「ジャスティスガンダム」の版間の差分
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− | この機体の特徴として、背部フライトユニットの「ファトゥム-00」がある。これは、普段は背面に装着され、メインスラスターとして機能しているが、本体から分離させて遠隔操作する事で、様々な攻撃方法をとることが出来る。元々は[[サブ・フライト・システム]]「[[グゥル]] | + | この機体の特徴として、背部フライトユニットの「ファトゥム-00」がある。これは、普段は背面に装着され、メインスラスターとして機能しているが、本体から分離させて遠隔操作する事で、様々な攻撃方法をとることが出来る。元々は[[サブ・フライト・システム]]「[[グゥル]]」から発展したもので、上部にMSを乗せることも出来る。元型は火器運用試験型ゲイツ改の時点で存在していたものの稼動時間が短く、NJCと核エンジンを搭載する事でようやく実戦に投入できる稼働時間を確保する事が可能となった。「ファトゥム」とはラテン語で「運命」と意味し、後に後継機の[[インフィニットジャスティスガンダム|インフィニットジャスティス]]は奇しくも[[デスティニーガンダム|「運命」の名を持つ相手]]と戦う事となる。 |
基本武装はフリーダムと共通で総合的な火力では兄弟機のフリーダムやプロヴィデンスに劣るものの多彩な装備とアスランの操縦技術によりCE71年代における最強格の1機である事は間違いない。 | 基本武装はフリーダムと共通で総合的な火力では兄弟機のフリーダムやプロヴィデンスに劣るものの多彩な装備とアスランの操縦技術によりCE71年代における最強格の1機である事は間違いない。 |
2020年1月7日 (火) 17:51時点における版
ジャスティスガンダム | |
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外国語表記 | Justice Gundam |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
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正式名称 | ジャスティス |
分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | ZGMF-X09A |
全高 | 18.56m |
重量 | 75.4t |
主動力 | 核エンジン |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
開発組織 | ザフト軍 |
所属 | ザフト軍特務隊 ⇒ 三隻同盟 |
主なパイロット | アスラン・ザラ |
概要
ザフト軍が極秘裏に開発した新型モビルスーツ。フリーダムガンダムと同時期に開発され、奪取した地球連合軍のGAT-Xシリーズのデータを流用して設計された試作機。
フリーダムと同様に基本OSは「G.U.N.D.A.M.COMPLEX(Generation Unsubdued Nuclear Drive/Assault Module Complex)」で、“核駆動を使った世代の強襲モジュール複合体”という意味。フリーダムと同じく、核エンジンとニュートロンジャマーキャンセラー(NJC)、火気管制システム・マルチロックオンシステムを搭載しており、また、自走砲台ミーティアとの運用も前提している。
この機体の特徴として、背部フライトユニットの「ファトゥム-00」がある。これは、普段は背面に装着され、メインスラスターとして機能しているが、本体から分離させて遠隔操作する事で、様々な攻撃方法をとることが出来る。元々はサブ・フライト・システム「グゥル」から発展したもので、上部にMSを乗せることも出来る。元型は火器運用試験型ゲイツ改の時点で存在していたものの稼動時間が短く、NJCと核エンジンを搭載する事でようやく実戦に投入できる稼働時間を確保する事が可能となった。「ファトゥム」とはラテン語で「運命」と意味し、後に後継機のインフィニットジャスティスは奇しくも「運命」の名を持つ相手と戦う事となる。
基本武装はフリーダムと共通で総合的な火力では兄弟機のフリーダムやプロヴィデンスに劣るものの多彩な装備とアスランの操縦技術によりCE71年代における最強格の1機である事は間違いない。
ミーティア装備時は「ジャスティスガンダム (ミーティア)」の項を参照。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED
- 第36話(リマスター版第34話)で初登場。強奪されたフリーダムの奪還または破壊、及び関連人物、施設全ての排除のために、開発責任者パトリック・ザラによりその命令を受けた息子アスラン・ザラが受領。オーブにおいてフリーダムを発見するも、事前にラクスからフリーダムの搭乗者がキラ・ヤマトだという事実を知らされていたため戦闘状態にはならず、キラ、アスランの和解後はアークエンジェルと行動を共にし、エターナルとの合流後はフリーダムと共にエターナルに移動、三隻同盟の主戦力として活躍。地球連合の新型GATシリーズとも互角に戦い、ミーティアの一斉射撃でプラントへ放たれた核ミサイルを多数落とすなどの活躍を見せる。アスランの高い技量もあってか実は最終話の自爆までフリーダムより被弾率は低い。最後はミーティアを放棄しジェネシスの内部に突入、ジェネシスの三射目を阻止するべく自爆を行い、核爆発により機体は失われた。
装備・機能
特殊機能
- フェイズシフト装甲
- 通電させる事で相転移する特殊な装甲で、展開中は装甲が色付く。ほぼ全ての物理攻撃を無効化し、大気圏突入なども可能になるが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もあった。
本機では核エンジンの採用によってエネルギー消費量の問題を解決し、実弾兵器に対してはほぼ無敵ともいえる鉄壁の防御力を実現した。 - ニュートロンジャマーキャンセラー
- ニュートロンジャマーを無効化する装置。
- 分離・合体
- バックパックのファトゥム-00やミーティアと分離、合体する。
- マルチロックオンシステム
- 複数の敵を同時にロックオンし、精密射撃を行う。本機は格闘戦を重視している為、単機ではなくミーティアとのドッキング時の使用を想定している。
- 自爆装置
- 動力である核エンジンを核爆発させる。尚、アスランの前の搭乗機であるイージスガンダムも同様に自爆によって失われている。
武装・必殺攻撃
- MMI-GAU1 サジットゥス20mm近接防御用機関砲
- 頭部に4門内蔵されている武装。フリーダムのピクウスより口径は小さいが、その分、速射性に優れる。
- RQM51 バッセル・ビームブーメラン
- 両肩にマウントされたビームブーメラン。ビームへの干渉反応を利用して投擲軌道をコントロールする事も可能。ソードストライクとの戦闘データから有用性を認められ、実装に至った。
本機がデザインされた際は設定されていない武装だったが、作中に登場するにあたって追加された武装。 - MA-M20 ルプス・ビームライフル
- 本機の主兵装。フリーダムの物と同型だが、色が異なっている。
- MA-M01 ラケルタ・ビームサーベル
- こちらもフリーダムの物と同型。腰に2基マウントしている。2基の柄を連結させた「アンビデクストラス・ハルバード」モードでの運用も可能で、アスランはこの形態を好んで使用していた。
放送中に雑誌等で描かれた公式イラストの一部に、ビーム刃がイージスのように黄色で描かれているものが存在するが、劇中では一貫してフリーダムと同様のピンク色のビームを発振している。 - GAU5 フォルクリス機関砲
- エンジンブロックとフォルティス・ビーム砲の砲身の間に内蔵されている機関銃。炸裂弾や徹甲弾の使用も可能。
- M9M9 ケルフス旋回砲塔機関砲
- エンジンブロックの上部に内蔵された砲塔型の機関砲。360度全方向に向けて発射できる。
- MA-4B フォルティス・ビーム砲
- ファトゥム-00の前部に内蔵されている速射型のビーム砲。
- 対ビームシールド
- ラミネート装甲製のシールド。フリーダムの物と同型だが、カラーリングが違う。PS装甲では防御不可能な高出力ビームに対する防御を担う。
ビームへの耐性は非常に高く、カラミティのスキュラを受け止めてゼロ距離まで押し返すことが可能なほど。
対決・名場面
機動戦士ガンダムSEED
- オーブ解放作戦
- 第36~39話(リマスター版第34~37話)より。ジャスティスを受領後、フリーダムの破壊とそれに関わったものの破壊を命じられるが、平和の為に独自に動き出したラクスやフリーダムのパイロットがキラである事を知り、ザフトや父の命令で戦う事に迷いを感じたアスランは地球に降下して戦争の爪痕を目の当たりにした。そして、連合軍からオーブを守る為に戦うキラの窮地の際にザフトのアスラン・ザラではなくアスラン個人の意志でキラを助け、今まで敵として殺し合ったわだかまりも見せずに抜群のコンビネーションを見せた。
関連機体
- ジャスティスガンダム (ミーティア)
- ミーティアと合体した姿。
- インフィニットジャスティスガンダム
- 後継機。近接戦闘能力が大幅に強化された。
- ドレッドノートガンダム
- 本機とフリーダムの原型となった初のザフト製ガンダム。
- フリーダムガンダム
- ジャスティスとの連携を前提に開発された兄弟機。
- リジェネレイトガンダム、テスタメントガンダム、プロヴィデンスガンダム
- 兄弟機。
- イージスガンダム
- 頭部の設計を意識している。
- シグー
- 下半身はシグーの設計を流用している。
- 火器運用試験型ゲイツ改
- 本機の武装のテストを行った機体。
商品情報
ガンプラ
フィギュア