「Gディフェンサー」の版間の差分
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+ | *合体する対象であるガンダムMk-IIにティターンズカラーが存在する事から、ゲーム『エゥーゴvs.ティターンズ』の鹵獲カラーや一部の立体物など、オリジナルカラーとしてティターンズカラーのGディフェンサーが立体化するケースが幾つか見られる。 | ||
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2021年8月14日 (土) 12:00時点における版
Gディフェンサー | |
---|---|
外国語表記 | G DEFENSER |
登場作品 | |
デザイナー | 藤田一巳 |
スペック | |
---|---|
分類 | 可変戦闘機 |
型式番号 | FXA-05D |
全長 |
39.5m 本体長:27.6m(または27.5m) |
翼幅 | 27.1m |
本体重量 | 24.7t |
全備重量 | 60.3t |
スラスター推力 | 42,400kg×2 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | エゥーゴ |
主なパイロット | カツ・コバヤシ |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したMS用サポートメカとなる宇宙戦闘機。グリプス戦役の激化に伴い次々と投入されるティターンズの可変モビルスーツに対し、相対的な性能低下が否めなくなったガンダムMk-IIの強化プランとしてフルアーマーガンダムMk-IIと平行して提案された。
各1対の主翼と水平尾翼を持つ本体と脱出ポッド(コア・ファイター)の役割を持つ機首、機体下部左右のバインダーで構成されており、バインダーはミサイルポッドの他に規格化されたパイロンを備え、オプションの換装も可能。
Mk-IIとはバックパックのジョイントを介して接続され、同型のバックパックを装備しているジムIIIやバックパックをMk-II・ジムIII規格の物に換装した状態のネモに合体することも可能。合体状態では輸送形態である「Gフライヤー」への変形も可能。
Gファイターを参考に開発されているが、モビルスーツとの連携運用のスタンスは全く異なり、本機の場合は対象MSのバックパックに接続すると同時にロング・ライフルを携帯火器として提供、パイロットはコア・ファイターを用いて分離・離脱するという戦法を用いる想定であった。コア・ファイター単体での戦闘継続は推奨されていないが、パイロットであるカツ・コバヤシはこれで戦闘を継続する場面が度々見られた。また、コア・ファイター部のジョイントを利用した早期警戒ユニットの装着やコア・ファイターそのものをMSの脱出カプセルとして用いる等、運用上の応用が行われている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Ζガンダム
- 第26話で初登場。宇宙にあがったカツがパイロットを務めたが、カツが突出しがちだった事もあってMk-IIとのドッキング頻度は低い。第49話ではヤザン隊の猛攻の中、ガンダムMk-IIとの合体を成功させるものの、コア・ファイターで戦闘を継続した結果、前方不注意により隕石に衝突。ヤザンに致命打を撃たれた末、残骸に接触し爆散した。残された本体側もヤザン隊に破壊されている。
- ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
- 終盤でネモに本機を合体させた機体が登場。コア・ファイターの代わりに早期警戒ユニットを装備し、単独の運用はない。
- 機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
- 複数機のジムIII・ディフェンサーが登場。最終決戦を除いてコア・ファイターは装備されておらず、単独運用もほぼ想定されていない。
装備・機能
特殊機能
- 合体・変形
- Mk-IIなどのMSと合体し、Gフライヤー形態へと変形する。
- コアブロックシステム
- 機首が分離し、コア・ファイターとして単独飛行可能。主にGフライヤーへの変形後に分離する。
武装・必殺攻撃
- 14連装ミサイル・ポッド
- 両バインダーに1基ずつ装備した武装。そのサイズ・装弾数から見るに対MS戦において対面攻撃に使用される物と思われる。
- ロング・ライフル
- 右バインダーの側面に装備。一般的なビーム・ライフルより大型である分射程・火力に優れ、点での攻撃に用いられる。
- 大型バルカン
- 両バインダーの前方左右ミサイルポッド脇に1門ずつ装備。大型とはいえそれほど大きなサイズではなく、補助的な武装の類に入る。
- ミニ・レーザー砲
- コア・ファイターの機首に2門装備。コア・ファイター唯一の武装だがかなり心許なく、あくまで自衛目的の武装である。
対決・名場面
関連機体
- ガンダムMk-II / ネモ / ジムIII
- 本機との合体を想定した機体。ネモの場合、合体するにはバックパックを換装する必要がある。
- スーパーガンダム / ネモ・ディフェンサー / ジムIII・ディフェンサー
- 上記の機体と本機が合体した形態。
- Gファイター
- 本機のルーツともいえる機体。コンセプトを参考にしているが、運用用途や機体構造等は大幅に異なる。
- フルドド / フルドドII
- 敵対組織であるティターンズが開発した支援戦闘機。
余談
- 機体名称の「ディフェンサー」は「防衛」を意味する名詞「Defense」に「~する人」の接尾辞「er」をつけたものだが、接尾辞は動詞を名詞に変える語句であるため、本来であれば動詞「Defend (防衛する)」の名詞である「Defender (防衛する人)」を用いるのがより適切である(つまり「Gディフェンダー」という事になる)。
- 合体する対象であるガンダムMk-IIにティターンズカラーが存在する事から、ゲーム『エゥーゴvs.ティターンズ』の鹵獲カラーや一部の立体物など、オリジナルカラーとしてティターンズカラーのGディフェンサーが立体化するケースが幾つか見られる。
商品情報
ガンプラ