「ハイザック[ヴァナルガンド]」の版間の差分
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バックパックを[[ガンダムTR-1[ヘイズル]]]と同型の物に変更し、更に全身に渡って強化パーツが取り付けられているが、このような形式になったのは、ハイザックが0086年代に量産体制の整っている最新鋭機であり、また既存機体を転用する事で製造コストを抑え、強化パーツにコストを割り振っている為でもある。 | バックパックを[[ガンダムTR-1[ヘイズル]]]と同型の物に変更し、更に全身に渡って強化パーツが取り付けられているが、このような形式になったのは、ハイザックが0086年代に量産体制の整っている最新鋭機であり、また既存機体を転用する事で製造コストを抑え、強化パーツにコストを割り振っている為でもある。 | ||
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また、操縦のサポートの為に[[準サイコミュシステム]]も搭載されており、感応波の弱いロスヴァイセであっても、思考を用いた操縦が可能。この技術は後発のオークランド製MSにも用いられている。 | また、操縦のサポートの為に[[準サイコミュシステム]]も搭載されており、感応波の弱いロスヴァイセであっても、思考を用いた操縦が可能。この技術は後発のオークランド製MSにも用いられている。 | ||
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− | :第6巻に登場。[[レジオン]]によって量産されており、ムンスキー率いる新生[[PG部隊]]の専用機として火星の反抗勢力の制圧に用いられた。また、[[TR計画]]との関連相関図では本作でベース機が[[ハイザック試作型]]である事が明かされた。<br/> | + | :第6巻に登場。[[レジオン]]によって量産されており、ムンスキー率いる新生[[PG部隊]]の専用機として火星の反抗勢力の制圧に用いられた。また、[[TR計画]]との関連相関図では本作でベース機が[[ハイザック試作型]]である事が明かされた。<br/>「Vol.81」の解説では『刻に抗いし者』に設定画のみあったフル装備形態が「RMS-106 ハイザック・イカロス・ユニット試作プラン」として設定。文中では「ハイザック飛行型」と呼称され、試作1号機がカラーリングから「灰狼」と呼ばれており、地上戦艦に配備された事が語られている。一方、ニューギニア基地攻防戦で墜落しパイロットが再起不能になったなど、『刻に抗いし者』とは異なる経緯が語られ、その後オークランドに回収された事になっている。 |
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::[[ガンダムTR-1[ヘイズル改]]]のテストを基に開発されたイカロス・ユニットの試作プラン。両肩部と腰部の前後に飛行ユニットを装着し、そのスラスターが生み出す大推力でMS単体の飛行を可能とした。機体の両端のフレキシブル・ブースターが翼として機能し、脚部にはサブスラスターも増設される。これらユニットは被弾時やプロペラントを消費した際にはパージしてデッドウェイト化を回避出来る。 | ::[[ガンダムTR-1[ヘイズル改]]]のテストを基に開発されたイカロス・ユニットの試作プラン。両肩部と腰部の前後に飛行ユニットを装着し、そのスラスターが生み出す大推力でMS単体の飛行を可能とした。機体の両端のフレキシブル・ブースターが翼として機能し、脚部にはサブスラスターも増設される。これらユニットは被弾時やプロペラントを消費した際にはパージしてデッドウェイト化を回避出来る。 | ||
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:ハイザック用のオプション・シールドの外縁部に打突用の突起を取り付けた物。この部位はEパックをマウントするラッチも兼ねる。 | :ハイザック用のオプション・シールドの外縁部に打突用の突起を取り付けた物。この部位はEパックをマウントするラッチも兼ねる。 | ||
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:バックパックが転用されており、機体各部の強化パーツにもヘイズルバリエーションの血統が見て取れる。 | :バックパックが転用されており、機体各部の強化パーツにもヘイズルバリエーションの血統が見て取れる。 | ||
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+ | :[[ガンダムTR-1[ヘイズル改]イカロス・ユニット装備|イカロス・ユニット]]の初期設計プラン。先行して運用試験が行われた後、生産されたイカロス・ユニットを本機が装備している。 | ||
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2023年7月28日 (金) 20:34時点における版
ハイザック[ヴァナルガンド] | |
