「リック・ディアス」の版間の差分
(新規作成) |
細 |
||
6行目: | 6行目: | ||
*装甲材質:ガンダリウムγ | *装甲材質:ガンダリウムγ | ||
*頭頂高:18.7m | *頭頂高:18.7m | ||
+ | *全高:21.6m | ||
*本体重量:32.2t | *本体重量:32.2t | ||
*全備重量:54.7t | *全備重量:54.7t | ||
*主動力:[[熱核融合炉]] | *主動力:[[熱核融合炉]] | ||
+ | *ジェネレーター出力:1,833kW | ||
+ | *スラスター総推力:74,800kg | ||
+ | *センサー有効半径:11,500m | ||
*開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]] | *開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]] | ||
*所属:[[エゥーゴ]] | *所属:[[エゥーゴ]] | ||
*主なパイロット:[[クワトロ・バジーナ]]、[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト]]、[[アムロ・レイ]]、他 | *主なパイロット:[[クワトロ・バジーナ]]、[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト]]、[[アムロ・レイ]]、他 | ||
− | + | == 概要 == | |
[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した[[エゥーゴ]]初のオリジナル[[モビルスーツ]]。第2世代モビルスーツの代表的な存在であり、[[ドム]]と[[ガンダム]]を融合したような機体。開発は旧ジオン系の技術者が中心となっている。<br />装甲材には[[アクシズ]]で開発され、[[クワトロ・バジーナ]]大尉から[[アナハイム・エレクトロニクス社]]にもたらされた新素材「ガンダリウムγ」を使用している。これによって、既存の装甲材と同程度の強度が数分の1の厚さで得られるので、大幅に軽量化され、プロペラント積載量の飛躍的な増加に成功しており、高い機動性を誇る。また、背部にバインダーが装備されており、本機の運動性を向上させている。このバインダーは取り外す事でシールドや投擲武装として使う事も出来る。<br />本来の型式番号はMSA-099だが、[[地球連邦軍]]の目からエゥーゴの動向を誤魔化すためにRMS-099とされた。<br />ちなみに、装甲材にガンダリウムγを採用した事から開発時は「ガンマガンダム」のコードネームで呼ばれ、後にクワトロ大尉から、宇宙用の機体を意味する「リック」と喜望峰の発見者「バーソロミュー・ディアス」にちなんで、「リック・ディアス」と命名された。 | [[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した[[エゥーゴ]]初のオリジナル[[モビルスーツ]]。第2世代モビルスーツの代表的な存在であり、[[ドム]]と[[ガンダム]]を融合したような機体。開発は旧ジオン系の技術者が中心となっている。<br />装甲材には[[アクシズ]]で開発され、[[クワトロ・バジーナ]]大尉から[[アナハイム・エレクトロニクス社]]にもたらされた新素材「ガンダリウムγ」を使用している。これによって、既存の装甲材と同程度の強度が数分の1の厚さで得られるので、大幅に軽量化され、プロペラント積載量の飛躍的な増加に成功しており、高い機動性を誇る。また、背部にバインダーが装備されており、本機の運動性を向上させている。このバインダーは取り外す事でシールドや投擲武装として使う事も出来る。<br />本来の型式番号はMSA-099だが、[[地球連邦軍]]の目からエゥーゴの動向を誤魔化すためにRMS-099とされた。<br />ちなみに、装甲材にガンダリウムγを採用した事から開発時は「ガンマガンダム」のコードネームで呼ばれ、後にクワトロ大尉から、宇宙用の機体を意味する「リック」と喜望峰の発見者「バーソロミュー・ディアス」にちなんで、「リック・ディアス」と命名された。 | ||
− | + | 劇中序盤から登場し、クワトロ用の赤い機体と一般の黒い機体が存在する。クワトロが[[百式]]に乗り換えて以降は、一般機も全て赤いカラーリングに変更された。 | |
