「ヌーベル・ジムIII」の版間の差分

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== RGM-86R ヌーベル・ジムIII(Nouvel GM III) ==
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{{登場メカ概要
*登場作品:[[ガンダム・センチネル]][[機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ]]
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
*デザイナー:カトキハジメ
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| 外国語表記 = Nouvel GM III
*分類:汎用量産型[[モビルスーツ]]
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| 登場作品 =  
*装甲材質:チタン合金セラミック複合材、ガンダリウム合金(一部)
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*[[ガンダム・センチネル]]
*頭頂高:18.42m
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*[[機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ]]
*本体重量:42.30t
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
*全備重量:68.22t
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| デザイナー = カトキハジメ
*主動力:[[熱核融合炉]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
*出力:1,620kW
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*推力:81,200kg
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{{登場メカ概要
*センサー有効半径:10,900m
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| タイトル = スペック
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| 分類 = 汎用量産型[[モビルスーツ]]
*所属:[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
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| 生産形態 = 量産機
*主なパイロット:[[レックス・ファビオ]]、他
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| 型式番号 = RGM-86R
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| 頭頂高 = 18.42m
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| 全高 = 18.60m
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| 全備重量 = 68.22t
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| 主動力 = [[熱核融合炉]]
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| ジェネレーター出力 = 1,620kW
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| スラスター推力 = 20,300kg×4
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| 装甲材質 =
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*チタン合金セラミック複合材
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
 
== 概要 ==
 
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[[ジムII]]を改良して開発された[[ジムIII]]とは違い、完全に新規に設計された機体。区別するために「ヌーベル・ジムIII」と呼ばれている。「ヌーベル」はフランス語で「新しい」を意味している。ジェネレーターが強力な物に換装されており、胸部の排熱ダクトが4つに増設されている。頭部もセンサーが強化され、バルカンの弾数が増加している。性能が向上した事により簡易版[[ガンダムMk-II]]と呼べるほどの物となったが、コストが高くなってしまったので少数生産に留まっている。後期生産型はジェネレーターを[[ネモ]]と同型の物を使用し、コストを抑えている。
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[[ジムII]]から改修可能な規格を持つ[[ジムIII]]とは別に、新規に設計・開発された[[モビルスーツ]]。通常型ジムIIIとの区別のために「ヌーベル・ジムIII」と呼ばれている。「ヌーベル」とはフランス語で「新しい」を意味する。
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ジェネレーターがジムIIよりも高出力な物に換装されており、それに伴い胸部の排熱ダクトが計4つに増設された。頭部もバルカンの装弾数の向上やセンサーの強化が行われた新規設計の物に変更されている。
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性能が向上した事により、[[ガンダムMk-II]]の簡易量産型と呼べる程の機体となっており、コストパフォーマンスの悪さから[[グリプス戦役|グリプス戦争]]後に生産ラインを閉じられた[[ネモ]]に代わって主生産機となっている。なお、後期生産型はジェネレーターを[[ネモ]]と同型の物を使用してコストを抑えており、[[宇宙世紀]]0093年近くまで、[[ルナツー]]等で主力機として配備し続けられた。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
<!-- ;[[作品名]]:説明 -->
 
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;[[ガンダム・センチネル]]
 
;[[ガンダム・センチネル]]
:出典元。
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:初出作品。作中は「ヌーベルGMIII」(「宇宙戦闘専用改修型GMIII」とも)または「GMIII」表記。敵味方両サイドで端役として登場した。作中で「ヌーベルGMIII」表記が用いられたのは第七章と第十章のみであり、それ以外では敵味方共に「GMIII」表記となっている<ref>討伐隊艦隊と反乱軍艦隊の編成図でも「GMIII」で統一されている他、「モデルグラフィックス」のフォトストーリーでは、文中で「GMIII」表記が用いられているシーンにおいても掲載写真に全て本機の模型作例が用いられている</ref>。
 
;[[機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ]]
 
;[[機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ]]
:宇宙世紀0094年、[[ガンダムデルタカイ]]を極秘で保管していたマリアナ基地に技術比較検証機として保管されていた(同エリアには[[量産型ZZガンダム]]、[[量産型百式改]]、[[量産型Zガンダム]]も同様に保管されている)。同年、同基地のパイロット達を中心に結成された[[フレスベルグ隊]]の機体として編入されている。パイロットは[[レックス・ファビオ]]中尉。
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:宇宙世紀0094年、[[ガンダムデルタカイ]]を極秘で保管していたマリアナ基地に技術比較検証機として保管されていた(同エリアには[[量産型ΖΖガンダム]]、[[量産型百式改]]、[[量産型Ζガンダム]]も同様に保管されている)。同年、同基地のパイロット達を中心に結成された[[フレスベルク隊]][[レックス・ファビオ]]中尉の搭乗機として編入され、[[デビルズ・ネスト]]でティターンズ機と交戦した。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;換装
 
