「デザート・ゲルググ」の版間の差分

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== MS-14D デザート・ゲルググ(Desert Gelgoog) ==
 
*登場作品:[[ΖΖ-MSV]]、[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
 
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*装甲材質:超硬スチール合金
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
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[[ゲルググ]]をベースに砂漠・熱帯地方用に改修した機体。関節部にシーリングが施され、脚部スラスターが改良されている。バックパックには砂漠潜行用のスコープが追加され、余剰となる両腕のサブジェネレーターは撤去されている。冷却機構も強化されており、動力パイプが露出している。
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砂漠戦を主眼とした改修が施されており、関節部やエアインテークの防塵処理は徹底されている。熱問題への対策として各部にエアインテークが増設するなどの冷却系強化が施されており、頭部や胴体部の動力パイプが内蔵式から外部へ露出させる方式に変更されている。砂漠では砂中に潜航して行動する事も考慮されており、頭頂部のセンサーは大型の物に変更され、ランドセルも潜航用スコープが備わった物となっている。これにより潜航中でも頭部とスコープのみを露出させ索敵することが可能となり、ゲリラ戦や隠密行動を得意とする機体となっている。
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これらの改修により機体サイズが大型化しているため、ランドセルには大型の推進器を備える他、脚部側面にはスラスターが増設されている。また、ホバー移動能力も向上している。
  
『UC』に登場した機体はバックパックをロケット・ブースターに換装している。
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一年戦争では試作された極少数機がアフリカ戦線で運用されたが、その実働数は極めて少なかったとされている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[ΖΖ-MSV]]
 
;[[ΖΖ-MSV]]
:出典元。
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:出典元。元々は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の本編デザインの一つとして提出された没案であった。
 
;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
 
;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
:Ep.4に登場。[[ガルスK]]と共に[[バイアラン・カスタム]]を迎え撃とうとするものの、相手の得意とする空中戦に持ち込んでしまったがために両脚を切断され、メガ粒子砲の集中攻撃を受け撃墜された。
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:episode 4に[[トリントン基地]]攻撃部隊の一機として登場。空中戦を想定してバックパック両端にロケット・ブースターを装備。[[ガルスJ]]と共に[[バイアラン・カスタム]]に対して空中戦を挑むも、斬りかかった瞬間に背後に回り込まれ、直後に[[ビーム・サーベル]]で両脚を切断された後、[[メガ粒子砲]]の集中攻撃を受け撃墜された。
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:作中で[[ライトニングガンダムストライダー]]と交戦するも敗れた。接近戦ではあろう事か、'''アームド・バスターの銃身を赤熱化させて殴りかかる'''という設定に無いヒート兵器まがいの攻撃を行っている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 特殊機能 ===
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;ペリスコープ
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:ランドセルに可動アームを介して装備されている砂中潜行用のスコープ。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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;[[ビーム・ライフル]]
;ビーム・ライフル
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:砂漠での運用に合わせて[[ゲルググ]]の物を改良したビーム・ライフル。射撃センサーがカバーで覆われている。
:量産機としてはジオン初の携行ビーム兵器。高性能センサーにより高い照準値を誇る。
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;[[ビーム・サーベル|ビーム・ナギナタ]]
;ビーム・ナギナタ
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:ゲルググに採用されたジオン初の携行ビーム兵器。非使用時には腰背部にマウントされる。
:柄の両端からS字にビーム刃が発生する。ただし取り回しに難があり、振り回すと自身を斬ってしまいかねないので、ビーム刃を片側のみ発生させて使用するパイロットもいる。
 
 
;アームド・バスター
 
;アームド・バスター
:左腕部に装着される。実体弾を発射する折りたたみ式のキャノン砲。
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:左腕部に装着されている折り畳み式の武装。長年詳細不明な武装だったが、『UC』にて若干のデザイン変更と共に実体弾式火器と設定され、射撃時に前方へ展開する武装となった。環境が厳しい局面によっては、ビーム兵器よりも有効に機能する場面もあったとされる。なお『BFT-アイランド・ウォーズ』では設定変更前のデザインで登場し、打突用のヒート兵器として扱われている。
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=== オプション装備 ===
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;ロケット・ブースター (ラケーテン・ガルデン)
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:補助推進用のロケット・ブースター。バックパックの左右両端に1基ずつ装着し、重力下で高高度へのジャンプを行う際に使用する。『UC』に登場した残党軍の機体が使用。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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:原型機。
 
