ガンダムデルタカイ

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ガンダムデルタカイ
外国語表記 Gundam Delta Kai
登場作品
デザイナー カトキハジメ
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スペック
分類 試作型可変モビルスーツ
型式番号 MSN-001X
頭頂高 19.6m
本体重量 28.0t
全備重量 68.6t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,520kW
スラスター総推力 101,500kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 16,200m
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 フレスベルク隊
主なパイロット
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概要[編集]

地球連邦軍の試作型可変モビルスーツデルタガンダムの設計データとデルタプラスの運用データをベースに開発された機体で、追加された特殊装備の技術実証を目的としている。カラーリングはデモンストレーション色の強い派手な配色であり、白を基調としつつ各部に明紫を配している。

可変機構はデルタプラス等とほぼ同様で、ウェイブライダー形態へ変形することで高い加速性と機動性、重力下に置ける単独飛行能力を得ることが可能な他、サブ・フライト・システムとしての運用も可能である。機体特性が一変するモビルスーツ形態とウェイブライダー形態の両形態において、各種兵装がどのような機能変化を示すのか、そしてその変化に対してどのような改良が効果的かを見い出すための試験機であり、非常に攻撃能力に特化した機体となっている。武装はロング・メガ・バスターやハイ・メガ・キャノンなど第四世代MSの特徴であった高出力兵装を筆頭に、多彩な特殊武装が用意されている。これらの武装によりどのような戦況にも対処できるだけの高い汎用性を有しているが、その分火器管制も複雑化している。

本機最大の特徴は新型のサイコミュシステムである「n_i_t_r_o」が搭載されていることである。これにより複雑な火器管制操作や機体の追従性向上の他、ニュータイプでない人でもサイコミュ兵装が使用可能となる。ただ、このシステムの詳細は非公表となっており、パイロットの精神に影響を及ぼす可能性も指摘されている。

作中では「X001(エックスレイワン)」のコード名で呼称されている事がある。本機は「宙戦仕様」であるとされ、バリエーションとして「陸戦仕様」も存在する。

名称の「カイ」は「δ(デルタ)」と同じギリシャ文字の「χ(カイ)」を意味するものと思われ、n_i_t_r_o実装計画「χプラン」から取られたと思われる。ちなみに、χのラテン語表記は「chi」である。

登場作品と操縦者[編集]

機動戦士ガンダムUC (PS3版)
本機の初出。DLC第2弾にてミッション「デルタカイ、胎動」と共に実装された。宇宙世紀0094時にロールアウトしており、とある宙域でデルタプラスを相手にした仮想敵機訓練が行われた。訓練終了直後、リーク情報を得た宙賊のMS数機に襲撃されたが、その圧倒的な性能でほとんどを返り討ちにする。しかしナイトロの影響によりテストパイロット (コールサイン:X001)は完全に獰猛な性格へと変貌してしまった。その後、機体は地球へと送られ、最終調整を受けている。
機動戦士ガンダムUC MSV 楔
上記DLCのシナリオを基にした第4話にて登場。内容はゲーム版と概ね同一。
機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ
宇宙世紀0094年、とある宙域での仮想敵機訓練後、地球のマリアナ基地に移送され、陸戦仕様に換装された上でレイヴン隊イング・リュードが搭乗しジオンの残党狩り等に投入された。最終的にはフレスベルク隊の戦力となり、ブレイア・リュードが搭乗している。
機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
パイロットは前作『アクロス・ザ・スカイ』から引き続きブレイアが担当。ゼナイド・ギャルIIロック・ホーカーの乗るザナドゥと交戦し、バックパック部のみを破壊して勝利している。
UC-MSV
上記ゲームや外伝に登場したことでUC-MSV枠に追加された。主に出典元として扱われる。

装備・機能[編集]