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外国語表記 | Hi-Zack[Vanargand] |
登場作品 | |
デザイン | 藤岡建機 |
スペック | |
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分類 | 強化人間専用試作モビルスーツ |
型式番号 | RX-106E |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 |
|
開発組織 | オークランド研究所 |
所属 | ティターンズ |
母艦 | ヘビィ・フォーク級ニコシア |
主なパイロット | ロスヴァイセ |
概要
ハイザック試作型をベースに、オークランド研究所が開発したロスヴァイセ専用機。ザクシリーズの売りである汎用性を犠牲にしながらも加速度耐性を強めた強化人間専用機であり、TR計画などティターンズの独自技術によって徹底した改修が施された結果、ハイザックの面影を感じさせない機体として完成した。
バックパックをガンダムTR-1[ヘイズル]と同型の物に変更し、更に全身に渡って強化パーツが取り付けられているが、このような形式になったのは、ハイザックが0086年代に量産体制の整っている最新鋭機であり、また既存機体を転用する事で製造コストを抑え、強化パーツにコストを割り振っている為でもある。
特徴的な背部の増加スラスターはガンダムTR-1[ヘイズル2号機]のトライブースターと同系の物であり、機体に爆発的な推進力をもたらしている。また、機体各部に試作型イカロス・ユニットを装備する事で、短時間ではあるがモビルスーツ単独での飛行及び滞空が可能となる。しかし、強力な空戦能力を持った機体ではあるが、強化人間であっても操縦時の肉体的な負担は大きいとされる。
また、操縦のサポートの為に準サイコミュシステムも搭載されており、感応波の弱いロスヴァイセであっても、思考を用いた操縦が可能。この技術は後発のオークランド製MSにも用いられている。
登場作品と操縦者
- ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
- 初登場作品。ロスヴァイセの初期の乗機として登場した。ヘビィ・フォーク級ニコシアの艦載機として地上を転戦。ニューギニア基地での戦闘の後、ロスヴァイセ達が宇宙へ上がる事が決定した為、地上用のヴァナルガンドはオークランド研究所へと戻された。
- A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-
- 第6巻に登場。レジオンによって量産されており、ムンスキー率いる新生PG部隊の専用機として火星の反抗勢力の制圧に用いられた。また、TR計画との関連相関図では本作でベース機がハイザック試作型である事が明かされた。
「Vol.81」の解説では『刻に抗いし者』に設定画のみあったフル装備形態が「RMS-106 ハイザック・イカロス・ユニット試作プラン」として設定。文中では「ハイザック飛行型」と呼称され、試作1号機がカラーリングから「灰狼」と呼ばれており、地上戦艦に配備された事が語られている。一方、ニューギニア基地攻防戦で墜落しパイロットが再起不能になったなど、『刻に抗いし者』とは異なる経緯が語られ、その後オークランドに回収された事になっている。
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 試作型イカロス・ユニットを増設可能。ただし、あくまで試作装備のため予備パーツの数は多くない。
- 試作型イカロス・ユニット
- ガンダムTR-1[ヘイズル改]のテストを基に開発されたイカロス・ユニットの試作プラン。両肩部と腰部の前後に飛行ユニットを装着し、そのスラスターが生み出す大推力でMS単体の飛行を可能とした。機体の両端のフレキシブル・ブースターが翼として機能し、脚部にはサブスラスターも増設される。これらユニットは被弾時やプロペラントを消費した際にはパージしてデッドウェイト化を回避出来る。
武装・必殺攻撃
- ビーム・ライフル
- ガンダムTR-1[ヘイズル]と同型の物に、連射用バレルとストックからなる強化パーツを取り付けた長銃身型ビーム・ライフル。予備のEパックはシールド表面に計四基マウントされている。
- ハイパー・バズーカ
- ビーム・ライフルの下部にマウント可能。ガンダムMk-II用の物を切り詰めて使用する。
- シールド
- ハイザック用のオプション・シールドの外縁部に打突用の突起を取り付けた物。この部位はEパックをマウントするラッチも兼ねる。
対決・名場面
関連機体
- ハイザック試作型
- ベース機。
- ガンダムTR-1[ヘイズル]
- バックパックが転用されており、機体各部の強化パーツにもヘイズルバリエーションの血統が見て取れる。
- ガンダムTR-1[ヘイズル改]イカロス・ユニット試作プラン
- イカロス・ユニットの初期設計プラン。先行して運用試験が行われた後、生産されたイカロス・ユニットを本機が装備している。