「ユニオンフラッグ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[アイリス社]]が開発した[[ユニオン]]軍の量産型[[モビルスーツ]]
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[[アイリス社]]が[[ユニオンリアルド|リアルド]]の後継機として開発した[[ユニオン]]軍の量産型[[モビルスーツ]]。YMS-01Aの開発番号をもって開発された同機は、ベル・ファクトリー製のYMS-02[[ユニオンブラスト|ブラスト]]と時期主力機の座を争って勝利し、西暦2307年の時点で最新鋭機として配備が開始された。
  
開発時の型式番号は「YMS-01A」。[[ユニオンリアルド]]に代わるユニオン軍の新たな主力機であり、本機も飛行形態へ変形可能。リアルドと違って換装作業なしで変形できる為、飛行形態で戦地に急行し、現地にてMS形態になってそのまま戦闘する運用方法が想定されていた。だがシステム構造上、失速の危険がある為、戦闘中の変形という想定されていた運用方法は半分実現できずにいる。
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特徴は、そのそれまでの飛行対応型MSが装備換装によって飛行を可能としていたのに対し、本機は作戦行動中の変形にも対応している点にあり、リアルドと一線を画す性能は「新時代の汎用可変MS」と評されたほどであり、その完成度の高さから[[AEU]]が[[AEUイナクト|イナクト]]を開発する際に参考にしたと言われている。
  
また「Solresived Viliable(ソルレシーブド・ヴィリアブル)」シリーズへと移行した機体で、燃料である水素をフレームの内部に浸透させる構造が採用されており、水素エンジンの改良による軽量化で大幅な性能向上と機体の軽量化に成功している。本機もリアルドと同様、上半身と下半身に分離可能であり、腰部には予備のコクピットも存在する。
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頭部の顔にあたる部分はわずか数ミリという超小型のセンサー素子の集合体で埋め尽くされており、視覚通信に使われる他、威嚇目的など特定の発光パターンを表示することが出来る。発光パターンはAIによる自動選択であり、片側に目のような形で表示されるパターンが知られているが、片側のみに限定されている訳ではなく、両側に出る事もある。メインカメラは顔と頭部装甲の隙間に位置し、首の左右にはレーザー発振器があり、通信やセンサーとしても使用される他、対人兵器としての機能も持つ。
  
1stシーズンでは先行量産された少数機がエースパイロット達に優先的に配備された為、パイロットは「フラッグファイター」と呼ばれた。
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飛行に使われるのは4基の水素プラズマジェットであり、燃料となる水素はカーボン製の機体フレームを構成する炭素分子結合体の中に分子レベルで注入されており、爆発などの危険性はない上、燃料タンクとしての余分なスペースも必要としない。
  
これはライバル陣営のAEUイナクトとは異なり生産態勢が整っていなかった事の裏返しでもある。
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フラッグは空戦を想定して設計された機体のため、空気抵抗を考慮し、多くの装備が機体内部に収納可能となっている。腕部には格闘戦用のソニックブレイドが格納されており、脚部にもミサイルが収納されている。また、脚部先端の足首にあたる関節部はチャフ・フレア・ディスペンサーであり、空戦形態時など、後方から接近する敵ミサイルに対してレーダーや赤外線誘導を撹乱する物質を散布する。
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コクピットは機体中央のドラム部にメインコクピットがあり、人型のMS形態と戦闘機に近い空戦形態の2つを持つ本機では、形態に合わせドラム内でコクピットそのものが回転する。また、上半身と下半身に分離が可能であり、下半身(腰部)には予備のコクピットも存在するが、分離飛行からの合体は想定されていない。
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なお、イナクト同様にマイクロウェーブを介した太陽光発電対応機であり、受診範囲内でほぼ無制限の活動が可能となっているが、エネルギー受信網が未整備な他国での運用も考慮されたため、システム自体は補助的なものに過ぎなかったと考えられる。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[機動戦士ガンダム00]](1stシーズン)
 
;[[機動戦士ガンダム00]](1stシーズン)
:主にMSWADに優先的に配備されている。<br />グラハム機は第2話で帰投中の[[ガンダムエクシア]]に襲い掛かるが、その性能差から一蹴されてしまう。その後、対抗する為に[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]へと改修される。ハワード機やダリル機なども[[オーバーフラッグ]]へと改修されている。<br />なお、グラハム機は利き腕に合わせてリニアガンとディフェンスロッドは左右反対に装備している。
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:初登場作品。物語開始時点で配備が始まったばかりであり、主にMSWADに優先的に配備されている。<br />グラハム機は第2話で帰投中の[[ガンダムエクシア]]に襲い掛かるが、その性能差から一蹴されてしまう。その後、対抗する為に[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]へと改修され、遅れてハワード機やダリル機なども[[オーバーフラッグ]]へと改修されている。<br />なお、グラハム機は利き腕に合わせてリニアガンとディフェンスロッドは左右反対に装備している。
 
