「ガンダム (THE ORIGIN版)」の版間の差分

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:バックパックに2基装備。ミノフスキー粒子をIフィールドによって刀身状に成型したもので、後の連邦軍のモビルスーツだけでなくシリーズを越えて様々なモビルスーツに採用されるガンダムシリーズの基本的な装備。ショルダー・キャノン装備時はバックパック右側に1基のみ装備する。
 
:バックパックに2基装備。ミノフスキー粒子をIフィールドによって刀身状に成型したもので、後の連邦軍のモビルスーツだけでなくシリーズを越えて様々なモビルスーツに採用されるガンダムシリーズの基本的な装備。ショルダー・キャノン装備時はバックパック右側に1基のみ装備する。
 
;ショルダー・キャノン
 
;ショルダー・キャノン
:高機動タイプのバックパックとセットで運用されるキャノン砲。使用の際にはバックパックを換装して装備するが、通常のバックパックにも装備は可能。試作一号機の物よりも砲身が短い物を使用している。 中期型もオデッサ戦で装備し出撃したが出撃後直ぐにパージしている。
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:高機動タイプのバックパックとセットで運用されるキャノン砲。使用の際にはバックパックを換装して装備するが、通常のバックパックにも装備は可能。試作一号機の物よりも砲身が短い物を使用している。 中期型でもオデッサ戦で1度だけ装備し出撃したが使用することなく直ぐにパージしている。
 
;シールド
 
;シールド
 
:防御用のシールドで、左手に装備できる。背部にマウントすることも可能。1st版と比べて上下逆さに装備しているのが特徴<ref>ただし原作漫画では場面によって1st版と同じ向きで装備している。</ref>。本体の装甲が1st版ほど強力ではないので、敵の攻撃を防ぐ生命線となっている。
 
:防御用のシールドで、左手に装備できる。背部にマウントすることも可能。1st版と比べて上下逆さに装備しているのが特徴<ref>ただし原作漫画では場面によって1st版と同じ向きで装備している。</ref>。本体の装甲が1st版ほど強力ではないので、敵の攻撃を防ぐ生命線となっている。

2020年3月14日 (土) 22:48時点における版

ガンダム (THE ORIGIN版)
外国語表記 Gundam [THE ORIGIN Ver.]
登場作品 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
デザイナー 大河原邦男(設定画)
安彦良和(作画)
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スペック
コードネーム 02(ゼロツー)
分類 試作型モビルスーツ
型式番号 RX78-02[1]
RX-78-02[2]
頭頂高 18.0m
全高 18.5m
主動力 熱核融合炉
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
開発組織 地球連邦軍
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 ホワイトベース隊
主なパイロット アムロ・レイ
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概要

地球連邦軍が開発した試作型モビルスーツ。

ガンキャノン最初期型が完敗したことにより新たに開発された機体で、試作された2機の内、本機は2号機である。基本的には『1st』のガンダム(以下、1st版)と同じだが、コア・ブロック・システムが搭載されておらず、大気圏突入のための装備もない。コア・ブロック・システムはジャブローで追加されている。後にはバックパックにスタビライザーが追加された他、機体各所にスラスターの増加、マグネットコーティング処理など改修され続けて運用された。

初期型
サイド7編からジャブロー編までのバージョン。固定武装を装備した左右非対称な胸部や、小型マシンガンを装備した左腕、バックパックを換装してショルダーキャノンの装備など実験的な要素が強く、特に左肩のショルダーマグナムや右肩のガトリング砲は何度も使用されたものの、命中精度に問題があり、(作中では命中描写がなく)牽制位の成果しか挙げることはできなかった。装甲も完全に無傷であった1st版ほどではなく、ザクマシンガンであっても直撃すれば、焦げやへこみが出来るなど、只では済まなかった。
中期型
ジャブローで改修されたバージョン。左肩のショルダーマグナムが廃止され、代わりに右肩と同型のガトリング砲を装備。ショルダーキャノンも装備されなくなり、胴体内部に脱出用のコア・ポッドを内蔵した。また、肩アーマーの天面にフックが追加されている。後にホワイトベースが宇宙に上がった際に脹脛部分にスラスターを配備するなど空間戦闘用にカスタムされていったが、テキサスコロニーでシャアとの戦いで大破してしまった。
後期型
サイド6で修理を施す際にアムロのNT能力に対応出来るようにマグネットコーティングを施し、各部にバーニアを追加したバージョン。肩アーマーのフックもスラスターに変更されている。この時点でのマグネット・コーティングは実験的要素が強かったのでアムロが難色を示したが、コーティング後の成果は予想以上に良好であった。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム THE ORIGIN
サイド7でのザク襲撃時にテストパイロットのケンプ中尉に搭乗が命じられるものの、移動中に爆発に巻き込まれ死亡。ホワイトベースへの搬出中の事故で放置状態になっていたところへアムロが訪れ搭乗した。ポジションについては『1st』のガンダムと概ね同じだが、改修エピソードの追加や戦闘内容など所々『1st』とは異なる箇所がある。