[[ガンダムMk-II]]と比べても互角といわれる程の優れた性能を秘めており、[[ティターンズ]]の新鋭[[モビルスーツ]]とも対等に渡り合っている。このように高性能な機体ではあるが生産コストが高めであるため、士官用の機体として少数が量産されるに止まった。 | [[ガンダムMk-II]]と比べても互角といわれる程の優れた性能を秘めており、[[ティターンズ]]の新鋭[[モビルスーツ]]とも対等に渡り合っている。このように高性能な機体ではあるが生産コストが高めであるため、士官用の機体として少数が量産されるに止まった。 | ||
40行目: | 44行目: | ||
;バルカン・ファランクス | ;バルカン・ファランクス | ||
:頭部に内蔵されている近接防御兵装。使用時はカバーを開く。 | :頭部に内蔵されている近接防御兵装。使用時はカバーを開く。 | ||
− | ; | + | ;ビーム・サーベル |
− | : | + | :腰部に1基マウントしている。 |
− | ; | + | ;ビーム・ピストル |
− | : | + | :背部に2丁マウントされている。そのまま、手に持たずに発射する事もできる。[[百式]]のライフルと同型のEパックが採用されている。 |
− | ; | + | ;クレイ・バズーカ |
− | : | + | :本機の主兵装。敵機そのものの破壊ではなく内部メカの破損等を目的としており、様々な弾頭を発射できる。通常弾も発射可能。 |
− | ; | + | ;ビーム・ライフル |
:元々は[[ガルバルディβ]]の武装。本機も使用しているシーンがある。 | :元々は[[ガルバルディβ]]の武装。本機も使用しているシーンがある。 | ||
54行目: | 58行目: | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | |||
− | |||
;[[プロトタイプ・リック・ディアス]] | ;[[プロトタイプ・リック・ディアス]] | ||
− | : | + | :本機の試作型。 |
;[[シュツルム・ディアス]] | ;[[シュツルム・ディアス]] | ||
:リック・ディアスの武装強化型。 | :リック・ディアスの武装強化型。 | ||
+ | ;[[リック・ディアス[シュトゥッツァー]]] | ||
+ | :試作された追加装備を装着した機体。 | ||
;[[リック・ディアスII]] | ;[[リック・ディアスII]] | ||
− | : | + | :本機の性能向上を目指して開発された機体。 |
;[[レッテン・ディアス]] | ;[[レッテン・ディアス]] | ||
− | : | + | :本機をニュータイプ専用に改修した機体。 |
;[[ディジェ]] | ;[[ディジェ]] | ||
:リック・ディアスを基に、[[カラバ]]が独自開発した機体。 | :リック・ディアスを基に、[[カラバ]]が独自開発した機体。 | ||
70行目: | 74行目: | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
− | + | <amazon>B000V24864</amazon> | |
− | + | <amazon>B00030EUW6</amazon> | |
− | + | <amazon>B0006TNAJI</amazon> | |
− | + | <amazon>B00030EVEI</amazon> | |
− | + | <amazon>B00030EUD0</amazon> | |
− | + | <amazon>B01DDNF0RI</amazon> | |
− | < | + | <amazon>B013AMKKJ0</amazon> |
− | + | <amazon>B0009P7WU2</amazon> | |
− | + | <amazon>B0002UAHYW</amazon> | |
− | < | ||
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] |
2018年9月28日 (金) 14:32時点における版
RMS-099 リック・ディアス (Rick Dias)
- 登場作品:機動戦士Ζガンダム(劇場版)
