「ヌーベル・ジムIII」の版間の差分
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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:頭部に2門内蔵している。 | :頭部に2門内蔵している。 | ||
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:ガンダムMk-IIと同型のEパック方式のライフル。 | :ガンダムMk-IIと同型のEパック方式のライフル。 | ||
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:両肩に1基ずつ、計2基を装備可能。発射後はパージ出来る。4連装の中型ミサイルを搭載した「ノーマルミサイルポッド」と15×2発のマイクロミサイルを搭載した「オプションミサイルポッド」の2種類がある。 | :両肩に1基ずつ、計2基を装備可能。発射後はパージ出来る。4連装の中型ミサイルを搭載した「ノーマルミサイルポッド」と15×2発のマイクロミサイルを搭載した「オプションミサイルポッド」の2種類がある。 | ||
;大型ミサイルランチャー | ;大型ミサイルランチャー | ||
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;シールド | ;シールド | ||
:伸縮式のガンダムMk-IIと同型のシールドで、ビームコーティングが施されている。 | :伸縮式のガンダムMk-IIと同型のシールドで、ビームコーティングが施されている。 | ||
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− | : | + | :通常のジムIII。こちらはジムIIからの改修が可能な設計。 |
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− | : | + | :一部設計を取り入れている。ジムIIIと比較して、より性能が近くなった。 |
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+ | :本機とは別系統でガンダムMk-II系量産型として開発された機体。その関係性はレックス・ファビオの「兄弟みたいなもの」という言葉に集約されている。 | ||
;[[ジムシリーズ]] | ;[[ジムシリーズ]] | ||
:本機もシリーズに含まれる。 | :本機もシリーズに含まれる。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *元々はジムIIIとして『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』用に用意された初期稿だった。最終的に佐山善則氏によるクリンナップ版が採用され、初期稿は上述の通り、ヌーベル・ジムIIIとしてリデザインされた。 |
+ | **ジムIIIの初期稿と並行して「'''リックジム'''」というジムIIIのカスタム機もデザインワークが行われていた。こちらも初期稿の1つをかときすなお氏が担当している。書籍「GUNDAM WARS PROJECT Ζ」掲載の高橋昌也の小説「THE FIRST STEP」に登場する連邦軍のアクロバット飛行チーム「ブルーライトニング」の機体として登場予定だったが、チームの設定が活かされなかった事から、リックジムは追加装備を含めてシステムウェポンとしてジムIII一本に絞られた。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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2022年6月8日 (水) 02:11時点における最新版
ヌーベル・ジムIII | |
---|---|
外国語表記 | Nouvel GM III |
登場作品 | |
デザイナー | カトキハジメ |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | RGM-86R |
頭頂高 | 18.42m |
全高 | 18.60m |
本体重量 | 42.30t |
全備重量 | 68.22t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,620kW |
スラスター推力 | 20,300kg×4 |
姿勢制御バーニア数 | 10基 |
装甲材質 |
|
センサー有効半径 | 10,900m |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属組織 |
地球連邦軍 ニューディサイズ エアーズ市民軍 |
所属部隊 |
エイノー艦隊 フレスベルク隊(U.C.0094) |
主なパイロット | レックス・ファビオ、他 |
概要[編集 | ソースを編集]
ジムIIから改修可能な規格を持つジムIIIとは別に、新規に設計・開発されたモビルスーツ。通常型ジムIIIとの区別のために「ヌーベル・ジムIII」と呼ばれている。「ヌーベル」とはフランス語で「新しい」を意味する。
ジェネレーターがジムIIよりも高出力な物に換装されており、それに伴い胸部の排熱ダクトが計4つに増設された。頭部もバルカンの装弾数の向上やセンサーの強化が行われた新規設計の物に変更されている。
