タイラント・ソード改アグレス
SX・NFR-01SES アグレス(Aggress)
- 登場作品:TYRANT SWORD of NEOFALIA
- デザイナー:藤田一己
- 分類:ソード
- 全高:不明
- 重量:不明
- 出力:不明
- 装甲材質:ガンダリウムγ(推定)
- 主動力:SEドライブ
- 開発組織:アナハイム・エレクトロニクス社13開発局ネオ・ファリア
- 主なパイロット:キース・マクレガー
アナザーストーリー「TYRANT SWORD of NEOFALIA」の後期主役機。
実戦において露呈したタイラントの問題点を改修した完成機。タイラント改で、名前が「アグレス」である。
上層部のシナリオでは、タイラントは木星師団の牽制任務において撃墜され、その任務を果たしつつ葬り去られるはずであった。余りにも高性能過ぎるソードの存在は、現在のパワーバランスを崩しかねないとても危険な存在だったからである。だが、同機の能力はその予想を上回るものであり、「無事に任務を果たして帰還してしまった」のである。
この事態を重く見た上層部は、同機に更なる任務を与えた。それは「木星師団」の追撃・殲滅であった。つまり、1機で1勢力を殲滅せよという命である。
本機は、この不条理な命令を受けた開発チームが、これに反抗する形で作り上げたものであり、試作段階であったタイラントに急ごしらえで最大限の戦闘能力を持たせる為の改修が行われた機体である。
具体的には、不安定だったジェネレータを補う為に元々搭載されていた3基のSEドライブに加えて、2基の通常サブジェネレータを搭載。頭部左右にΖのビームライフルを改修したビームバルカンを搭載。また、同機からビームサーベル及びシールドを流用。更に建造が間にあった2機のスレイヴ、試験機であるネモ・ソード改をモビル・ファンネルへと改修し実戦投入した。
決戦においては、パイロットであるキース・マクレガーがネクスト・ワンとして覚醒しつつあった事もあり、木星師団を全く寄せ付けず、同師団の戦艦、巡洋艦、主力機動部隊全てを殲滅し、帰還すると言う冗談の様な戦果を上げる事となった。
その後、本機がどの様な経歴を辿ったかは不明である。
登場作品と操縦者
- TYRANT SWORD of NEOFALIA
- 後期主役機。
装備・機能
特殊機能
- SEシステム
- 『SE』関連の各機構を有したオーパーツとしか言い様が無い革新的システム。
武装・必殺攻撃
- メガビームポッド
- 頭部に搭載されたZETAのビームライフルを改修したビームバルカン。
- ビームサーベル
- ZETAから流用したビームサーベル。
- 熱弾型SEキャノン
- 熱弾ビームキャノンなどとも呼ばれる。SEドライブによって得られる圧倒的なエネルギーを元に『火球』を高速連射する兵器であり、一般的なミノフスキー粒子のビームでは無いらしい。対象物に着弾するとエネルギーが解放され、内部から破壊するとされている。
光以外の熱量発散が殆ど無い宇宙空間なら未だしも、大気のある地球上などでは使用して欲しく無い武装である。 - SEフィールド(武装名無し)
- SEフィールドのエネルギーや空間崩壊の奔流を放出する事で、対象を殲滅する超兵器。
対決・名場面
関連機体
余談
- 当初のプランでは、本機1機に対して、パシケファロ×3、アパト×2、イクチオン×1、スレイヴ×2の部隊となる予定だった様である。
この状態を1ユニットとしたSEウェポンシステムが完成した際の本機の総合的な戦闘力はU.C.0088頃の地球圏全MSに匹敵するものである事が語られている。また、本機の前では、全てのMSがスローモーション以下に等しいとも言われている。単機の時点で、ΖΖ(恐らくジュドー搭乗時)ですら接触後5秒も持たないとされており、その戦闘力は推して知るべしである。