「シュバルツ・ブルーダー」の版間の差分
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:指パッチンでガンダムシュピーゲルを呼び寄せる。弟と同じ。 | :指パッチンでガンダムシュピーゲルを呼び寄せる。弟と同じ。 |
2013年12月18日 (水) 05:36時点における版
シュバルツ・ブルーダー(Schwarz Bruder)
- 登場作品:機動武闘伝Gガンダム
- 声優:
- 種族・性別:
- 生年月日:
- 年齢:--歳
- 身長:---cm
- 体重:---kg
- 血液型:
- 所属:ネオドイツ
- 階級:
- 役職・称号など:ガンダムファイター
- 主な搭乗機:ガンダムシュピーゲル
- キャラクターデザイン:
ネオドイツに所属する神出鬼没のガンダムファイター。同国の将校である。
目以外をすっぽり覆うドイツ国旗と同じカラーリングの覆面(おまけにポンポンつき)を着用し、「ゲルマン流忍術」なる武術を使うなど風体は怪しさ満載。神出鬼没っぷりが行き過ぎて、妙なところから登場して劇中人物にまで失笑を買うこともあった。
しかし時折ドモン・カッシュの元に現れて、彼の課題をずばりと指摘して的確に忠告する優れた頭脳の持ち主。更に技量も東方不敗をして「できる、こやつ何者!?」と言わせた程で、新生シャッフル同盟をも凌駕するという底知れぬ才能を見せる。実際、ガンダムファイトではドモンに敗れるまで無敗であった。
しかし彼は真の「ネオドイツ代表 シュバルツ・ブルーダー」ではなかった。真のシュバルツは地球に下りたばかりのデビルガンダムと交戦して死亡。デビルガンダムに完全に侵される前のキョウジ・カッシュは、暴走したデビルガンダムを止める最後の手段として、シュバルツの遺体にDG細胞を植付け、自分の知識と記憶をインプットしたコピーアンドロイドとして蘇らせた。生前のシュバルツがサポートスタッフもつけずに活動するスタイルだった為、ネオドイツのガンダムファイト委員会ですら素性を完全には把握していなかった事も幸いした。
こうしてシュバルツはいわば「キョウジの良心の分身」というべき存在になり、覆面で隠したその顔も蘇生後はキョウジと同じものになった(なお、覆面はそれ以前から真のシュバルツも使用していた、との説もある)。キョウジの知性と知識に加え、元々のシュバルツの格闘家らしい強靭な精神力を併せ持ち、更にDG細胞によって強化されたゲルマン流忍術によって超人的な身体能力を発揮する。ただしDG細胞製故にデビルガンダムのコアになってしまったキョウジが衰弱すると、同時にシュバルツも衰弱してしまう。
演じている声優がキョウジと同じ堀秀行氏なので、視聴者にはキョウジとなんらかの関係のある人物である事はバレバレであった。こういうキャラクターは後に「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のレイ・ザ・バレル、ネオ・ロアノークや、「機動戦士ガンダム00」のミスター・ブシドー等がいる。ただしシュバルツの場合、別にキョウジが登場している為、先にあげたキャラクターとは違って謎の存在ではあった。
主人公の兄であり、優れた洞察力と判断力、技量を持ち合わせながらも正体を隠し、戦うことで主人公を鍛え、未来を託して散っていくというキャラクターの位置づけは「キン肉マン」のキン肉マン・ソルジャー(キン肉アタル)と酷似している。
名前はドイツ語で「黒い兄弟」を意味する。
登場作品と役柄
人間関係
- キョウジ・カッシュ
- もう一人の自分。ランタオ島の決戦では衰弱したキョウジの影響を受けていた。シュバルツのような存在は大抵自分の存在意義に悩むようなタイプなのだが、自分は単なるキョウジの分身ではなくシュバルツと言う一個の存在であると考えていたようで、その行動理念は最後まで揺らぐ事はなかった。
- ドモン・カッシュ
- コピー元の弟。終盤、シュバルツが正体を明かした際に彼がドモンと父ライゾウのために心を鬼にして正体を隠し続けていた事を知ったドモンはシュバルツを「俺の兄さん」と認める。
- ライゾウ・カッシュ
- コピー元の父親。
- レイン・ミカムラ
- ドモンのパートナー。ドモンの元を離れたレインを一時ネオドイツのスタッフとしてスカウトしている。
- ウルベ・イシカワ
- シュバルツにとって宿敵に当たるが、対峙する事はない。シュバルツが自分の素性をドモンに明かさなかった理由の一つは、ウルベがカッシュ博士の命を握っている為、ウルベの策謀をそのまま明らかにした場合の危険が大きいと考えたからである。
名台詞
- 「そんなことはどうでもいい!!」
- 何処から出てきたとツッコミを入れられても、この一言で一蹴する。
- 「ふっ、この雑魚共が!」
- ゾンビ兵をうろたえさせる程の気迫。
- 「甘いぞ、ドモン!」
- ドモンを叱咤する時。
- 「どうした、どうした、どうした!」
- ドモンを痛めつける時。真剣勝負にも関わらず、むしろドモンに奮起を促すような場面が非常に多かった。
- 「紹介しておこう・・・私のパートナーを!」
- ドモンの早合点でパートナーを解消されてしまったレインをシュバルツ・ブルーダーが雇用して(実際はドモンにレインのありがたみをわからせようと打った芝居)マスクをかぶせて紹介しながら。一応同じデザインの覆面をかぶっていたが、まったく正体を隠せておらず一瞬で見破られていた。
- 「ガンダァァァム!」
- 指パッチンでガンダムシュピーゲルを呼び寄せる。弟と同じ。
- 「甘ったれた事を言うなぁ!その手に刻まれたシャッフルの紋章の重さを忘れたか!」
「お前がこいつを倒すための礎となった仲間達の事を思い出せ!お前もキング・オブ・ハートの紋章を持つ男なら、情に流され、目的を見失ってはならん!それとも、こんなキョウジのような悲劇が繰り返されてもいいのか!」
「やるんだ!デビルガンダムの呪いから私達を解き放つ為にも!」
「頼む、ドモン…デビルガンダムに最後の一撃を!!」 - シュピーゲルを撃破されながらもデビルガンダムのコクピットに辿りつき、ドモンにトドメを刺すよう叱咤する一連の台詞。
- 「ありがとう…ドモン」
- ドモンが涙ながらに放った石破天驚拳が直撃する直前、ドモンに向けた最後の言葉。そして二人の兄は閃光と爆炎の中に消えていった…。