性能が向上した事により、ガンダムMk-IIの簡易量産型と呼べる程の機体となっており、コストパフォーマンスの悪さからグリプス戦争後に生産ラインを閉じられたネモに代わって主生産機となっている。なお、後期生産型はジェネレーターをネモと同型の物を使用してコストを抑えており、宇宙世紀0093年近くまで、ルナツー等で主力機として配備し続けられた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ガンダム・センチネル
- 初出作品。作中は「ヌーベルGMIII」(「宇宙戦闘専用改修型GMIII」とも)または「GMIII」表記。敵味方両サイドで端役として登場した。作中で「ヌーベルGMIII」表記が用いられたのは第七章と第十章のみであり、それ以外では敵味方共に「GMIII」表記となっている[1]。
- 機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ
- 宇宙世紀0094年、ガンダムデルタカイを極秘で保管していたマリアナ基地に技術比較検証機として保管されていた(同エリアには量産型ΖΖガンダム、量産型百式改、量産型Ζガンダムも同様に保管されている)。同年、同基地のパイロット達を中心に結成されたフレスベルク隊にレックス・ファビオ中尉の搭乗機として編入され、デビルズ・ネストでティターンズ機と交戦した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 換装
- 肩部と腰部の支援用装備・オプションパーツを換装可能。
肩に増加パーツを取り付ける場合、その部分のカバーを外して内部のムーバブルフレームに直接装着する。また、これら増加装備は任意での分離が可能。
オプションパーツ [編集 | ソースを編集]
- 増加ベンチレーター
- 胸部に装着。冷却システムの強化用。
- 出力強化システム・ユニット
- 腰部フロントアーマーに装着。メインジェネレータの出力向上用。
- 膝関節増加アクチュエータ
- 膝の四角いパーツ(ジムIIの物と同一)を外して装着。膝関節の作動を強化する。
- アンプリファイア・エイダ
- 膝関節増加アクチュエータの上部に装着。膝関節を強化する。
- 膝関節フィールドモータ・アンプリファイア&プロペラントタンク
- 脚部側面に装着。膝のフィールドモータを強化。プロペラントタンクは増加スラスター用。
- 増加スラスター・ユニット
- 脛の裏側に装着。質量増加分の推力を発生させる。
- フィールドモータ・アンプリファイア
- アンクルアーマー側面に装着。重量増加した本機が重力区でも良好な運動性を発揮できる様、脚足を増加させる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 60mmバルカン
- 頭部に2門内蔵している。
- ビーム・ライフル
- ガンダムMk-IIと同型のEパック方式のライフル。
- ビーム・サーベル
- 背部に2基装備されている。出力0.9MW。ガンダムMk-IIの物と同形状だが、一般的な量産品のビーム発振器が使われている。
- 肩部ミサイルポッド
- 両肩に1基ずつ、計2基を装備可能。発射後はパージ出来る。4連装の中型ミサイルを搭載した「ノーマルミサイルポッド」と15×2発のマイクロミサイルを搭載した「オプションミサイルポッド」の2種類がある。
- 大型ミサイルランチャー
- 2連装の「大型高性能ミサイル」を搭載したオプション武装で、腰部に1基ずつ、計2基を装着出来る。対応するジョイントやコネクターを使えば腰部以外にも装着可能。大型高性能ミサイルはネオ・ジオン軍の重MSへの対処策として用意された物で、機動性を高めるべく特殊な形状をしている。また、長射程で精密自動追尾が可能となっている。
- シールド
- 伸縮式のガンダムMk-IIと同型のシールドで、ビームコーティングが施されている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジムIII
- 通常のジムIII。こちらはジムIIからの改修が可能な設計。
- ガンダムMk-II
- 一部設計を取り入れている。ジムIIIと比較して、より性能が近くなった。
- バーザム改 (カトキハジメ版バーザム)
- 本機とは別系統でガンダムMk-II系量産型として開発された機体。その関係性はレックス・ファビオの「兄弟みたいなもの」という言葉に集約されている。
- ジムシリーズ
- 本機もシリーズに含まれる。
余談[編集 | ソースを編集]
- 元々はジムIIIとして『機動戦士ガンダムΖΖ』用に用意された初期稿だった。最終的に佐山善則氏によるクリンナップ版が採用され、初期稿は上述の通り、ヌーベル・ジムIIIとしてリデザインされた。
- ジムIIIの初期稿と並行して「リックジム」というジムIIIのカスタム機もデザインワークが行われていた。こちらも初期稿の1つをかときすなお氏が担当している。書籍「GUNDAM WARS PROJECT Ζ」掲載の高橋昌也の小説「THE FIRST STEP」に登場する連邦軍のアクロバット飛行チーム「ブルーライトニング」の機体として登場予定だったが、チームの設定が活かされなかった事から、リックジムは追加装備を含めてシステムウェポンとしてジムIII一本に絞られた。
商品情報[編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 討伐隊艦隊と反乱軍艦隊の編成図でも「GMIII」で統一されている他、「モデルグラフィックス」のフォトストーリーでは、文中で「GMIII」表記が用いられているシーンにおいても掲載写真に全て本機の模型作例が用いられている