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2019年5月7日 (火) 19:21時点における版
バルギル | |
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外国語表記 | VARGUIL |
登場作品 | 機動戦士ムーンガンダム |
デザイナー | 刑部一平 |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用試作型モビルスーツ |
型式番号 | AMX-123X |
全高 | 20.9m、21.7m(ガンダム・ヘッド搭載型) |
全備重量 | 57.6t、51.8t(ガンダム・ヘッド搭載型) |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,240kW |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | ネオ・ジオン軍 |
所属 | ネオ・ジオン軍残党 |
母艦 | アタラント3 |
主なパイロット | アゴス・ラガート、ユッタ・カーシム(ガンダム・ヘッド搭載型) |
概要
ネオ・ジオン軍の試作型モビルスーツ。機体カラーは紫。ネオ・ジオン再蜂起に向けて次世代のサイコミュシステムを搭載した機体として開発された。軽量化を目指して開発され、機動性や運動性が高く、プロペラントタンクにより稼働時間も延長可能な機体であった。しかし、同時期に開発されていたヤクト・ドーガと比較すると機体の出力は劣らないものの、サイコミュの性能に大きな差を開けられてしまっている。サイコミュ搭載機としては前時代的内容から抜けられず、安定性を欠いた失敗作とされている。なお、機体各部の形状や武器の形状がサザビーと似た物となっているため、本機のデータはサザビーの開発に利用されていると思われる。
アタラント3に積み込まれる前に次世代のサイコミュは回収され、従来のサイコミュとファンネルに戻されている。
中破した際にG-ドアーズの頭部が移植されて応急修理されており、バルギルのサイコミュがオーバーライドされている。これによりバルギルのサイコミュが書き換えられ、サイコプレートも使用可能になった。バックパック右側のファンネル・ラックは修理されておらず、左側のファンネル・ラックは残っているがファンネルは装備されていない。
登場作品と操縦者
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ビーム・ライフル
- 本機専用のライフル。サザビーのビーム・ショット・ライフルの試作型であり、拡散射撃が可能。
- グレネード・ランチャー
- 銃身下部に装備されている。
- ロング・ライフル
- ビーム・ライフルより高出力のライフル。
- ビーム・トマホーク
- バックパックに1基装備されている接近戦用のビーム兵器。出力を変えることでビーム・サーベルやヒート・ホークとしても使用可能。
- ファンネル
- バックパックのファンネル・ラックに6基装備されているサイコミュ兵装。形状はキュベレイが使用していたタイプに似ているが大型化しており、稼働時間が増加している。サイコミュが安定していないためか、稼働しないことがあるらしい。そのため劇中ではファンネル・ラックを切り離してプロペラントタンクごと撃ち抜いて攻撃している。
ヤクト・ドーガやサザビーが装備している形のファンネルも調整することで装備可能であるとされる。 - 60mmバルカン砲
- ガンダム・ヘッドに2門内蔵されている。
- サイコプレート
- ガンダム・ヘッド搭載後に使用可能となったサイコミュ兵器。元々はG-ドアーズの武装。ムーン・ムーンに流れ着いた8基を背部に装備する。
この機体の状態ではサイコプレートをマウントするアームがないため、ムーンガンダムに改修する際に追加されている。
対決・名場面
- 対シータプラス
- ファンネルラックを犠牲にした攻撃を敢行し、一旦怯ませることに成功する。しかしすぐに体勢を直され母艦であるアタラント3にハイパー・メガ・カノンの直撃を許し、本機も頭部を攻撃され中破してしまう。
関連機体
- ムーンガンダム
- 中破した本機にティターンズのG-ドアーズの頭部を移植し、トリコロールカラーに塗り直された機体。
- ヤクト・ドーガ
- 同時期に開発されていたサイコミュ搭載機。
- サザビー
- サイコミュ搭載機としての完成機。本機のデータも開発に生かされていると思われる。