ザク・マシーナリー
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ザク・マシーナリー | |
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外国語表記 | ZAKU MACHINARY |
登場作品 | |
デザイナー | 倉持キョーリュー |
スペック | |
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分類 | 量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | MS-11R |
頭頂高 | 18.7m |
本体重量 | 59.1t |
全備重量 | 96.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,940kw |
スラスター総推力 | 114,800kg |
装甲材質 | チタニウム・コンポジット |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
開発拠点 | グラナダ |
所属 | ネオ・ジオン残党 (セラーナ・カーン派) |
所属部隊 | 親衛隊 |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が接収したアクト・ザクをリバースエンジニアリングし、近代化改修を加えて新造した機体。アナハイム社第3営業開発部部長のフランチェスカ・メレルによってネオ・ジオン残党セラーナ・カーン派に破格の条件で売り込まれ、軍内の発言力強化を目的に親衛隊の主力機として生産委託が決定された。
アクト・ザクは一年戦争当時の機体のため、世代で言えば既に時代遅れであったが、ティターンズでギャプランの随伴機として実戦運用されており、その性能は実証されていた。特に現行機と同規格のビーム兵器の運用が可能であり、量産機ながら全身にマグネットコーティングを採用しながらもリミッターで抑制する必要があるまでに鋭すぎる反応性が特筆すべき点として挙げられる。
ネオ・ジオン残党に売り込まれた試作機は軽快な運動性と新鋭機以上の反応速度を有し、理論上はディマーテルの高速戦闘にも追随出来る一方、装甲は旧世代の物を使用し、パワーや火力面ではザクIIIに遠く及ばないという、「悪くは無いが難しい」機体であった。相当な腕利きでなければ難渋し、デチューンしてはただの旧式に成り下がるものの、親衛隊結成が急務であったセラーナ派としては、「腕利きでなければ親衛隊は務まらない」として、操縦性の難については目をつむっている。
試作機は原型機とほぼ同一の外見をしていたが、その後外装の大幅な刷新などを経て量産仕様が決定している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
- 初登場作品。ネオ・ジオン残党の運用する主力機として運用された。
- 機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
- 第9話で機体のバックボーンが明かされ、ネオ・ジオン残党に提供されるまでの経緯も語られた。
装備・機能
特殊機能
- マグネットコーティング
- アクト・ザクにも搭載されていたモノポールを安定固着させる磁気塗膜。フィールド・モーターの反応速度や駆動性を向上させる技術で、マシーナリーに現行機以上の反応速度を与えている。
武装・必殺攻撃
対決・名場面
関連機体
- アクト・ザク
- 原型機。
- ザク・マシーナリー (エルナルド・バト機)
- エルナルド・バト専用にカスタマイズされた機体。狙撃用ビーム・ライフルを運用するためのジェネレーターの外装やバックパックの換装などが行われている。
- ザクIV
- 同じく第一次ネオ・ジオン抗争後に運用されたザク系列機。