- デザイナー:永野護
- 分類:攻撃用量産型モビルスーツ
- 装甲材質:ガンダリウムγ
- 頭頂高:18.7m
- 全高:21.6m
- 本体重量:32.2t
- 全備重量:54.7t
- 主動力:熱核融合炉
- ジェネレーター出力:1,833kW
- スラスター総推力:74,800kg
- センサー有効半径:11,500m
- 開発組織:アナハイム・エレクトロニクス社
- 所属:エゥーゴ
- 主なパイロット:クワトロ・バジーナ、アポリー・ベイ、ロベルト、アムロ・レイ、他
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したエゥーゴ初のオリジナルモビルスーツ。第2世代モビルスーツの代表的な存在であり、ドムとガンダムを融合したような機体。開発は旧ジオン系の技術者が中心となっている。
装甲材にはアクシズで開発され、クワトロ・バジーナ大尉からアナハイム・エレクトロニクス社にもたらされた新素材「ガンダリウムγ」を使用している。これによって、既存の装甲材と同程度の強度が数分の1の厚さで得られるので、大幅に軽量化され、プロペラント積載量の飛躍的な増加に成功しており、高い機動性を誇る。また、背部にバインダーが装備されており、本機の運動性を向上させている。このバインダーは取り外す事でシールドや投擲武装として使う事も出来る。
本来の型式番号はMSA-099だが、地球連邦軍の目からエゥーゴの動向を誤魔化すためにRMS-099とされた。
ちなみに、装甲材にガンダリウムγを採用した事から開発時は「ガンマガンダム」のコードネームで呼ばれ、後にクワトロ大尉から、宇宙用の機体を意味する「リック」と喜望峰の発見者「バーソロミュー・ディアス」にちなんで、「リック・ディアス」と命名された。
劇中序盤から登場し、クワトロ用の赤い機体と一般の黒い機体が存在する。クワトロが百式に乗り換えて以降は、一般機も全て赤いカラーリングに変更された。
ガンダムMk-IIと比べても互角といわれる程の優れた性能を秘めており、ティターンズの新鋭モビルスーツとも対等に渡り合っている。このように高性能な機体ではあるが生産コストが高めであるため、士官用の機体として少数が量産されるに止まった。
ロベルト戦死後はアーガマにアポリー率いるリック・ディアス隊が結成されている。
なお、長いガンダムの歴史の中で、アムロとシャアが共通して搭乗した事がある唯一のMSである。
登場作品と操縦者
装備・機能
特殊機能
- 分離
- バインダーを分離可能。
- 多目的ランチャー
- 指の付け根にある装備。トリモチやダミーバルーンを発射可能。
武装・必殺攻撃
- バルカン・ファランクス
- 頭部に内蔵されている近接防御兵装。使用時はカバーを開く。
- ビーム・サーベル
- 腰部に1基マウントしている。
- ビーム・ピストル
- 背部に2丁マウントされている。そのまま、手に持たずに発射する事もできる。百式のライフルと同型のEパックが採用されている。
- クレイ・バズーカ
- 本機の主兵装。敵機そのものの破壊ではなく内部メカの破損等を目的としており、様々な弾頭を発射できる。通常弾も発射可能。
- ビーム・ライフル
- 元々はガルバルディβの武装。本機も使用しているシーンがある。
対決・名場面
- 対アッシマー
- 第16話「白い闇を抜けて」にて。ブラン・ブルタークのアッシマーに対し、カミーユのガンダムMk-IIとアムロのリック・ディアスが交戦する。この戦闘はアムロの搭乗するリック・ディアスの独壇場で、アムロの優れた技量がブランのアッシマーを追い詰めていく。最後にブランはカミーユのMk-IIに取り付き、ビームサーベルを奪ってカミーユを道連れにしようとするが、アムロがアッシマーの右腕を切断し、胸部にサーベルを突き刺して撃墜。ブランは「アッシマーがぁ!!」と叫んで戦死している。
関連機体
- プロトタイプ・リック・ディアス
- 本機の試作型。
- シュツルム・ディアス
- リック・ディアスの武装強化型。
- リック・ディアス[シュトゥッツァー]
- 試作された追加装備を装着した機体。
- リック・ディアスII
- 本機の性能向上を目指して開発された機体。
- レッテン・ディアス
- 本機をニュータイプ専用に改修した機体。
- ディジェ
- リック・ディアスを基に、カラバが独自開発した機体。
- ガンダム試作2号機
- 本機の開発データがリック・ディアスに活かされている。
商品情報