツを凌駕する機動力を与える。機体の随所に設けられた発光スリットも、VLのサブシステムとして背部トーラスとリンクし、推力バランスを補正する役割を持つ。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == |
2023年12月6日 (水) 00:57時点における最新版
スターゲイザー | |
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外国語表記 | Stargazer |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 深宇宙探査用試作型モビルスーツ |
型式番号 | GSX-401FW |
全高 | 18.94m |
本体重量 |
76.22t 83.59t (ヴォワチュール・ユニット含む) |
主動力 |
|
開発組織 | D.S.S.D |
所属 | D.S.S.D |
乗員人数 | 2名 |
主なパイロット |
|
概要[編集 | ソースを編集]
D.S.S.Dが火星軌道以遠の探査・開発活動を目的に、独自に建造したモビルスーツ。OSとして「Guider UNmanned Deployment Autonomic Manipulation(無人・自律運用展開教導機)」を搭載し、当初は機体の型式番号から「401(ヨンマルイチ)」と呼ばれていたが、後にソル・リューネ・ランジュによって「星を見る者」と言う意味の「スターゲイザー」と名づけられた。 機体カラーは白。
自己対話型分散処理AI(人工知能)によって完全自律運用される機体として設計され、無人運用を前提とした長期間のメンテナンスフリーを実現するため、自己修復型マイクロマシナリーテクノロジーが全面的に採用されている。また、コクピット部はアセンブリー化されており、AIを搭載した無人仕様と複座型の有人仕様のコンバートが容易に可能である。
本機最大の特徴は、外宇宙探査活動の要として開発された次世代の推進システム「ヴォワチュール・リュミエール(Voiture Lumiere、以下VL)」である。これはただの高機動システムではなく、旧西暦より提唱されていたソーラーセイルと同様の機能を有する。この為、太陽風さえあればそれを推進力とする事が可能であり、推進剤を使わずに無限に加速し続ける事が可能である。また、VL稼働時には機体周囲に光輪のようなものが複数発生するが、これは周囲空間へのエネルギー干渉の際に発生する副産物であり、物理的な破壊力を有する。背部のトーラス(円環構造体)型のユニットはVLのパワー受信アンテナとしての機能の他に可動式スラスターとしても機能し、分割・可動して必要に応じて噴射軸を変化させ、通常のモビルスーツを凌駕する機動力を与える。機体の随所に設けられた発光スリットも、VLのサブシステムとして背部トーラスとリンクし、推力バランスを補正する役割を持つ。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
- 初登場作品。ブレイク・ザ・ワールド直後の混乱の最中、地上から宇宙へと打ち上げられ、自律型AIによる調整が重ねられた。第2次連合・プラント大戦終盤、ファントムペインの襲撃に際して急遽コクピットを有人のものに換装、ソル・リューネ・ランジュとセレーネ・マクグリフが搭乗して出撃した。ヴォワチュール・リュミエールによる圧倒的な加速力でスローターダガーを翻弄したものの、ストライクノワールとの交戦でパワーダウンを起こしたため、セレーネはソルを脱出させ、アポロンAからのプロパルジョンビームをVLに受け、ストライクノワールと共に戦闘領域から離脱。地球と金星の間の軌道でノワールとともに漂流するが、セレーネがノワールのパイロットであったスウェン・カル・バヤンを機体に同乗させ、ノワールから供給されたエネルギーを使いVLを起動。地球圏への帰路へついた。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ヴォワチュール・リュミエール
- 本機に搭載されている惑星間推進システム。背部ユニットでトーラス(円環構造体)を形成して稼働させる。太陽風をユニット周囲に展開した量子の膜で受け止め、特殊なエネルギー変換を行い光圧によって推進する。太陽風以外にもレーザーや荷電粒子を変換して推進を行うレーザーロケットとしての側面もある。
また、稼働時には周囲空間にエネルギー干渉するために発生するリング状の発光現象が副作用として存在している。このリングは高速で周囲を対流する粒子であり、ビームや実弾に対して干渉しシールドとして機能する他、PS装甲を切り裂く切断力も有する。この副作用は認知された物で、有事の際の保険に位置付けられている。 - AIユニット
- 本機の胸部に搭載される自己対話型複列分散処理AIユニット。高度な学習機能を有しており、無人運用が想定されている。AIを使用するためには操縦データをフィードバックして経験値を積む必要があるため、胸部ブロックはアセンブリー化されており、有人仕様とのコンバートが容易な構造となっている。
- 自己修復型マイクロマシナリーテクノロジー
- 長期間のメンテナンスフリーを実現するために採用されたナノテクノロジー。機体の自己修復を可能とする。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- KSM71/J ビームガン
- モルゲンレーテ社の原設計をD.S.S.Dが購入し、独自の改修を加えた携行火器。コンパクトな設計のため、威力・有効射程ともに軍用ライフルの基準には及ばないが、自衛用火器としては必要十分とされ、シビリアンアストレイの主兵装として採用された。
非戦闘用MSであるスターゲイザーは内装火器を装備していないため、戦闘に際しては本機を使用する。
その他[編集 | ソースを編集]
- ボール・ド・リューヌ / オラージュ・ド・リューヌ
- VLの副作用であるリングに指向性を持たせたゲームオリジナル武装。光輪を射出して対象を切断する。大抵はVLを起動してなくとも使用可能。
- フラッシュマイン
- PS2用ソフト「機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vsZ.A.F.T II PLUS」で追加されたオリジナル武装。遠隔操作式の機雷であり、同時に4つまで設置可能。設置後は任意のタイミングで起爆できる。他のゲームにも受け継がれている。
- ビームシールド
- フラッシュマイン同様、ゲームで追加されたオリジナル装備。腕部に装備されており、他のビームシールド同様、高い防御力を持つと考えられる。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 星を見る者
- 対ストライクノワール
関連機体[編集 | ソースを編集]
- シビリアンアストレイDSSDカスタム
- ヴォワチュール・リュミエールのベースとなった電磁推進システムを搭載している機体。
- デルタアストレイ / ターンデルタ / ストライクフリーダムガンダム / デスティニーガンダム / デスティニーインパルスガンダム / ガンダムアストレイ レッドフレーム改 / ガンダムアストレイ ゴールドフレームアマテラス
- ヴォワチュール・リュミエールの近縁種を搭載している機体群。
- ルナゲイザーガンダム
- 『ガンダムビルドファイターズA-R』に登場するガンプラ。レディ・カワグチが愛用していたスターゲイザーのヴォワチュール・リュミエールを百式に移植し改造した機体である。
- ネプテイトガンダム
- 『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場するコアガンダムIIの換装形態の1つ。本機と同様のヴォワチュール・リュミエールが搭載されている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]