;[[機動戦士ガンダム00]](2ndシーズン)
 
;[[機動戦士ガンダム00]](2ndシーズン)
 
:[[擬似太陽炉]]搭載機の配備により生産が打ち切られるが、少数が[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]や[[カタロン]]に配備されている。
 
:[[擬似太陽炉]]搭載機の配備により生産が打ち切られるが、少数が[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]や[[カタロン]]に配備されている。
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=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;変形
 
;変形
:飛行形態へ変形する。<br />失速の危険性がある為、基本的には空中変形ができない仕様であるがパイロットの技量次第では可能であり、これは「グラハムマニューバ(通称:グラハムスペシャル)」と呼ばれる。ちなみに、命名者は[[ビリー・カタギリ]]。<br/>『ROAD TO 2307』ではブラストの捨て身の特攻を回避する際に披露し、模擬戦を制した。
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:空戦形態への変形が可能。ブラストやリアルドとは異なり、装備換装による変形ではなく、作戦行動中の変形にも対応している。この変形システムは、自国領土内での仕様ではなく、世界中のあらゆる領域への出撃を想定したもので、ユニオンの世界警察を自負する性格を体現している。<br />失速の危険性がある為、基本的には空中変形ができない仕様であるがパイロットの技量次第では可能であり、これは「グラハムマニューバ(グラハムスペシャル)」と呼ばれる。
 
;分離
 
;分離
:上半身と下半身を分離可能。ただし分離状態からの合体は不可能。
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:上半身と下半身を分離可能。下半身にも予備コクピットがあるため、それぞれが独立して行動できた。ただし、分離状態からの合体は不可能。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;20mm機銃
 
;20mm機銃
:胴体部に1門内蔵されている。主に対人兵器や牽制などに使用されている。
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:胴体部分、コクピットドラムの左側に装備された実体弾機銃。飛行時に敵ミサイルの迎撃に仕様される他、MS形態時の対人・対車両など大きな火力を必要としない時に使用される。威力がない代わりに連射が可能であり、利用価値は高いが、対MS戦では牽制目的の使用がほとんどである。
 
;リニアライフル
 
;リニアライフル
:本機の主兵装。実弾を発射する銃で、単射と連射に撃ち分けられる。
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:電磁加速した120mm口径の実体弾を撃ち出す本機のメイン武装。発射のためにはある程度の電力チャージが必要となるが、近接戦闘時の低出力モードであれば連射が可能。この場合、機関内部で弾種が切り替えられる。中の後部には弾倉とバッテリーが一つになったパックが装備されており、瞬時に交換可能。
 
;ソニックブレイド
 
;ソニックブレイド
:接近戦用のナイフ。刃を高周波で振動させて威力を向上させている。
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:超硬質カーボン製の剣。刃の部分は高周波振動し、高い切断能力を誇る。[[ビームサーベル]]の開発途中で生み出された兵器。
;プラズマソード
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:;プラズマソード
:ソニックブレイドの刃の周囲にプラズマを纏わせた状態。なおプラズマを剣状に纏わせた物であるため切り合う際にはソニックブレイドに当てないと切り合えない。ビームサーベルの開発途中で生まれたもの。
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::ソニックブレイドの刃の周囲にプラズマ流を伸展させることでプラズマソードとして使用が可能。プラズマの刃は出力により長さが変化するが、フル出力時の連続稼働は3分程度である。
 
;ミサイル
 
;ミサイル
:両脚部に格納されている実弾兵器。複数の種類が用意されている。
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:両足の脛部分に収納されているミサイル。作戦目的に合わせて各種ミサイルを装備可能。飛行時に使用される事が多い武装だが、弾種換装によって陸戦でも地対空用途で使用出来る。本体内の搭載数が限られるため、主翼や副翼の下、及び両脚の間にミサイルポッドを追加装備する場合もある。<br/>機体重量を減らすため、ミサイルを装備せずに出撃する事も多く、対ガンダム戦においては一度も使用されていない。
;ミサイルポッド
 