装備・機能

特殊機能

コア・ブロック・システム
ジャブローにて追加された機構。コア・ポッドにより脱出することが可能。
換装
バックパックを換装可能。

武装・必殺攻撃

バルカン砲
頭部に2門装備している。
ガトリング砲
初期型では右肩に1基、中期型では両肩に1基ずつ装備している。後期型への改修時にセンサーへと変更された。
ショルダーマグナム
左肩に2基装備している。中期型への改修時にガトリング砲へと変更された。
ミサイルランチャーユニット
ショルダーマグナムを換装し装備する武装。
腕部バルカン砲
左腕部に2門内蔵。モノクロ画稿では肘側にマガジンらしきボックス状のディテールが確認できる。ただ、作中で本兵装が確認できるのは初出撃時のみで、以降はアーチ状の構造のみ残された状態となっている(カラー画稿と同一)。
ビーム・ライフル
連邦が開発に成功したエネルギーCAP技術を初めて実用化したメガ粒子砲であり、ザクIIを一発で撃破し軍艦も数発で撃沈するほどの強力な火力を有している。マシンガンやバズーカがメインだったザクに比べれば常識外れの性能で、連邦・ジオンともにその後新規に開発されたMSのほとんどにビーム系射撃兵装が標準装備される(少なくとも装備可能となる)など大きな影響を与えた。ガンダムの活躍・圧倒的優位を象徴する武装であり、代名詞と言える。当初は1st版と形状が異なっていたが、ベルファスト出港後は同じ形状になっている。
ハイパー・バズーカ
肩掛け式の無反動砲。対艦用の実弾兵器だが対MS戦にも使用できる。1st版とは違い、スコープが装備されている。
ビーム・サーベル
バックパックに2基装備。ミノフスキー粒子をIフィールドによって刀身状に成型したもので、後の連邦軍のモビルスーツだけでなくシリーズを越えて様々なモビルスーツに採用されるガンダムシリーズの基本的な装備。ショルダー・キャノン装備時はバックパック右側に1基のみ装備する。
ショルダー・キャノン
高機動タイプのバックパックとセットで運用されるキャノン砲。使用の際にはバックパックを換装して装備するが、通常のバックパックにも装備は可能。試作一号機の物よりも砲身が短い物を使用している。 中期型でもオデッサ戦で1度だけ装備し出撃したが使用することなく直ぐにパージしている。
シールド
防御用のシールドで、左手に装備できる。背部にマウントすることも可能。1st版と比べて上下逆さに装備しているのが特徴[3]。本体の装甲が1st版ほど強力ではないので、敵の攻撃を防ぐ生命線となっている。

対決・名場面

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (原作漫画版) 

ガンダム、大地に立つ
第3話より。民間人もろともコロニーを攻撃するザクの非道に怒りを露にしたアムロはガンダムへと搭乗。事前に盗み見したファイルの知識を頼りにガンダムを起動させる。ジーンのザクをパワーで圧倒する中、突如入ってきた通信の指示に従い、ビームサーベルでザクを撃破するものの、怒ったデニムのザクから激しい殴打の応酬を受ける。さらに飛び蹴りで追い討ちをかけようとしてくるザクだったが、アムロはビームサーベルの一突きで仕留め、戦いを制した。
ガンダムがジーンのザクをジャンプする前に斬る、デニムがガンダムに激しい格闘戦を仕掛けるなど、軽快さがある『1st』の同シーンと比べて荒々しい動きが印象的な激戦となった。

関連機体

ガンダム
1st版の本機。
ガンダム試作機一号
本機の1号機。ゴーグル型カメラアイやテスト用の黄色い塗装が特徴。
局地型ガンダム
1号機の余剰パーツで開発された機体。
ジム (THE ORIGIN版)
本機を元に開発された量産機。

余談

  • アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』第12話のエンディング映像にガンダムの初期試作型に類似した機体が登場。本機の頭部を初期試作型の物に置き換えたような外見をしている。

商品情報

ガンプラ

フィギュア 

リンク

脚注

  1. 原作漫画版『THE ORIGIN』など
  2. アニメ版『THE ORIGIN』など
  3. ただし原作漫画では場面によって1st版と同じ向きで装備している。