;換装
:肩部と腰部の支援用装備を換装可能。
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=== オプションパーツ ===
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:脛の裏側に装着。質量増加分の推力を発生させる。
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:アンクルアーマー側面に装着。重量増加した本機が重力区でも良好な運動性を発揮できる様、脚足を増加させる。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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:頭部に2門内蔵している。
 
:頭部に2門内蔵している。
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:ガンダムMk-IIと同型のEパック方式のライフル。
 
:ガンダムMk-IIと同型のEパック方式のライフル。
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:背部に2基装備されている。ガンダムMk-IIの物と同じ形状だが、一般的な量産品のビーム発振器が使われている。
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;肩部ミサイルポッド
 
;肩部ミサイルポッド
 
:両肩に1基ずつ、計2基を装備可能。発射後はパージ出来る。4連装の中型ミサイルを搭載した「ノーマルミサイルポッド」と15×2発のマイクロミサイルを搭載した「オプションミサイルポッド」の2種類がある。
 
:両肩に1基ずつ、計2基を装備可能。発射後はパージ出来る。4連装の中型ミサイルを搭載した「ノーマルミサイルポッド」と15×2発のマイクロミサイルを搭載した「オプションミサイルポッド」の2種類がある。
 
;大型ミサイルランチャー
 
;大型ミサイルランチャー
:2連装の「大型高性能ミサイル」を搭載したオプション武装で、腰部に1基ずつ、計2基を装着出来る。対応するジョイントやコネクターを使えば腰部以外にも装着可能。大型高性能ミサイルはネオ・ジオン軍の重MSへの対処策として用意された物で、機動性を高めるべく特殊な形状をしている。
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:2連装の「大型高性能ミサイル」を搭載したオプション武装で、腰部に1基ずつ、計2基を装着出来る。対応するジョイントやコネクターを使えば腰部以外にも装着可能。大型高性能ミサイルはネオ・ジオン軍の重MSへの対処策として用意された物で、機動性を高めるべく特殊な形状をしている。また、長射程で精密自動追尾が可能となっている。
 
;シールド
 
;シールド
 
:伸縮式のガンダムMk-IIと同型のシールドで、ビームコーティングが施されている。
 
:伸縮式のガンダムMk-IIと同型のシールドで、ビームコーティングが施されている。
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
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:通常のジムIII。
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:通常のジムIII。こちらはジムIIからの改修が可能な設計。
 
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;[[ガンダムMk-II]]
:より性能が近くなった。
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:一部設計を取り入れている。ジムIIIと比較して、より性能が近くなった。
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;[[バーザム改]] (カトキハジメ版バーザム)
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:本機とは別系統でガンダムMk-II系量産型として開発された機体。その関係性はレックス・ファビオの「兄弟みたいなもの」という言葉に集約されている。
 
;[[ジムシリーズ]]
 
;[[ジムシリーズ]]
:
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:本機もシリーズに含まれる。
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== 余談 ==
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*元々はジムIIIとして『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』用に用意された初期稿だった。最終的に佐山善則氏によるクリンナップ版が採用され、初期稿は上述の通り、ヌーベル・ジムIIIとしてリデザインされた。
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**ジムIIIの初期稿と並行して「'''リックジム'''」というジムIIIのカスタム機もデザインワークが行われていた。こちらも初期稿の1つをかときすなお氏が担当している。書籍「GUNDAM WARS PROJECT Ζ」掲載の高橋昌也の小説「THE FIRST STEP」に登場する連邦軍のアクロバット飛行チーム「ブルーライトニング」の機体として登場予定だったが、チームの設定が活かされなかった事から、リックジムは追加装備を含めてシステムウェポンとしてジムIII一本に絞られた。
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2022年6月8日 (水) 02:11時点における最新版

ヌーベル・ジムIII
外国語表記 Nouvel GM III
登場作品
デザイナー カトキハジメ
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スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 RGM-86R
頭頂高 18.42m
全高 18.60m
本体重量 42.30t
全備重量 68.22t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,620kW
スラスター推力 20,300kg×4
姿勢制御バーニア数 10基
装甲材質
センサー有効半径 10,900m
開発組織 地球連邦軍
所属組織 地球連邦軍
ニューディサイズ
エアーズ市民軍
所属部隊 エイノー艦隊
フレスベルク隊(U.C.0094)
主なパイロット レックス・ファビオ、他
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概要[編集 | ソースを編集]

ジムIIから改修可能な規格を持つジムIIIとは別に、新規に設計・開発されたモビルスーツ。通常型ジムIIIとの区別のために「ヌーベル・ジムIII」と呼ばれている。「ヌーベル」とはフランス語で「新しい」を意味する。

ジェネレーターがジムIIよりも高出力な物に換装されており、それに伴い胸部の排熱ダクトが計4つに増設された。頭部もバルカンの装弾数の向上やセンサーの強化が行われた新規設計の物に変更されている。

