「シュツルム・ファウスト」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
20行目: | 20行目: | ||
| マガジン = | | マガジン = | ||
| 装弾数 = 1発 | | 装弾数 = 1発 | ||
+ | | 有効射程 = 600m以下 (0083) | ||
| 開発 = [[ジオン公国軍]]など | | 開発 = [[ジオン公国軍]]など | ||
| 運用組織 = | | 運用組織 = | ||
42行目: | 43行目: | ||
コストパフォーマンスの高さから、主に物資の調達が厳しい[[デラーズ・フリート]]などの[[ジオン残党]]軍で幅広く重宝された。[[一年戦争]]後は[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]においても少数生産されているが、ジオン式の名称を好まない一部の将兵たちからは「棍棒」を意味する「クラブ (Club)」で呼称されている。 | コストパフォーマンスの高さから、主に物資の調達が厳しい[[デラーズ・フリート]]などの[[ジオン残党]]軍で幅広く重宝された。[[一年戦争]]後は[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]においても少数生産されているが、ジオン式の名称を好まない一部の将兵たちからは「棍棒」を意味する「クラブ (Club)」で呼称されている。 | ||
+ | |||
+ | == バリエーション == | ||
+ | ;シュツルム・ファウスト (ギラ・ズールなど) | ||
+ | :[[袖付き]]で[[ギラ・ズール]]などが使用している物。命中精度向上のためグリップやサイトが装備されており、実在のパンツァーファウスト3に近い外見となっている。 | ||
+ | ;3連装シュツルム・ファウスト | ||
+ | :[[クシャトリヤ・リペアード]]の携行装備。上記の[[ギラ・ズール]]の物をベースに、3つ束ねて3連装式にした現地改修品である。 | ||
+ | ;改造ファンネル | ||
+ | :同じくクシャトリヤ・リペアードの装備。[[ファンネル]]の先端に小型シュツルム・ファウストの弾頭を加工接合した現地改修品であり、[[ファンネル・ミサイル]]の先駆けとも言える武装となっている。 | ||
== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
51行目: | 60行目: | ||
:「クラブ」の名称で、[[ゼク・アイン]]及び[[ゼク・ツヴァイ]]の装備として登場。ゼク・アインの設定画には通常サイズのクラブの他にも倍近い大型のサイズのクラブも描かれている。 | :「クラブ」の名称で、[[ゼク・アイン]]及び[[ゼク・ツヴァイ]]の装備として登場。ゼク・アインの設定画には通常サイズのクラブの他にも倍近い大型のサイズのクラブも描かれている。 | ||
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] | ;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] | ||
− | :[[ドム・トローペン]] | + | :[[ドム・トローペン]]などの装備として登場。それまでのポケ戦版デザインと比べて、実在のパンツァーファウストに近いデザインとなっている。以降の作品ではこの0083版デザインが主流となる。 |
;[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]] | ;[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]] | ||
:『一年戦争秘録』第1話など、一年戦争開戦当初から運用されているのが確認できる。 | :『一年戦争秘録』第1話など、一年戦争開戦当初から運用されているのが確認できる。 | ||
;[[機動戦士ガンダムUC]] | ;[[機動戦士ガンダムUC]] | ||
− | :[[ギラ・ズール]] | + | :[[ギラ・ズール]]の装備として別デザインの物が登場。OVA版ではクシャトリヤ・リペアードの装備品として改良品も登場した。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2024年6月29日 (土) 14:45時点における最新版
シュツルム・ファウスト | |
---|---|
外国語表記 | Sturmfaust |
登場作品 |
スペック | |
---|---|
別名 | クラブ (連邦軍) |
分類 | モビルスーツ用使い捨て式ロケットランチャー |
使用弾薬 | 実体弾 |
装弾数 | 1発 |
有効射程 | 600m以下 (0083) |
開発 | ジオン公国軍など |
運用組織 | |
主な使用機体 |
|
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍がモビルスーツ用の補助兵器として開発した使い捨て式の接近戦用ロケットランチャー。ドイツ語で「疾風+拳」を意味する。
現実世界において第二次世界大戦中にドイツ第三帝国が開発した携帯式対戦車擲弾発射器「パンツァーファウスト」がモデルとなっており、ガンダムシリーズにおいても携帯用の装備としては強力な破壊力を有する。携行した状態で発射筒のトリガーを押すか、機体や装備品などにマウントした状態から、筒の先端に取り付けられた弾頭を発射。弾頭後部の信管に付いた安定翼が広がり、飛翔する。
運用する機体を選ばず、状況に応じて複数個を携行可能であり、また、他の飛び道具と比べて使い勝手が良く、かつ製造コストが安い事から大戦後期には大量に生産されている。ただし自動追尾装置などが無いため命中精度は低く、移動する目標相手や長距離の使用には適していない。
コストパフォーマンスの高さから、主に物資の調達が厳しいデラーズ・フリートなどのジオン残党軍で幅広く重宝された。一年戦争後は地球連邦軍においても少数生産されているが、ジオン式の名称を好まない一部の将兵たちからは「棍棒」を意味する「クラブ (Club)」で呼称されている。
バリエーション [編集 | ソースを編集]
- シュツルム・ファウスト (ギラ・ズールなど)
- 袖付きでギラ・ズールなどが使用している物。命中精度向上のためグリップやサイトが装備されており、実在のパンツァーファウスト3に近い外見となっている。
- 3連装シュツルム・ファウスト
- クシャトリヤ・リペアードの携行装備。上記のギラ・ズールの物をベースに、3つ束ねて3連装式にした現地改修品である。
- 改造ファンネル
- 同じくクシャトリヤ・リペアードの装備。ファンネルの先端に小型シュツルム・ファウストの弾頭を加工接合した現地改修品であり、ファンネル・ミサイルの先駆けとも言える武装となっている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- ネオ・ジオン軍の装備品としての初出。ギラ・ドーガの装備として登場し、シールドに装備した状態で運用された。
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- ジオン軍の装備品としての初出。リック・ドムIIやケンプファーの装備として登場した。
- ガンダム・センチネル
- 「クラブ」の名称で、ゼク・アイン及びゼク・ツヴァイの装備として登場。ゼク・アインの設定画には通常サイズのクラブの他にも倍近い大型のサイズのクラブも描かれている。
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- ドム・トローペンなどの装備として登場。それまでのポケ戦版デザインと比べて、実在のパンツァーファウストに近いデザインとなっている。以降の作品ではこの0083版デザインが主流となる。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 『一年戦争秘録』第1話など、一年戦争開戦当初から運用されているのが確認できる。
- 機動戦士ガンダムUC
- ギラ・ズールの装備として別デザインの物が登場。OVA版ではクシャトリヤ・リペアードの装備品として改良品も登場した。
関連項目 [編集 | ソースを編集]
- デストロイガンダム
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場機体。武装の1つに同名の無線誘導兵器を有している。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]