:翼や両脚部の間に追加装備が可能。
 
 
;ディフェンスロッド
 
;ディフェンスロッド
:主に左腕に装備されている棒状の防御兵装。ロッドを回転させて弾をはじく。表面にプラズマフィールドを展開する事で、角度さえ調節できればビームも弾く事が出来る。
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:敵からの攻撃に対し、その着弾の角度を調整して跳弾を狙う盾。使用時には腕の軸を中心に可動し、着弾時には中央部から瞬間的にプラズマフィールドを展開する。重い盾を装備できない飛行機体ならではの装備だが、仮に正面から攻撃を受けた場合にはロッドが折れてしまう事もある。また、MS形態での使用を前提としており、空戦のみの作戦では装備される事は無い。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『00』の1stシーズン前期オープニングでは地上用の機体であるはずの本機が[[ガンダムキュリオス|キュリオス]]と宇宙空間で戦闘している。
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*『00』の1stシーズン前期オープニングでは地上用の機体であるはずの本機だが、[[ガンダムキュリオス|キュリオス]]と宇宙空間で戦闘している。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2024年9月30日 (月) 14:53時点における最新版

ユニオンフラッグ
外国語表記 Union Flag
登場作品
デザイナー 福地仁
テンプレートを表示
スペック
分類 量産型可変モビルスーツ
型式番号 SVMS-01
開発コード番号 YMS-01A
頭頂高 頭頂高
全高 17.9m
本体重量 67.1t
主動力 水素エンジン
装甲材質 Eカーボン
開発組織 アイリス社
所属 ユニオン
主なパイロット グラハム・エーカー
ハワード・メイスン
ダリル・ダッジ
ユニオン一般兵、他
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概要 [編集 | ソースを編集]

アイリス社リアルドの後継機として開発したユニオン軍の量産型モビルスーツ。YMS-01Aの開発番号をもって開発された同機は、ベル・ファクトリー製のYMS-02ブラストと時期主力機の座を争って勝利し、西暦2307年の時点で最新鋭機として配備が開始された。

特徴は、そのそれまでの飛行対応型MSが装備換装によって飛行を可能としていたのに対し、本機は作戦行動中の変形にも対応している点にあり、リアルドと一線を画す性能は「新時代の汎用可変MS」と評されたほどであり、その完成度の高さからAEUイナクトを開発する際に参考にしたと言われている。

頭部の顔にあたる部分はわずか数ミリという超小型のセンサー素子の集合体で埋め尽くされており、視覚通信に使われる他、威嚇目的など特定の発光パターンを表示することが出来る。発光パターンはAIによる自動選択であり、片側に目のような形で表示されるパターンが知られているが、片側のみに限定されている訳ではなく、両側に出る事もある。メインカメラは顔と頭部装甲の隙間に位置し、首の左右にはレーザー発振器があり、通信やセンサーとしても使用される他、対人兵器としての機能も持つ。

飛行に使われるのは4基の水素プラズマジェットであり、燃料となる水素はカーボン製の機体フレームを構成する炭素分子結合体の中に分子レベルで注入されており、爆発などの危険性はない上、燃料タンクとしての余分なスペースも必要としない。

フラッグは空戦を想定して設計された機体のため、空気抵抗を考慮し、多くの装備が機体内部に収納可能となっている。腕部には格闘戦用のソニックブレイドが格納されており、脚部にもミサイルが収納されている。また、脚部先端の足首にあたる関節部はチャフ・フレア・ディスペンサーであり、空戦形態時など、後方から接近する敵ミサイルに対してレーダーや赤外線誘導を撹乱する物質を散布する。

コクピットは機体中央のドラム部にメインコクピットがあり、人型のMS形態と戦闘機に近い空戦形態の2つを持つ本機では、形態に合わせドラム内でコクピットそのものが回転する。また、上半身と下半身に分離が可能であり、下半身(腰部)には予備のコクピットも存在するが、分離飛行からの合体は想定されていない。

なお、イナクト同様にマイクロウェーブを介した太陽光発電対応機であり、受診範囲内でほぼ無制限の活動が可能となっているが、エネルギー受信網が未整備な他国での運用も考慮されたため、システム自体は補助的なものに過ぎなかったと考えられる。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム00(1stシーズン)
初登場作品。物語開始時点で配備が始まったばかりであり、主にMSWADに優先的に配備されている。
グラハム機は第2話で帰投中のガンダムエクシアに襲い掛かるが、その性能差から一蹴されてしまう。その後、対抗する為にグラハム専用ユニオンフラッグカスタムへと改修され、遅れてハワード機やダリル機などもオーバーフラッグへと改修されている。
なお、グラハム機は利き腕に合わせてリニアガンとディフェンスロッドは左右反対に装備している。
機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
擬似太陽炉搭載機の配備により生産が打ち切られるが、少数が地球連邦軍カタロンに配備されている。
機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー ROAD TO 2307
制式採用される以前の試作機として登場。当時無名だったグラハムが搭乗し、スレーチャー少佐の駆る試作機「ユニオンブラスト」と次期主力機の座をかけた模擬戦を行った。
機動戦士ガンダム00N
第12回に開発コード番号と上記ドラマCDで繰り広げられた名勝負についての解説が記されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

