「Gディフェンサー」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
20行目: | 20行目: | ||
| 主動力 = | | 主動力 = | ||
| ジェネレーター出力 = | | ジェネレーター出力 = | ||
− | | スラスター推力 = 42, | + | | スラスター推力 = 42,400kg×2 |
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] | ||
| センサー有効半径 = | | センサー有効半径 = | ||
36行目: | 36行目: | ||
各1対の主翼と水平尾翼を持つ本体と脱出ポッド([[コア・ファイター]])の役割を持つ機首、機体下部左右のバインダーで構成されており、バインダーはミサイルポッドの他に規格化されたパイロンを備え、オプションの換装も可能。 | 各1対の主翼と水平尾翼を持つ本体と脱出ポッド([[コア・ファイター]])の役割を持つ機首、機体下部左右のバインダーで構成されており、バインダーはミサイルポッドの他に規格化されたパイロンを備え、オプションの換装も可能。 | ||
− | Mk-IIとはバックパックのジョイントを介して接続され、同型のバックパックを装備している[[ジムIII]] | + | Mk-IIとはバックパックのジョイントを介して接続され、同型のバックパックを装備している[[ジムIII]]やバックパックをMk-II・ジムIII規格の物に換装した状態の[[ネモ]]に合体することも可能。合体状態では輸送形態である「Gフライヤー」への変形も可能。 |
− | [[Gファイター]]を参考に開発されているが、[[モビルスーツ]]との連携運用のスタンスは全く異なり、本機の場合は対象MSのバックパックに接続すると同時にロング・ライフルを携帯火器として提供、パイロットはコア・ファイターを用いて分離・離脱するという戦法を用いる想定であった。コア・ファイター単体での戦闘継続は推奨されていないが、パイロットである[[カツ・コバヤシ]] | + | [[Gファイター]]を参考に開発されているが、[[モビルスーツ]]との連携運用のスタンスは全く異なり、本機の場合は対象MSのバックパックに接続すると同時にロング・ライフルを携帯火器として提供、パイロットはコア・ファイターを用いて分離・離脱するという戦法を用いる想定であった。コア・ファイター単体での戦闘継続は推奨されていないが、パイロットである[[カツ・コバヤシ]]はこれで戦闘を継続する場面が度々見られた。また、コア・ファイター部のジョイントを利用した早期警戒ユニットの装着やコア・ファイターそのものをMSの脱出カプセルとして用いる等、運用上の応用が行われている。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
;[[機動戦士Ζガンダム]] | ;[[機動戦士Ζガンダム]] | ||
55行目: | 55行目: | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
;14連装ミサイル・ポッド | ;14連装ミサイル・ポッド | ||
− | : | + | :両バインダーに1基ずつ装備した武装。そのサイズ・装弾数から見るに対MS戦において対面攻撃に使用される物と思われる。 |
;ロング・ライフル | ;ロング・ライフル | ||
:右バインダーの側面に装備。一般的なビーム・ライフルより大型である分射程・火力に優れ、点での攻撃に用いられる。 | :右バインダーの側面に装備。一般的なビーム・ライフルより大型である分射程・火力に優れ、点での攻撃に用いられる。 | ||
;大型バルカン | ;大型バルカン | ||
− | : | + | :両バインダーの前方左右ミサイルポッド脇に1門ずつ装備。大型とはいえそれほど大きなサイズではなく、補助的な武装の類に入る。 |
;ミニ・レーザー砲 | ;ミニ・レーザー砲 | ||
:コア・ファイターの機首に2門装備。コア・ファイター唯一の武装だがかなり心許なく、あくまで自衛目的の武装である。 | :コア・ファイターの機首に2門装備。コア・ファイター唯一の武装だがかなり心許なく、あくまで自衛目的の武装である。 |
2020年6月10日 (水) 22:08時点における版
Gディフェンサー | |
---|---|
外国語表記 | G DEFENSER |
登場作品 | |
デザイナー | 藤田一巳 |
スペック | |
---|---|
分類 | 可変戦闘機 |
