「カナード・パルス」の版間の差分
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[[地球連合軍]]に所属する軍人。17歳。<br />[[キラ・ヤマト]]と同じくコロニー・[[メンデル]]にて[[スーパーコーディネイター]]として誕生したが、キラとは違って失敗作であったため、廃棄処分が決まっていた。しかし、その前に研究者の一人が彼を逃がし、[[ユーラシア連邦]]に拾われる。だが、研究所でスーパーコーディネイターを研究するためのモルモットとして扱われ、一度は脱走するが、その際に謎の男と出会ってキラ・ヤマトの事を教えられる。その後、ユーラシア連邦の[[特務部隊『X』]]所属となった。 | [[地球連合軍]]に所属する軍人。17歳。<br />[[キラ・ヤマト]]と同じくコロニー・[[メンデル]]にて[[スーパーコーディネイター]]として誕生したが、キラとは違って失敗作であったため、廃棄処分が決まっていた。しかし、その前に研究者の一人が彼を逃がし、[[ユーラシア連邦]]に拾われる。だが、研究所でスーパーコーディネイターを研究するためのモルモットとして扱われ、一度は脱走するが、その際に謎の男と出会ってキラ・ヤマトの事を教えられる。その後、ユーラシア連邦の[[特務部隊『X』]]所属となった。 | ||
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[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]を入手する任務に就いた際に[[プレア・レヴェリー]]と出会い、彼の乗る[[ドレッドノートガンダム]]と交戦するが敗北。その後、強化改造された[[スーパーハイペリオン]]で[[Xアストレイ]]と再戦するが、再び敗北してハイペリオンも大破する。そして、核エンジンの爆発から自らを守ったプレアに「人は皆、想いで繋がっている」と諭される。その事を知ったカナードはキラを倒して自分がスーパーコーディネイターの成功体になるという野望を捨てる事を決意するのだった。<br />戦争が終結した後、プレアの代わりにマルキオ導師の元へNジャマーキャンセラーを届ける。その際、砂浜でキラを目撃するが、何もせずに立ち去った。<br />[[C.E.]]73時には傭兵となっており、プレアのドレッドノートを改修したドレッドノートイータに乗って戦っている。今でも時々、暴走する事があるようで、ジェス・リブルの護衛任務の最中に[[ゲルズゲー]]と交戦し、完膚なきまでに破壊していた。 | [[ニュートロンジャマーキャンセラー]]を入手する任務に就いた際に[[プレア・レヴェリー]]と出会い、彼の乗る[[ドレッドノートガンダム]]と交戦するが敗北。その後、強化改造された[[スーパーハイペリオン]]で[[Xアストレイ]]と再戦するが、再び敗北してハイペリオンも大破する。そして、核エンジンの爆発から自らを守ったプレアに「人は皆、想いで繋がっている」と諭される。その事を知ったカナードはキラを倒して自分がスーパーコーディネイターの成功体になるという野望を捨てる事を決意するのだった。<br />戦争が終結した後、プレアの代わりにマルキオ導師の元へNジャマーキャンセラーを届ける。その際、砂浜でキラを目撃するが、何もせずに立ち去った。<br />[[C.E.]]73時には傭兵となっており、プレアのドレッドノートを改修したドレッドノートイータに乗って戦っている。今でも時々、暴走する事があるようで、ジェス・リブルの護衛任務の最中に[[ゲルズゲー]]と交戦し、完膚なきまでに破壊していた。 | ||
− | 失敗作とはいえ、その能力は通常の[[コーディネイター]]以上であり、[[叢雲劾]]とも互角に戦えるほどである。 | + | 失敗作とはいえ、その能力は通常の[[コーディネイター]]以上であり、[[叢雲劾]]とも互角に戦えるほどである。<br />彼が他のコーディネイターと決定的に異なる描かれ方をしているのは、「努力する」「変わろうとする」点である。<br />すべてのコーディネイターがそうではないが、コーディネイター概ね先天的に与えられた遺伝子=才能によって高い能力を持っている。<br />カナード・パルスはそうしたコーディネイターの完成形「スーパーコーディネイター」の失敗作であったが、不完全であったために完全になろうとする意思を持っていた。<br />その方向性は完成体である[[キラ・ヤマト]]を倒すという歪んだものであったが、後にその呪縛から解き放たれる。 |
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+ | 憶測の域を出ないが、[[キラ・ヤマト]]との何らかの血縁関係にある可能性が示唆されている。<br />容姿に共通(髪の色、眼の色、肌の色、声優など)点が多く、また[[スーパーコーディネイター]]の「生産」において、ある程度の条件の平均化を図る必要があり、全く異なる精子で行われることは考えにくい。<br />一方で、人工子宮を使ったキラ・ヤマトと、自然出産と思われる姉の[[カガリ・ユラ・アスハ]]はあまり似ておらず、これは母体(子宮)の影響であると考えられる。そのため同じ条件の人工子宮(=同じ母親)を用いて生まれてきたキラ・ヤマトとカナード・パルスは容姿が似ているのは自然ではないか、と見る向きもある。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == |
2015年2月11日 (水) 16:27時点における版
カナード・パルス(Canard Pars)
- 登場作品:
- 声優:保科総一郎
- 種族・性別:スーパーコーディネイター・男
- 生年月日:
- 年齢:--歳
- 身長:---cm
- 体重:---kg
- 血液型:
- 所属:地球連合軍(ユーラシア連邦特務部隊『X』)→傭兵部隊『X』
- 階級:特務兵
- 役職・称号など:MSパイロット
- 主な搭乗機:ハイペリオンガンダム、スーパーハイペリオン、ドレッドノートイータ
- キャラクターデザイン:
地球連合軍に所属する軍人。17歳。
キラ・ヤマトと同じくコロニー・メンデルにてスーパーコーディネイターとして誕生したが、キラとは違って失敗作であったため、廃棄処分が決まっていた。しかし、その前に研究者の一人が彼を逃がし、ユーラシア連邦に拾われる。だが、研究所でスーパーコーディネイターを研究するためのモルモットとして扱われ、一度は脱走するが、その際に謎の男と出会ってキラ・ヤマトの事を教えられる。その後、ユーラシア連邦の特務部隊『X』所属となった。
(ちなみにこの謎の男はギルバート・デュランダルとも言われているが、ラウ・ル・クルーゼとされる説もある)
ニュートロンジャマーキャンセラーを入手する任務に就いた際にプレア・レヴェリーと出会い、彼の乗るドレッドノートガンダムと交戦するが敗北。その後、強化改造されたスーパーハイペリオンでXアストレイと再戦するが、再び敗北してハイペリオンも大破する。そして、核エンジンの爆発から自らを守ったプレアに「人は皆、想いで繋がっている」と諭される。その事を知ったカナードはキラを倒して自分がスーパーコーディネイターの成功体になるという野望を捨てる事を決意するのだった。
戦争が終結した後、プレアの代わりにマルキオ導師の元へNジャマーキャンセラーを届ける。その際、砂浜でキラを目撃するが、何もせずに立ち去った。
C.E.73時には傭兵となっており、プレアのドレッドノートを改修したドレッドノートイータに乗って戦っている。今でも時々、暴走する事があるようで、ジェス・リブルの護衛任務の最中にゲルズゲーと交戦し、完膚なきまでに破壊していた。
失敗作とはいえ、その能力は通常のコーディネイター以上であり、叢雲劾とも互角に戦えるほどである。
彼が他のコーディネイターと決定的に異なる描かれ方をしているのは、「努力する」「変わろうとする」点である。
すべてのコーディネイターがそうではないが、コーディネイター概ね先天的に与えられた遺伝子=才能によって高い能力を持っている。
カナード・パルスはそうしたコーディネイターの完成形「スーパーコーディネイター」の失敗作であったが、不完全であったために完全になろうとする意思を持っていた。
その方向性は完成体であるキラ・ヤマトを倒すという歪んだものであったが、後にその呪縛から解き放たれる。
憶測の域を出ないが、キラ・ヤマトとの何らかの血縁関係にある可能性が示唆されている。
容姿に共通(髪の色、眼の色、肌の色、声優など)点が多く、またスーパーコーディネイターの「生産」において、ある程度の条件の平均化を図る必要があり、全く異なる精子で行われることは考えにくい。
一方で、人工子宮を使ったキラ・ヤマトと、自然出産と思われる姉のカガリ・ユラ・アスハはあまり似ておらず、これは母体(子宮)の影響であると考えられる。そのため同じ条件の人工子宮(=同じ母親)を用いて生まれてきたキラ・ヤマトとカナード・パルスは容姿が似ているのは自然ではないか、と見る向きもある。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
- 主な搭乗機はハイペリオンガンダム(スーパーハイペリオン)。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- 機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
人間関係
- プレア・レヴェリー
- カナードの生き方を変えるきっかけとなる。
- キラ・ヤマト
- スーパーコーディネイターの成功作。彼を倒して自分が本物になろうとした。キラ本人はカナードの事は知らない。
- ラウ・ル・クルーゼ
- カナードにキラの事を教えた。ちなみに、教えた人物の正体は当初はクルーゼではなくギルバート・デュランダルではないかと推測されていた。
- ジェラード・ガルシア
- 上官。しかし、カナードは独自行動をとる事が多く、彼の命令を聞く事はあまりなかった。
- メリオル・ピスティス
- ロウ・ギュール
- 叢雲劾
名台詞
- 「お前…その機体、ガンダムだな」
- 「そうだ…俺もお前もまだ戦える!生きている内は負けじゃない!!」