特殊機能[編集]

n_i_t_r_o(ナイトロ)
本機に搭載されている新型サイコミュシステムで、「NEWTYPE-INJECTION-TRACE-REFORMED-OLDTYPE」の略称。パイロットに対して擬似的なニュータイプ能力を与える効果があるとされ、搭乗中は常時起動している。これによってオールドタイプでもニュータイプに匹敵する戦闘能力を得る事ができ、また機体の追従性の向上や複雑化した火器管制の緩和、果てはオールドタイプによるファンネルの使用までも可能としている。だが、実はこのシステムは「パイロットを強化人間化してしまう」という代物であり、システムが稼動する度に乗っているパイロットの脳内を強制的に書き換えている。この影響で搭乗後のパイロットは言葉遣いや性格がかなり攻撃的なそれへと豹変してしまう。その為か、対外的にはこのシステムの詳細はほとんど公表されていない。ちなみに、システム稼働時の副産物として各部関節からの青白い炎のような発光現象が確認されていて、これはパイロットを強化人間化する度に起きているとされる。ただ、イングをはじめとした多くのパイロットは発光現象と共に人格が豹変していたが、ブレイアだけは豹変していない。これについて開発責任者であるロック・ホーカーは「ナイトロとの想像を超えた調和を示している」と感嘆していた。
変形
ウェイブライダー形態に変形可能。
換装
陸戦仕様に換装可能。

武装・必殺攻撃[編集]

60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵されている近接防御用の武装。主にミサイル等の迎撃や敵機への牽制に使用される。
ロング・メガ・バスター
携行式の大型ビーム砲。射程が長く、威力も通常のビーム・ライフルとは比べ物にならない程に高い。本来はフルアーマー百式改の武装として開発されていた物で、デルタプラスの本来の標準兵装でもあった為、本機でも装備されている。
シールド
主に左腕に装着される装備。だが「シールド」とは名ばかりであり、本機のそれはもはやウェポン・プラットフォームと変形用サブユニットを兼ねた代物となっている。その為、防御装備として使用できない訳ではないものの、あまり期待はできない。先端は鋭利な形状となっており、打突武装として転用可能。
ビーム・サーベル
シールドの裏側に2基マウントされている。マニピュレーターに携行して使用する以外にマウントしたままビーム刃を展開する事も可能。また、マウント状態ではビーム・キャノンとしても使用可能。
ハイ・メガ・キャノン
シールドの表側に装着できるオプション武装の一つ。ユニットの内部から膨大なエネルギーを直に供給し、それを極限まで圧縮充填した後に一気に放つ事で攻撃する。ΖΖガンダムが装備していた物と比べて連射が多少出来るようになっているが、代わりに出力は45%に落とされている。
メガ・マシン・キャノン
シールドの表側に装着できるオプション武装の一つ。サナリィが開発した新型の対空用実弾兵器であり、ロトのオプションとして用意されていた物を2挺装着する。
炸裂ボルト
シールドの表側に装着できるオプション武装の一つ。フルアーマー百式改で採用されていた近接戦闘用の装備であり、追加装備の分離に使用されている物を武装にも転用して爆発の衝撃によるダメージを与える。本機に採用された物はアップデートされており、武装としての機能のみに特化している。また、キャパシタを内蔵する事で爆発と同時に高圧電流を流して複合破壊効果を生み出すようになっている。
プロト・フィン・ファンネル
背部に2基装着されている無線式の誘導兵器。その名の通り、νガンダムが採用していたフィン・ファンネルのプロトタイプであり、高い出力を持つビーム散弾を発射可能。基本的にはMS本体から分離して使用されるが、装着したままでも攻撃できる。開放型バレルが採用されている点は同じだが、バレルの展開機能は存在しないので放熱板のような状態への変形は出来ず、またオールレンジ攻撃以外の使用は不可能な為にビームバリアも展開する事が出来ない。
ビーム・マグナム
本来はユニコーンガンダム系列機専用のビーム・ライフル。ザナドゥとの戦闘時に装備しており、系列機であるデルタプラスとは異なり、腕部に改造を施されていたため使用の負荷で機能不全に陥ることはなかった。

対決・名場面[編集]

関連機体[編集]

ガンダムデルタカイ陸戦仕様
陸戦装備に換装したデルタカイ。
デルタプラス / デルタガンダム
この2機のデータを使用して開発された。
フルアーマー百式改
百式のバリエーション機の一つ。ロング・メガ・バスターは本来、この機体の武装。
νガンダム
フィン・ファンネルを装備している。
シルヴァ・バレト (ファンネル試験型)
こちらは有線式のプロト・フィン・ファンネルを装備している。
サイコガンダム / サイコガンダムMk-II / ガブスレイ
初期型のナイトロシステムを搭載していた機体。
プロトタイプΖΖガンダム (ナイトロ搭載型) / 量産型サイコガンダム / フェネクス
本機の運用データを元にした新型ナイトロシステムを搭載した機体。

商品情報[編集]

ガンプラ[編集]

リンク[編集]