型式番号 | FXA-05D |
全長 |
39.5m 本体長:27.6m(または27.5m) |
翼幅 | 27.1m |
本体重量 | 24.7t |
全備重量 | 60.3t |
スラスター推力 | 42,400kg×2 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | エゥーゴ |
主なパイロット | カツ・コバヤシ |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したMS用サポートメカとなる宇宙戦闘機。グリプス戦役の激化に伴い次々と投入されるティターンズの可変モビルスーツに対し、相対的な性能低下が否めなくなったガンダムMk-IIの強化プランとしてフルアーマーガンダムMk-IIと平行して提案された。
各1対の主翼と水平尾翼を持つ本体と脱出ポッド(コア・ファイター)の役割を持つ機首、機体下部左右のバインダーで構成されており、バインダーはミサイルポッドの他に規格化されたパイロンを備え、オプションの換装も可能。
Mk-IIとはバックパックのジョイントを介して接続され、同型のバックパックを装備しているジムIIIやバックパックをMk-II・ジムIII規格の物に換装した状態のネモに合体することも可能。合体状態では輸送形態である「Gフライヤー」への変形も可能。
Gファイターを参考に開発されているが、モビルスーツとの連携運用のスタンスは全く異なり、本機の場合は対象MSのバックパックに接続すると同時にロング・ライフルを携帯火器として提供、パイロットはコア・ファイターを用いて分離・離脱するという戦法を用いる想定であった。コア・ファイター単体での戦闘継続は推奨されていないが、パイロットであるカツ・コバヤシはこれで戦闘を継続する場面が度々見られた。また、コア・ファイター部のジョイントを利用した早期警戒ユニットの装着やコア・ファイターそのものをMSの脱出カプセルとして用いる等、運用上の応用が行われている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Ζガンダム
- 第26話で初登場。宇宙にあがったカツがパイロットを務めたが、カツが突出しがちだった事もあってMk-IIとのドッキング頻度は低い。第49話ではヤザン隊の猛攻の中、ガンダムMk-IIとの合体を成功させるものの、コア・ファイターで戦闘を継続した結果、前方不注意により隕石に衝突。ヤザンに致命打を撃たれた末、残骸に接触し爆散した。残された本体側もヤザン隊に破壊されている。
- ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
- 終盤でネモに本機を合体させた機体が登場。コア・ファイターの代わりに早期警戒ユニットを装備し、単独の運用はない。
- 機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
- 複数機のジムIII・ディフェンサーが登場。最終決戦を除いてコア・ファイターは装備されておらず、単独運用もほぼ想定されていない。
装備・機能
特殊機能
- 合体・変形
- Mk-IIなどのMSと合体し、Gフライヤー形態へと変形する。
- コアブロックシステム
- 機首が分離し、コア・ファイターとして単独飛行可能。主にGフライヤーへの変形後に分離する。
武装・必殺攻撃
- 14連装ミサイル・ポッド
- 両バインダーに1基ずつ装備した武装。そのサイズ・装弾数から見るに対MS戦において対面攻撃に使用される物と思われる。
- ロング・ライフル
- 右バインダーの側面に装備。一般的なビーム・ライフルより大型である分射程・火力に優れ、点での攻撃に用いられる。
- 大型バルカン
- 両バインダーの前方左右ミサイルポッド脇に1門ずつ装備。大型とはいえそれほど大きなサイズではなく、補助的な武装の類に入る。
- ミニ・レーザー砲
- コア・ファイターの機首に2門装備。コア・ファイター唯一の武装だがかなり心許なく、あくまで自衛目的の武装である。
対決・名場面
関連機体
- ガンダムMk-II / ネモ / ジムIII
- 本機との合体を想定した機体。ネモの場合、合体するにはバックパックを換装する必要がある。
- スーパーガンダム / ネモ・ディフェンサー / ジムIII・ディフェンサー
- 上記の機体と本機が合体した形態。
- Gファイター
- 本機のルーツともいえる機体。コンセプトを参考にしているが、運用用途や機体構造等は大幅に異なる。
- フルドド / フルドドII
- 敵対組織であるティターンズが開発した支援戦闘機。
商品情報
ガンプラ