:原型機。
 
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:本機と同様、砂漠戦用に開発されたゲルググのバリエーション機。こちらも8機と極少数の生産に留まっている。
 
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== リンク ==
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2021年7月6日 (火) 16:42時点における最新版

デザート・ゲルググ
外国語表記 Desert Gelgoog
別表記 ディザート・ゲルググ
登場作品
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スペック
分類 陸戦用モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 MS-14D
頭頂高 19.8m
本体重量 43.7t
全備重量 63.4t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,440kW
スラスター総推力 59,800kg
装甲材質 超硬スチール合金
センサー有効半径 9,200m
開発組織 ジオン公国軍
開発拠点 キャリフォルニアベース
所属 ジオン残党
主なパイロット ジオン残党軍兵
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概要[編集 | ソースを編集]

一年戦争末期にゲルググをベースに開発したジオン公国軍の局地戦用モビルスーツ。資料によっては「ディザート・ゲルググ」と表記される場合もある。

砂漠戦を主眼とした改修が施されており、関節部やエアインテークの防塵処理は徹底されている。熱問題への対策として各部にエアインテークが増設するなどの冷却系強化が施されており、頭部や胴体部の動力パイプが内蔵式から外部へ露出させる方式に変更されている。砂漠では砂中に潜航して行動する事も考慮されており、頭頂部のセンサーは大型の物に変更され、ランドセルも潜航用スコープが備わった物となっている。これにより潜航中でも頭部とスコープのみを露出させ索敵することが可能となり、ゲリラ戦や隠密行動を得意とする機体となっている。

これらの改修により機体サイズが大型化しているため、ランドセルには大型の推進器を備える他、脚部側面にはスラスターが増設されている。また、ホバー移動能力も向上している。

一年戦争では試作された極少数機がアフリカ戦線で運用されたが、その実働数は極めて少なかったとされている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ΖΖ-MSV
出典元。元々は『機動戦士ガンダムΖΖ』の本編デザインの一つとして提出された没案であった。
機動戦士ガンダムUC (OVA版)
episode 4にトリントン基地攻撃部隊の一機として登場。空中戦を想定してバックパック両端にロケット・ブースターを装備。ガルスJと共にバイアラン・カスタムに対して空中戦を挑むも、斬りかかった瞬間に背後に回り込まれ、直後にビーム・サーベルで両脚を切断された後、メガ粒子砲の集中攻撃を受け撃墜された。
ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ
作中でライトニングガンダムストライダーと交戦するも敗れた。接近戦ではあろう事か、アームド・バスターの銃身を赤熱化させて殴りかかるという設定に無いヒート兵器まがいの攻撃を行っている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能 [編集 | ソースを編集]

ペリスコープ
ランドセルに可動アームを介して装備されている砂中潜行用のスコープ。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビーム・ライフル
砂漠での運用に合わせてゲルググの物を改良したビーム・ライフル。射撃センサーがカバーで覆われている。
ビーム・ナギナタ
ゲルググに採用されたジオン初の携行ビーム兵器。非使用時には腰背部にマウントされる。
アームド・バスター
左腕部に装着されている折り畳み式の武装。長年詳細不明な武装だったが、『UC』にて若干のデザイン変更と共に実体弾式火器と設定され、射撃時に前方へ展開する武装となった。環境が厳しい局面によっては、ビーム兵器よりも有効に機能する場面もあったとされる。なお『BFT-アイランド・ウォーズ』では設定変更前のデザインで登場し、打突用のヒート兵器として扱われている。

オプション装備 [編集 | ソースを編集]

ロケット・ブースター (ラケーテン・ガルデン)
補助推進用のロケット・ブースター。バックパックの左右両端に1基ずつ装着し、重力下で高高度へのジャンプを行う際に使用する。『UC』に登場した残党軍の機体が使用。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ゲルググ
原型機。
ゲルググG
本機と同様、砂漠戦用に開発されたゲルググのバリエーション機。こちらも8機と極少数の生産に留まっている。

リンク[編集 | ソースを編集]