「ガンダムF90-Vタイプ」の版間の差分
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2019年1月31日 (木) 23:40時点における版
ガンダムF90-Vタイプ | |
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読み |
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外国語表記 | Gundam F90 V.S.B.R.-Type |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
ガンダムF90-Vタイプ | |
---|---|
分類 | 実験用汎用試作型モビルスーツ |
型式番号 | F90 |
頭頂高 | 14.8m |
本体重量 | 8.7t |
全備重量 | 21.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 4,420kW |
スラスター総推力 |
95,850kg
|
アポジモーター数 | 66 |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
開発組織 | サナリィ |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 反地球連邦組織討伐部隊 第13艦隊所属エイブラム ⇒ フロンティアサイド駐留艦隊 |
主なパイロット |
概要
ガンダムF90の新型火器試験仕様。フォーミュラ計画において、主力モビルスーツの兵装のテストベースとして開発された。
本タイプで特筆すべき点は、ヴェスバー(V.S.B.R.=Variable Speed Beam Rifle)と呼ばれる新型ビーム兵器と次期モビルスーツの標準装備として新たに開発されたビームシールドを装備している事にある。
このヴェスバーは通常は背部に折り畳まれ、必要に応じて手前に引き出す大型ビームキャノンであるが、ジェネレーターからエネルギーCAP等を用いずに直接大電力を受け発射するため、その威力は従来のビーム兵器とは比べ物にならないものとなっている。さらに「高速で貫通力の高いビーム」から「低速で破壊力のあるビーム」を撃ち分ける事も可能。その稼動を安定させるため、ジェネレーターは大出力の新型に換装されている。大出力は脚部スラスターの追加も可能とし、機動力の向上にも繋がっている。
しかしこの新型ジェネレーターには未だ問題点が多く、特に限界作動時の放熱処理が最大のネックとなっている。これはジェネレーター出力が高すぎるがために機体内に熱が残り、下手をすると機体が作動不能になってしまうというもので、その問題の解決のために、肩部と脚部に放熱フィン兼スタビライザーが増設されている。ただ、これらの装備を受けてもジェネレーター出力には余力があり、その結果、ヴェスバーに加えビームシールドの同時装備が可能となった。
ビームシールドはそれまでの装甲板型のシールドとは異なり、ビームサーベルと同タイプのビームをシールド状に形成(またはミノフスキー粒子の「場」をシールド・ジェネレーターの周囲に平面状に展開)することにより、実体弾やビーム弾を問わず防御しようというものである。これによりIフィールドよりも効率よくビームを遮断できるようになった他、視界を遮らない、攻撃にも転用可能、防御時以外はデッドウェイトとなる実体シールドを携行する必要がなくなった事による機動性の向上、といったメリットが得られた。一方、デメリットは展開中はジェネレーターに負荷を掛け続ける事で、従来のモビルスーツはもちろんの事、F90の他のタイプでシールドを長時間の展開する事は不可能となっている。このVタイプですら機体の状態によってシールドビームを均一に張る事ができない事があり、本装備の今後の改良点となっている。
このVタイプによって得られた収集データは、F91の開発に活かされている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムF90
- 出典元。F90の換装バリエーションの1つとして設定されている。数あるミッションパックの中からプラモデル化された内の1機でもある。
- 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122
- 主人公ベルフ・スクレットの搭乗機として登場。ACT.6「太平洋防衛戦」で操作ユニットに追加される。ヴェスバーの威力は折り紙つきで、オールズモビルのモビルスーツであれば、一~二撃で撃墜できる。また、パッケージイラストにはF91とのツーショットで描かれている。
- 機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統
- クロスボーン・バンガードがフロンティアサイドを襲撃した際にナナ・タチバナが急遽搭乗。フロンティアサイド駐留艦隊の脱出を支援している。
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 機体各所に配置されたハードポイントを介し、他のミッションパックへの換装が可能。
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に2門内蔵。本体側唯一の固定武装。
- ビームライフル
- Vタイプ専用に開発されたビームライフル。収束率が向上している。なお、『フォーミュラー戦記0122』のゲーム中では本来のF90の物を使用している。
- メガガトリングガン
- 右腕部に1基装備。
- ヴェスバー(V.S.B.R.)
- 背部ジェネレーターに左右一対2基装備。後にF91に引き継がれる装備である。未使用時はAMBACユニットとして機能する。
- ビームサーベル
- 左サイドアーマーのハードポイントに装着されたサーベルラックに2基装備。
- ビームシールド
- 左腕部ハードポイントに1基装備。予備の発振器が右腰のハードポイントに1基装備されている。本機は連邦製モビルスーツでビームシールドを装備した最初期の機体に当たる。
対決・名場面
関連機体
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