「グフイグナイテッド」の版間の差分
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− | + | [[第2次連合・プラント大戦]]の勃発後、一部の先行試作機のバリエーションが実戦投入され([[ハイネ・ヴェステンフルス]]が[[ミネルバ]]に持ち込んだ[[ハイネ専用グフイグナイテッド|専用機]]もその一つであった)、データ収集が行われた。主に最上級のエースパイロット(主に[[FAITH]]やザフトレッド)に配備される事になり、それ故に各機体ごとにそれぞれのパイロットの好みに合わせてアレンジが加えられた。 | |
− | + | その後、戦闘の拡大により、開戦当初に保有していた[[モビルスーツ]]が想像以上に減少した結果、ザフトは高性能MSの増産を強いられ、既にザク傾倒の生産体制が限界に達していた事、主戦場が地球へ移行していた事もあり、大気圏内での飛行が可能なグフが急遽量産機として生産される事になった。量産化に伴い、[[型式番号]]から試作機に付けられる「X」のナンバーは外されたが、基本的な仕様はそれら先行試作機と同様である。 | |
− | + | バックパックはフライトユニットを固定装備し、翼自体にもブースターを内蔵する事により、重量級の機体ながら[[ディン]]並みの機動性を発揮する。そのため、[[ウィザードシステム]]には対応しておらず、汎用性・多用途性は高くないものの、多種多様な機能・武装を搭載した四肢ユニットを状況に応じて換装する事であらゆる状況・用途に対応する事が可能となっている。この方式はウィザードシステム以上に戦況・戦場の変化にきめ細かく対応できるとして優位性をアピールしたが、コストと整備現場の負担増を招く事が指摘されている。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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− | : | + | :初登場作品。第19話よりハイネ専用機が登場し、それ以降量産型が戦場で見られるようになった。量産体制が整った頃にはエースパイロットから続々と配備され、その優れた機動性からザクに並ぶ主力MSとして戦場を駆けた。<br/>第36話では[[アスラン・ザラ]]が[[メイリン・ホーク]]と共にジブラルタル基地から脱走する際に本機を強奪。[[デスティニーガンダム]]と[[レジェンドガンダム]]に追撃され、応戦するも撃墜された。 |
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
;MMI-558 テンペスト ビームソード | ;MMI-558 テンペスト ビームソード | ||
− | : | + | :銃器の老舗であるマイウス・ミリタリー・インダストリーが同じく重斬刀の老舗であるマティウス・アーセナリーに挑むかのように開発したビーム剣シリーズ。普段はシールド内に収納されているが、戦闘時には中央がスライドして長剣となる。<br/>[[ソードインパルスガンダム|ソードインパルス]]のエクスカリバーと同じくレーザーの刃と実刃の切っ先を持つが、こちらは両刃となっている。 |
;MA-M757 スレイヤーウィップ | ;MA-M757 スレイヤーウィップ | ||
− | : | + | :左右両手首に装備された超弾性鋼を主として作られた鞭。一種の奇想兵器ではあるが有効性は高く、打撃の他にも敵を捕獲した後に高周波による超振動を叩き込み対象に大ダメージを与えるといった荒技も持つ。高周波駆動時には鞭全体が赤く発光する。 |
;M181SE ドラウプニル 4連装ビームガン | ;M181SE ドラウプニル 4連装ビームガン | ||
− | : | + | :左右腕部に配された4連装のビームガン。小口径であり有効射程も短いが、連射性に優れており、接近戦に於いてその本領を発揮するグフの格闘技術体系(剣技からの連携など)には無くてはならない装備。 |
;対ビームシールド | ;対ビームシールド | ||
− | : | + | :左腕にバインドされた衝角付きのビームコーティングシールド。テンペストの鞘でもあるが、格闘戦を得意とするグフにとってはこれもまた重要な武具の一つである。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == |
2024年1月8日 (月) 22:50時点における版
グフイグナイテッド | |
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外国語表記 | Gouf Ignited |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 近接戦闘用量産型モビルスーツ |
型式番号 |
|
全高 | 19.20m |
重量 | 72.13t |
主動力 | バッテリー |
開発組織 | ザフト軍 |
所属 | ザフト軍 |
主なパイロット | ザフト兵 |
概要