変形
空戦形態への変形が可能。ブラストやリアルドとは異なり、装備換装による変形ではなく、作戦行動中の変形にも対応している。この変形システムは、自国領土内での仕様ではなく、世界中のあらゆる領域への出撃を想定したもので、ユニオンの世界警察を自負する性格を体現している。
失速の危険性がある為、基本的には空中変形ができない仕様であるがパイロットの技量次第では可能であり、これは「グラハムマニューバ(グラハムスペシャル)」と呼ばれる。
分離
上半身と下半身を分離可能。下半身にも予備コクピットがあるため、それぞれが独立して行動できた。ただし、分離状態からの合体は不可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

20mm機銃
胴体部分、コクピットドラムの左側に装備された実体弾機銃。飛行時に敵ミサイルの迎撃に仕様される他、MS形態時の対人・対車両など大きな火力を必要としない時に使用される。威力がない代わりに連射が可能であり、利用価値は高いが、対MS戦では牽制目的の使用がほとんどである。
リニアライフル
電磁加速した120mm口径の実体弾を撃ち出す本機のメイン武装。発射のためにはある程度の電力チャージが必要となるが、近接戦闘時の低出力モードであれば連射が可能。この場合、機関内部で弾種が切り替えられる。中の後部には弾倉とバッテリーが一つになったパックが装備されており、瞬時に交換可能。
ソニックブレイド
超硬質カーボン製の剣。刃の部分は高周波振動し、高い切断能力を誇る。ビームサーベルの開発途中で生み出された兵器。
プラズマソード
ソニックブレイドの刃の周囲にプラズマ流を伸展させることでプラズマソードとして使用が可能。プラズマの刃は出力により長さが変化するが、フル出力時の連続稼働は3分程度である。
ミサイル
両足の脛部分に収納されているミサイル。作戦目的に合わせて各種ミサイルを装備可能。飛行時に使用される事が多い武装だが、弾種換装によって陸戦でも地対空用途で使用出来る。本体内の搭載数が限られるため、主翼や副翼の下、及び両脚の間にミサイルポッドを追加装備する場合もある。
機体重量を減らすため、ミサイルを装備せずに出撃する事も多く、対ガンダム戦においては一度も使用されていない。
ディフェンスロッド
敵からの攻撃に対し、その着弾の角度を調整して跳弾を狙う盾。使用時には腕の軸を中心に可動し、着弾時には中央部から瞬間的にプラズマフィールドを展開する。重い盾を装備できない飛行機体ならではの装備だが、仮に正面から攻撃を受けた場合にはロッドが折れてしまう事もある。また、MS形態での使用を前提としており、空戦のみの作戦では装備される事は無い。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム00 [編集 | ソースを編集]

ガンダムエクシア

機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー ROAD TO 2307[編集 | ソースを編集]

ユニオンブラスト

関連機体[編集 | ソースを編集]

ユニオンフラッグ空戦偵察哨戒型
大型エアロカウルを装備した偵察仕様機。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
グラハム専用機として強化改良された機体。
オーバーフラッグ
グラハム専用のカスタムフラッグと同様の強化改良を受けた機体。
ユニオンフラッグ陸戦重装甲型
「シェルフラッグ」の通称を持つ陸戦型フラッグ。装備は数種類存在する。
ユニオンフラッグ オービットパッケージ
背部のフライトユニットをロケットエンジンに換装した宇宙空間仕様。
ユニオンフラッグ オービットパッケージ アストロワーク仕様
コロニー建設支援作業の検証用に改修を受けた機体。
ユニオンフラッグ オービットパッケージ コロニーガード仕様
コロニー建設時の哨戒用に改修を受けた機体。
ユニオンリアルド
前世代機。
AEUイナクト
AEUがフラッグを参考にして開発したとされる類似コンセプトの可変MS。
ユニオンブラスト
次期主力候補の競合機。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『00』の1stシーズン前期オープニングでは地上用の機体であるはずの本機だが、キュリオスと宇宙空間で戦闘している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]