ガンダムアストレイ ブルーフレームサード
ガンダムアストレイ ブルーフレームサード | |
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外国語表記 | GUNDAM ASTRAY BLUE FRAME THIRD |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS |
デザイナー | 阿久津潤一 |
スペック | |
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分類 | 局地戦用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | MBF-P03 third |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 |
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原型機 | ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドG |
開発拠点 | アメノミハシラ |
改修 | ロウ・ギュール |
所属 | サーペントテール |
主なパイロット |
叢雲劾 風花・アジャー |
概要
ロウ・ギュールが叢雲劾の依頼を受けてガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドGを熱帯雨林仕様に改装した機体。「セカンド」に次いで開発されたことから「サード」と呼ばれる。
ジャングルのような密林地帯や悪地での運用を想定した仕様で、高温多湿で障害物の多い機械にとって過酷な環境を考慮した機体となっている。新造された大型のV字型アンテナを有する頭部にはジャングルに対応したセンサー強化に加えて、ニュートロンジャマー下での通信手段を多数搭載しており、リーダー機として部隊を率いることも可能となっている。また、この頭部は従来の物と同様に一部パーツを換装することが可能で、アンテナが1本でバイザー型の物も用意されていたとされる。
セカンドの特徴であった両肩のフィンスラスターはオミットされているが、代わりとして背部に可動式のスラスターユニットが装備されている。これはフィンスラスターを大型化した推進器で、本機独自のユニットであるため使いこなすには高い戦闘技量を必要とするが、陸戦において高い機動性を発揮する他、近距離戦においてトリッキーな動きを可能とする。肩部の装甲を変更すると共に腕部の装甲も変更されており、可動を阻害することなく防御力を向上させている。
武装面でも障害物の多い密林などに合わせて最適化されており、ビーム兵器は最小限に留め、格闘戦に主眼を置いた調整が施されている。主武装は過酷な環境を考慮して信頼性の高い実体剣である大型ソードが両腕に装備され、ビームライフルは補助装備として腰部にマウントされている。さらに脚部を中心に各所に武装を内蔵することで対応力を高めており、あらゆる局面で戦闘力を発揮可能な機体である。
なおサードはあくまでも機体各部の装備を変更した仕様であるため、セカンドに再換装することも可能である。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS
- 初出作品。パイロットは叢雲劾、風花・アジャー。
東アジアにおける戦いに投入され、ルドルフ・ヴィトゲンシュタインのグフイグナイテッドの右腕を斬り落とした。また地球連合軍基地に現れたトロヤ・ノワレのガンダムアストレイ グリーンフレームとも戦って勝利したが、スーに奪取されたライゴウガンダムには苦戦を強いられている。第四軍に制圧されたザフト軍基地の攻略作戦にも参加し、ルカス・オドネルのキャリバーンライゴウガンダムと交戦して撃破した。
装備・機能
特殊機能
- トランスフェイズ装甲
- コックピット周辺に採用された装甲。偶然地球連合軍のトランスフェイズ装甲と同じ機能となった。
武装・必殺攻撃
- 大型ソード
- 両腕部に着脱可能なジョイントを介して装備されている折り畳み式の大型実体剣。刀身はレアメタル製で、劾の技量も相まって非常に高い威力を発揮する。対ビームコーティングが施されているため、ビームを防ぐことも可能。
- アンカーランチャー
- 刀身後部に装備されている刃状のアンカーランチャー。折り畳み状態でのみ使用可能。
- 専用ビームライフル
- リアスカートに2挺装備されているブルーフレームサード専用のビームライフル。本機のメイン火器であるが、ジャングルという環境においては補助的に用いられる。銃身後部にはアーマーシュナイダーが収納されている。
- 対装甲コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
- 両脚の踵部に装備されている戦闘ナイフ。セカンドの物と異なり内蔵式ではなくなり、ナイフ型となっている。
- 隠し腕
- 両膝部に装備されている武装ユニット。展開することで蹴撃時に使用される4基のビームサーベルが発振される他、先端部にはビームや散弾、ニードルやトリモチを発射可能なランチャーが内蔵されている。
対決・名場面
関連機体
- ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドG
- 原型機。
- ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドリバイ
- サードのデータを基にしてセカンドLを改修した機体。