ザクウォーリアと同時期に開発され、ザフトの正式量産機の座を争った機体。コストや開発期間などの問題からニューミレニアムシリーズとして採用されたのはザクウォーリアであったが、グフ自体の性能はザクを凌ぐものがあり、それを惜しんだ一部の上層部の力添えでコンペティション後も開発が継続された。名称の「グフ」は「Guardian Of Unity Forerunner(統一の守護たる先駆者)」の略である。
第2次連合・プラント大戦の勃発後、一部の先行試作機のバリエーションが実戦投入され(ハイネ・ヴェステンフルスがミネルバに持ち込んだ専用機もその一つであった)、データ収集が行われた。主に最上級のエースパイロット(主にFAITHやザフトレッド)に配備される事になり、それ故に各機体ごとにそれぞれのパイロットの好みに合わせてアレンジが加えられた。
その後、戦闘の拡大により、開戦当初に保有していたモビルスーツが想像以上に減少した結果、ザフトは高性能MSの増産を強いられ、既にザク傾倒の生産体制が限界に達していた事、主戦場が地球へ移行していた事もあり、大気圏内での飛行が可能なグフが急遽量産機として生産される事になった。量産化に伴い、型式番号から試作機に付けられる「X」のナンバーは外されたが、基本的な仕様はそれら先行試作機と同様である。
バックパックはフライトユニットを固定装備し、翼自体にもブースターを内蔵する事により、重量級の機体ながらディン並みの機動性を発揮する。そのため、ウィザードシステムには対応しておらず、汎用性・多用途性は高くないものの、多種多様な機能・武装を搭載した四肢ユニットを状況に応じて換装する事であらゆる状況・用途に対応する事が可能となっている。この方式はウィザードシステム以上に戦況・戦場の変化にきめ細かく対応できるとして優位性をアピールしたが、コストと整備現場の負担増を招く事が指摘されている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初登場作品。第19話よりハイネ専用機が登場し、それ以降量産型が戦場で見られるようになった。量産体制が整った頃にはエースパイロットから続々と配備され、その優れた機動性からザクに並ぶ主力MSとして戦場を駆けた。
第36話ではアスラン・ザラがメイリン・ホークと共にジブラルタル基地から脱走する際に本機を強奪。デスティニーガンダムとレジェンドガンダムに追撃され、応戦するも撃墜された。
装備・機能
特殊機能
- 換装
- ウィザードシステムを有していないグフイグナイテッドは、四肢を換装する事で、あらゆる状況に対応する。ウィザードシステム以上に戦闘の変化に対応できるが、コストや整備性の面で劣る。
武装・必殺攻撃
- MMI-558 テンペスト ビームソード
- 銃器の老舗であるマイウス・ミリタリー・インダストリーが同じく重斬刀の老舗であるマティウス・アーセナリーに挑むかのように開発したビーム剣シリーズ。普段はシールド内に収納されているが、戦闘時には中央がスライドして長剣となる。
ソードインパルスのエクスカリバーと同じくレーザーの刃と実刃の切っ先を持つが、こちらは両刃となっている。 - MA-M757 スレイヤーウィップ
- 左右両手首に装備された超弾性鋼を主として作られた鞭。一種の奇想兵器ではあるが有効性は高く、打撃の他にも敵を捕獲した後に高周波による超振動を叩き込み対象に大ダメージを与えるといった荒技も持つ。高周波駆動時には鞭全体が赤く発光する。
- M181SE ドラウプニル 4連装ビームガン
- 左右腕部に配された4連装のビームガン。小口径であり有効射程も短いが、連射性に優れており、接近戦に於いてその本領を発揮するグフの格闘技術体系(剣技からの連携など)には無くてはならない装備。
- 対ビームシールド
- 左腕にバインドされた衝角付きのビームコーティングシールド。テンペストの鞘でもあるが、格闘戦を得意とするグフにとってはこれもまた重要な武具の一つである。
対決・名場面
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 対デスティニーガンダム、レジェンドガンダム
- 第37話より、アスランが軍を脱走した時の戦闘。追撃してくるレジェンドのビームライフルを巧みに回避するグフだが、焚きつけられたシンのデスティニーによりスレイヤーウィップをパルマ・フィオキーナで破壊される。最後は大型対艦刀「アロンダイト」を胴体部に突き刺され、機体が海に落ちるとともに爆発した。
関連機体
専用機
- ハイネ専用グフイグナイテッド
- 試作機をパーソナルカラーであるオレンジに塗られた機体。
- イザーク専用グフイグナイテッド
- パーソナルカラーである白に塗られた機体。
- ルドルフ専用グフイグナイテッド
- パーソナルカラーである金色に塗られた機体。
- ルドルフ専用グフイグナイテッド改
- 上記の機体の破損した部分を通常カラーのパーツで修復した機体。
強化型・改修機
系列機・派生機
商品情報
ガンプラ
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