「クラスターガンダム」の版間の差分
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| ジェネレーター出力 = 4,550kW | | ジェネレーター出力 = 4,550kW | ||
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| アポジモーター数 = 46 | | アポジモーター数 = 46 | ||
| 装甲材質 = ガンダリウム合金セラミック複合材 | | 装甲材質 = ガンダリウム合金セラミック複合材 | ||
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:背部2本装備。コアブースター時にはビームガン機能を有する。 | :背部2本装備。コアブースター時にはビームガン機能を有する。 | ||
;ビームライフル | ;ビームライフル | ||
− | : | + | :デザインは本機専用の物。ガンダムF91のビームライフルと同等の性能で内蔵した大容量メガコンデンサにより高出力。 |
;メガビームバズーカ | ;メガビームバズーカ | ||
− | : | + | :二基装備可能な高出力ビーム火器で弾倉部を固定式の内蔵大容量メガコンデンサ式に変更されている、[[ガンダムF90-Aタイプ]]の「メガビームバズーカ」の後継品の一つ。リアスカートのウェポンラックに1基懸架可能。特殊な発射パターンとして腰部のハードポイントに接続し本体エネルギー供給を得て「V.S.B.R.([[ヴェスバー]])」のビーム無段階可変速機能を使用出来る。 |
:通常状態でも高収束の強力なメガ粒子ビームを放射できる事から機体愛称の「クラスター(収束)」の元ネタとなっている。 | :通常状態でも高収束の強力なメガ粒子ビームを放射できる事から機体愛称の「クラスター(収束)」の元ネタとなっている。 | ||
:本装備は後にHP接続と可変速機能を廃した物が地球連邦軍に正式武装として採用された。 | :本装備は後にHP接続と可変速機能を廃した物が地球連邦軍に正式武装として採用された。 |
2019年10月27日 (日) 21:08時点における版
クラスターガンダム | |
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外国語表記 | Cluster Gundam |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
別名 | F90サード |
分類 | 汎用多目的型試作モビルスーツ |
型式番号 | F90IIIY |
頭頂高 | 15.0m |
本体重量 | 9.7t |
全備重量 | 26.5t |
ジェネレーター出力 | 4,550kW |
スラスター推力 |
|
スラスター総推力 | 120,760kg |
アポジモーター数 | 46 |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
ハードポイント数 | 10 |
素体 | ガンダムF90 (3号機) |
開発組織 | サナリィ |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | ウォルフ・ライル |
概要
地球連邦軍の要請を受けてサナリィが次期主力モビルスーツとして開発された最新型ガンダム。
ガンダムF90のミッションパックが装備可能で、その内のミッションパックの一つ、ヤングスターパック(Yタイプ)をベースに、素体にF90の3号機を使用し第三仕様機体となった。その為本機は「F90III(サード)」とも呼ばれている。コアブロックシステムを採用しているが、これは度重なる技術漏洩や第一次OM戦役の発端となったF902号機の鹵獲時の脱出機構未整備によりパイロットの直接宇宙遊泳脱出を強いた事に対する反省、同戦役で機体データの解析により最新鋭の機体の性能や技術がOM側に筒抜けとなりその上で改修された機体が敵陣営で運用されてしまった事の反省から機体の管制ユニットとしての機能を脱出用システムであるコアファイターに持たせた物[1]であり、コアファイターが分離すると機体側の管制システムはロックされ機体のデータ解析や鹵獲運用が出来ない様になる仕様も盛り込まれている。
コアブロックはMS胴体部に内蔵され合体するコアファイターと増設ブースターユニットのコアブースターとして二組で構成され、このブースターはバックパックユニットとして機能する。頭部にはバルカン砲のディテイールが二対(頭部上方と頭部側面)有り実体弾とビームの二種のバルカンを持っている事になっているが、上下どちらがビームか実体弾かは不明である。
攻撃力も高く、この機体専用の「メガビームバズーカ」は「V.S.B.R.(ヴェスバー)」のメガ粒子ビームの無段階可変速機能を持っており、両腰のハードポイントに接続して、機体からエネルギーを供給する事で戦艦クラス出力と可変速機能を得る。更にビームシールドユニットは手持ち式でマニピュレーターを介してエネルギー供給を受ける仕組みとなっており、ハードポイントに接続する事で更に出力向上と特殊機能を扱える事になっていた。