性能が向上した事により、ガンダムMk-IIの簡易量産型と呼べる程の機体となっており、コストパフォーマンスの悪さからグリプス戦争後に生産ラインを閉じられたネモに代わって主生産機となっている。なお、後期生産型はジェネレーターをネモと同型の物を使用してコストを抑えており、宇宙世紀0093年近くまで、ルナツー等で主力機として配備し続けられた。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ガンダム・センチネル
初出作品。作中は「ヌーベルGMIII」(「宇宙戦闘専用改修型GMIII」とも)または「GMIII」表記。敵味方両サイドで端役として登場した。作中で「ヌーベルGMIII」表記が用いられたのは第七章と第十章のみであり、それ以外では敵味方共に「GMIII」表記となっている[1]
機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ
宇宙世紀0094年、ガンダムデルタカイを極秘で保管していたマリアナ基地に技術比較検証機として保管されていた(同エリアには量産型ΖΖガンダム量産型百式改量産型Ζガンダムも同様に保管されている)。同年、同基地のパイロット達を中心に結成されたフレスベルク隊レックス・ファビオ中尉の搭乗機として編入され、デビルズ・ネストでティターンズ機と交戦した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

換装
肩部と腰部の支援用装備・オプションパーツを換装可能。
肩に増加パーツを取り付ける場合、その部分のカバーを外して内部のムーバブルフレームに直接装着する。また、これら増加装備は任意での分離が可能。

オプションパーツ [編集 | ソースを編集]

増加ベンチレーター
胸部に装着。冷却システムの強化用。
出力強化システム・ユニット
腰部フロントアーマーに装着。メインジェネレータの出力向上用。
膝関節増加アクチュエータ
膝の四角いパーツ(ジムIIの物と同一)を外して装着。膝関節の作動を強化する。
アンプリファイア・エイダ
膝関節増加アクチュエータの上部に装着。膝関節を強化する。
膝関節フィールドモータ・アンプリファイア&プロペラントタンク
脚部側面に装着。膝のフィールドモータを強化。プロペラントタンクは増加スラスター用。
増加スラスター・ユニット
脛の裏側に装着。質量増加分の推力を発生させる。
フィールドモータ・アンプリファイア
アンクルアーマー側面に装着。重量増加した本機が重力区でも良好な運動性を発揮できる様、脚足を増加させる。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

60mmバルカン
頭部に2門内蔵している。
ビーム・ライフル
ガンダムMk-IIと同型のEパック方式のライフル。
ビーム・サーベル
背部に2基装備されている。出力0.9MW。ガンダムMk-IIの物と同形状だが、一般的な量産品のビーム発振器が使われている。
肩部ミサイルポッド
両肩に1基ずつ、計2基を装備可能。発射後はパージ出来る。4連装の中型ミサイルを搭載した「ノーマルミサイルポッド」と15×2発のマイクロミサイルを搭載した「オプションミサイルポッド」の2種類がある。
大型ミサイルランチャー
2連装の「大型高性能ミサイル」を搭載したオプション武装で、腰部に1基ずつ、計2基を装着出来る。対応するジョイントやコネクターを使えば腰部以外にも装着可能。大型高性能ミサイルはネオ・ジオン軍の重MSへの対処策として用意された物で、機動性を高めるべく特殊な形状をしている。また、長射程で精密自動追尾が可能となっている。
シールド
伸縮式のガンダムMk-IIと同型のシールドで、ビームコーティングが施されている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ジムIII
通常のジムIII。こちらはジムIIからの改修が可能な設計。
ガンダムMk-II
一部設計を取り入れている。ジムIIIと比較して、より性能が近くなった。
バーザム改 (カトキハジメ版バーザム)
本機とは別系統でガンダムMk-II系量産型として開発された機体。その関係性はレックス・ファビオの「兄弟みたいなもの」という言葉に集約されている。
ジムシリーズ
本機もシリーズに含まれる。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 元々はジムIIIとして『機動戦士ガンダムΖΖ』用に用意された初期稿だった。最終的に佐山善則氏によるクリンナップ版が採用され、初期稿は上述の通り、ヌーベル・ジムIIIとしてリデザインされた。
    • ジムIIIの初期稿と並行して「リックジム」というジムIIIのカスタム機もデザインワークが行われていた。こちらも初期稿の1つをかときすなお氏が担当している。書籍「GUNDAM WARS PROJECT Ζ」掲載の高橋昌也の小説「THE FIRST STEP」に登場する連邦軍のアクロバット飛行チーム「ブルーライトニング」の機体として登場予定だったが、チームの設定が活かされなかった事から、リックジムは追加装備を含めてシステムウェポンとしてジムIII一本に絞られた。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 討伐隊艦隊と反乱軍艦隊の編成図でも「GMIII」で統一されている他、「モデルグラフィックス」のフォトストーリーでは、文中で「GMIII」表記が用いられているシーンにおいても掲載写真に全て本機の模型作例が用いられている