デルタザイン
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デルタザイン | |
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外国語表記 | Delta Zayin |
登場作品 | 機動戦士ガンダム:銀灰の幻影 |
デザイナー | 明貴美加 |
スペック | |
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分類 | 可変モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | DZ-001 |
頭頂高 | 19.8m |
本体重量 | 29.8t |
全備重量 | 61.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,100kW |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | アージェント・キール |
主なパイロット | 主人公 (銀灰の幻影) |
概要[編集 | ソースを編集]
アナハイム・エレクトロニクス社がアージェント・キールに供与したデルタプラスの改修機。アージェント・キールの象徴である銀色の塗装が施されている。名称の「ザイン」は「Ζ (ゼータ)」の文字としての起源となるフェニキア文字で「武器」を意味し、名機であるΖガンダムに近づき、より攻撃的なデルタであって欲しいという願いから名付けられた[1]。
取引に関わる密約の事情から、機体外装には純正品ではなく規格外品が使用されている。アナハイム社が当初予定していたのは、かつて設計段階で凍結された幻の機体デルタガンダムのデータを元にした仕様だったが、アージェント・キール側からの要望により一部改修内容が変更された。主な要望事項はガンダムタイプの意匠を強めた頭部、主武装の携行火器に近接攻撃機能を追加、そして防御兵装にIフィールドとサイコフレームを組み込むものであった。これにより頭部形状は別計画の試作機から流用され、シールドは新たに専用品が用意された。
本機の改修内容は組織の旗印となり得るための象徴性の強化と共に、予定していたニュータイプの搭乗者フィクジィ・フィクスの戦闘技術に合わせたものだったが、本機の完成を前にしてフィクジィは戦死し、その後組織に参加した元連邦軍人が代理で搭乗することとなった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム:銀灰の幻影
- 初登場作品。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- バイオセンサー
- 簡易型のサイコミュシステム。デルタプラスと同様の物。
- 変形
- ウェイブライダー形態に変形可能。改修元のデルタプラスと同じくマルチロールファイターとして機能する点は同様だが、あちらとは異なりサブ・フライト・システムとしての運用も想定されている。
- サイコフレーム
- シールドに使用されている特殊構造材。パイロットの感応波を感知することで機能し赤く発光する。ニュータイプパイロット搭乗時における未知の優位性を期待しての採用だったとも言われている。
- Iフィールド・ジェネレーター
- シールドに内蔵されたビーム攻撃を偏向することで無効化する装置。機能時にはメガ粒子加速帯がVの字型に変形する。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門内蔵された機関砲。主に牽制に用いられる。
- ビーム・ライフル
- Ζガンダムのビーム・ライフルの改良品。銃口からビーム刃を形成するロング・ビーム・サーベルの運用も可能。ウェイブライダー形態時には機体下部にマウントされる。
- シールド
- 左腕部に装備された新設計のシールド。変形用サブユニット的な側面が強かったデルタ系シールドにあって、展開式の開放型メガ粒子加速帯と小型ジェネレーターを内蔵し、攻撃だけでなくIフィールドの運用も可能とした防御機能の強化が図られている。また、両側部から先端部にかけての一部材質にサイコフレームを使用しており、感応波によるIフィールド起動のトリガーのみならず、シールドの遠隔操作も可能となる。ウェイブライダー形態時には機首を構成する。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- デルタザイン・エセンス
- アナハイム社が想定していた当初のプラン。装甲形状や装備共にデルタガンダムの設計データと同様のものが用意されていた。これらは予備パーツとしても使用可能であるため、アージェント・キールが保管している。ガンプラ「HG デルタザイン」の予約販売の際に公開された仕様で、デルタガンダムの余剰パーツを活用した姿となっている。
- デルタプラス
- 原型機。
- デルタガンダム
- 機体外装の設計元。
- ガンダムデルタカイ
- 頭部形状の流用元。