地球連邦軍は宇宙世紀0122年11月22日にマスコミ向けのデモンストレーションを行う予定だったが、公開されたのはマスコミ未公開だったF90の1号機であった。直後にクロスボーン・バンガードの蜂起による即時実戦投入まではマスコミに知れ渡ることはなかった。※宇宙世紀の軍事雑誌「月刊MSジャーナル増刊号 ダイジェスト版 第5号 冬の大サービス号 U.C.0122.12.05」より。
登場作品
- 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- プラモデル「1/100 クラスターガンダム」及び同キットの説明書内ストーリーに登場。フロンティアIから脱出したウォルフのコア・ブースターと合体し、クロスボーン・バンガードの追撃隊を単機で全滅させている。
- 機動戦士ガンダム シルエット・フォーミュラ フォーミュラ91の亡霊
- 主役機として登場。上記のストーリーを基にしているが、高速移動で残像を発生させたり、コロニーのミラーでビームの反射攻撃を行うなど、物理法則が滅茶苦茶な戦いを見せている。
装備・機能
特殊機能
- コアブロックシステム
- コクピットブロックが分離してコア・ファイター(コア・ブースター)になる。
- 換装
- F90規格のミッションパック装備を換装可能。
- 残像
- 『フォーミュラ91の亡霊』で使用。作中の会話を見る限り、ガンダムF91のM.E.P.E.のような現象ではなく、ただ単に高速移動によって残像が生じている様子。
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2基内蔵。
- ビームバルカン
- バルカン砲と同じく頭部に左右一対2基内蔵するが頭部の二対の内、上下のどちらが該当しているのかが不明。
- ビームサーベル
- 背部2本装備。コアブースター時にはビームガン機能を有する。
- ビームライフル
- デザインは本機専用の物。ガンダムF91のビームライフルと同等の性能で内蔵した大容量メガコンデンサにより高出力。
- メガビームバズーカ
- 二基装備可能な高出力ビーム火器で弾倉部を固定式の内蔵大容量メガコンデンサ式に変更されている、ガンダムF90-Aタイプの「メガビームバズーカ」の後継品の一つ。リアスカートのウェポンラックに1基懸架可能。特殊な発射パターンとして腰部のハードポイントに接続し本体エネルギー供給を得て「V.S.B.R.(ヴェスバー)」のビーム無段階可変速機能を使用出来る。
- 通常状態でも高収束の強力なメガ粒子ビームを放射できる事から機体愛称の「クラスター(収束)」の元ネタとなっている。
- 本装備は後にHP接続と可変速機能を廃した物が地球連邦軍に正式武装として採用された。
- ビームシールド
- 携行式の本機専用防御兵装。マニピュレーターを介してエネルギー供給を受ける仕組みとなっている。ハードポイント接続で装備した場合、子機端末を射出し後のV2ガンダムの装備であるメガビームシールドの様な本体と子機を使用した強化ビームシールドを発生出来る様になっていた。
対決・名場面
機動戦士ガンダム シルエット・フォーミュラ フォーミュラ91の亡霊
- 対死神三銃士
- フロンティアI脱出後の戦い。指定されたポイントに到着したウォルフは、待機していたガンダム本体と合体。残像を起こす程の高速移動でデス・ガンズの2機の同時攻撃「ダブル・ガンズ・シュート」を避け、必殺のビームバズーカでイアン機を撃墜する。怒りに燃えるガンマッドに全ての残像を一瞬で消され窮地に陥るウォルフだったが、コロニーのミラーを用いた反射攻撃で勝利。追撃部隊は恐れをなして逃げ出した。
関連機体
- F90IIIY改
- 本機の改良型。上半身が試製トップファイターへと変形する。模型情報誌『MJ』1993年8月号が初出だが、前述した試製トップファイターの画稿しか存在していない。上半身がコア・ファイターへと変形するという点は、後のVガンダムにも共通している。その為、Vガンダムは本機の発展系である可能性がある。
- ガンダムF90
- ベース機。本機は3番目の機体に該当する。
- ガンダムF91
- この機体の技術が応用された。
- ジェムズガン、ジャベリン
- 本機の物と同型のビームバズーカをオプション火器として使用する。
- ガンイージ、ガンブラスター
- 30年後にリガ・ミリティアが開発した量産型モビルスーツ。本機の物と同型のビームバズーカを使用しており、当時のAE社OEM生産品ではオミットされているハードポイント接続周りの機能を改造し部品を組み込む事で復活させている。模型情報誌『MJ』1993年8月号での大河原邦男のコメンタリーにおいて、本機と似た外見を持つ点が指摘されており、リガ・ミリティアの機体が本機の流れを汲んでいるかもしれないともコメントしている。
商品情報
ガンプラ